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AIがある前提だと仕事のアウトプットが変わるという例

こんにちは!

なんか「2025年から2027年くらいかけて、AIをどれだけ自然に使うかが日本人の生産性にとってとても重要だよなあ」と思ってるんですが、、

みんな基本的にめちゃくちゃ優秀なのに、優秀だからこその思考の引っ掛かりで使いづらそうにしているのがもったいないなと思っているので、今年のアル開発室はだいぶAIの話に寄せていこうかなと思っています。

この数年はここの改善をするのが一番、仕事に効きそうなので!

んで、というわけでこのnote版の「アル開発室」、初月無料になる設定にしました。こう言ってはなんですが、有料会員になると過去の投稿も相当数読めてしまうので、色々読んで継続するかどうかを決めればいいと覆います。

あと、1月末までのクーポンも出したので、使ってみてください。

2025年こそAIを使いたい人向けクーポン (1ヶ月無料)
コード:5VYnZt1mlA6B

どう使うかはよくわかりません!なんかやってみてください!

で、最近「初心者の人向けの、AIの記事」みたいなのをたくさん書いているんですが、

今日は「AIがあると、そもそも仕事のアウトプットが変わってしまうよね」みたいな話を書きたいと思います!

どういうこと?

結構僕もやってしまいがちなんですが、仕事をする上でAIを活用しようとすると「とあるプロセスの一部分だけをAIで最適化しようとする」という発想になってしまうんです。

例えば、僕が英単語帳を作る編集者とかだったりするとします。そうすると、「単語の解説は100文字だけど、いつも100文字にまとめるのが大変。そうだ、書いた文章を100文字に要約するのにAIを使おう」みたいな感じです。

これはこれでもちろん間違っていません。うまく使えば業務の短縮になります。これで「わー、楽になったなー」となることは僕もよくあります。

しかし・・・。よく考えると「AI時代に、英単語帳を作るとしたら、本当に解説って100文字か?」という点があります。


まず話をわかりやすくするために、まずは「紙しかなかった時代と、インターネットがある時代」ではどうかわったのか?を説明します。

例えば、百科事典。紙しかなかった時代は、ものすごい量の本でした。もしかしたら「おじいちゃんの家に百科事典があった」という人もいるかもしれませんが、本棚を埋め尽くすほどあったりしたそうです。

一方で、これは、「紙の紙面という縛りがあるので、大量に解説は書けない」というのもあります。どこかで妥協をしないと、本がどんどんと分厚くなってしまうわけですね。

一方で、インターネットができてから、この状況は変わりました。インターネットでは、いくら書いても配布するほとんどコストが変わらないですし、リンクで飛べるので、スペースという概念をあまり気に必要はありません。

Wikipediaは詳しい項目はびっくりするくらい詳しかったりしますよね。あれの全部を印刷して本として出したらものすごい量になってしまいます。

しかし、スペースの限界がなかったとしても、インターネットで有益な情報が無限に作られたかというとそうでもありません。どうしても書く人間の作業がいるからです。

Wikipediaは「誰でも書いていい」という形にして、ボランティアの人たちが書いているからこそ成り立っています。だからこそのイノベーションだったわけですが、Wikipedia以外では、ボランティアであそこまでの規模を出せたところはほとんどないはずです。

というわけで、話をまとめると

①紙の時代は物理の限度があるので、分量をそもそも書くことが難しい
②インターネットになっても、書く工数は変わらないので分量を増やせたのは、Wikipediaのような一部だけだった

ということです。

英単語帳なら

んで、話を戻して「英単語帳を作るとしたら・・・」なんですが、、

まず、紙の英単語帳はどうなっているか?です。

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