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『左ききのエレン』slothコラボ衣裳販売記念 かっぴー×けんすうスペース対談(前編)

こんにちは!

現在、漫画『左ききのエレン』とslothのコラボ衣装を一週間限定で販売しています。『左ききのエレン』はシリーズ累計300万部を突破した、クリエイター群像劇です。noteで毎週木曜日に最新話が公開されています。

今日は、コラボ衣裳のオークションと販売を記念して、原作者のかっぴーさんと配信で話した内容を記事化してお届けします。

こちらの記事の内容は、X(Twitter)スペースの録音で聴くこともできます。


なお、かっぴーさんのYouTubeに出たときの対談は以下です。こちらもNFTについての話題なので、あわせてどうぞ!


コラボ衣裳「新月」のこだわりポイント

けんすう:かっぴーさん、こんにちは。

かっぴー:こんにちは。

けんすう:はい、というわけで、かっぴーさんとけんすうによるslothのコラボの衣装記念対談でございます。よろしくお願いします。

かっぴー:よろしくお願いします。

けんすう:X(Twitter)スペースはだんだん聞く人が増えていくような形なので、最初は雑談しながらいきたいなと思うんですが、簡単にかっぴーさんの自己紹介からしていただけますでしょうか。

かっぴー:漫画家をしております、かっぴーと言います。元々広告代理店で働いてたこともあり、広告代理店を舞台にした漫画を描きまして、それが今回コラボさせていただいてる『左ききのエレン』という漫画です。

劇中に出てくる、主人公の代名詞的な黒いコートがありまして。それが今回slothくんが着てくださっている「新月」っていう名前のコートなんですけど、 漫画の中でも、世界に1つしかない特殊な仕様があるというストーリーなので、今回それを1個だけ別で作ったらおもしろいよねっていうので、オークションをやってます、ていう感じですね。

けんすう:ありがとうございます。ここにslothのTwitterを貼ってますが、今おっしゃっていただいたように限定版が1つだけオークションでやっていて、これが終わってから一般のコートが100着販売されるという感じになっております。

かっぴー:やばい。これ可愛いっすよね。

けんすう:ありがとうございます。

かっぴー:やっぱうまいっすよね。いいデザイナーさんをお持ちですね。

けんすう:ありがとうございます。社内に『左ききのエレン』のファンが多くて、どういう感じにするとエレンっぽいかみたいなものは、社内で資料としてこのシーンのこれが近いとか、これに近づけるといいんじゃないか、みたいなことを話し合って作りました。

かっぴー:ほんとですか、めちゃくちゃ嬉しい。ありがとうございます。

けんすう:何のためにこのコートを着てるのか、みたいなところからやっぱり考えないと。

かっぴー:そうそう。さすがですね、そうなんです。ちょっと顔を隠すような感じで、襟がついてるじゃないですか。

あれが劇中でもそういう意味を込めて、正体を隠してるバンクシーみたいな感じなので、顔をわざと隠すような作りになってるのが特徴というのを私が伝えれば早かったんですけど、それを察してくれてそうですごいなと。

けんすう:そうなんです。だから、襟もちゃんと、立ってないと顔が隠れないですよねとか。

かっぴー:素晴らしい。そうそう。

けんすう:服の中にスプレー缶を入れるっていうのがあるので、ゆったりしてないと 意味がないというか。

かっぴー:まさにそうですよね。ていうかけんすうさん、本物の新月の洋服の方買ってくれましたよね?

けんすう:そうなんですよ、後で話そうかなと思ったんですけど、これ実は、かっぴーさんの方でリアルな服として発売をしてるんですよね。これがですね、めちゃくちゃいい出来で、 僕も買わせていただいて、かなりヘビーに着てるんですよ。

かっぴー:嬉しい。

けんすう:スプレー缶は入れないんで、ペットボトルとか入れてるんですけど。

かっぴー:内側にね(笑)。ちゃんとスプレー缶入れられるポケットがついてたりとか。

けんすう:しかも左きき用なので、右側にあるとか、その辺もこだわってたんです。

ファングッズとかキャラクターグッズみたいなものって、多くの人が取れるように、普通は若干クオリティが犠牲になってたりとか、なるべく値段を下げようという風にするところ、この新月はめちゃくちゃクオリティに振ってるので、めっちゃいいなと。

かっぴー:今回のNFTコラボも、すごいそれが出ている。

けんすう:ありがとうございます。かっぴーさん経由でいらっしゃってる方も多いと思うので、 私の方の自己紹介もさせていただくと、アルという会社をやっているけんすうというものです。

今、NFT系をやっていて、基本的にはクリエイターさんの活動をいかに後押しできるかみたいなことを目指している会社でございます。

marimoという、ひたすらちょっとずつ育っていくみたいなNFTを売るところから始めたんですが、7分ぐらいですぐ完売したので、NFTっていろんな使い方ができておもしろいなと思いまして。

今回はslothという、 働き者のナマケモノみたいなキャラクターが5000体いるんですけれども、これに服を着せられるというような仕様のコンセプトで作っていて。

かっぴー:はいはい。

けんすう:いろんなクリエイターさんとか、NFTプロジェクトとか、これからは企業系とかがどんどん出てくるんですけど、そういうところとコラボして、 衣装としてNFTを作るみたいなことをやっていたりします。

けんすう:今日の配信のテーマは、まさにこの『左ききのエレン』とコラボしますよっていうお知らせがメインなんですけれども。何か質問ある方は右下の吹き出しマークから質問してくれれば答えられるかなと思います。

かっぴー:そんなのがあるんだ。

2回目のNFTオークション

けんすう:このエレンのコラボ衣装のオークションの状況についてお話ししたいなと思うんですが、今は0.5ETH(※現在は0.55ETHで落札済み)なのかな。

日本円にして13万円ぐらいですかね。はい、という入札状況になっております。

かっぴー:これどうですか、手応え。

けんすう:初速としてはいいですね。『えんとつ町のプペル』とコラボしたオークションが0.2ETHとか0.3ETHで完了したので、すでにそれは超えているというような状態ですね。

かっぴー:そうなんだ。僕、仮想通貨とか明るくないので、あんまりよくわかってないんですけど、仮想通貨って、価格に小数点がつくじゃないですか。少なく見えるんですよね。

「まだ1.00にもなってない」みたいな気持ちで見ちゃってたんだけど、でも冷静に考えて、まだ3人の方しか入札してないと思うんですけど、割と刻んで上がってくのかなと思ったら、一気に0.5いったから、これってけんすうさんじゃない?(笑)。

けんすう:僕じゃないですね。これって運営者が入札すると、ウォレットアドレスでわかってしまうので。

かっぴー:らしいですね。

けんすう:オークションではやっぱりどんなに欲しくても入れちゃダメっていう、値上げさせてしまうのでっていうのがあります。

かっぴー:そうなんですよね。そんな中、僕の前回のNFTアートの販売の時に、Astarっていう、仮想通貨のプラットフォームの取引で、オークションやったらAstarを作った日本人の方が最終的に落札して、「僕、自分のことだけど炎上すんじゃねえ?」って思って、でも基本的には関係者は入札しない方がよろしいんですかね?

​​けんすう:そうですね。この場合は落札まで行っているのでまだしも、普通に1万円で買えるはずだったのが、吊り上げて10万円で売られたみたいに思われちゃうと、問題ですよね。

かっぴー:それはそうか。上げるだけ上げて、あとは誰か買ってくださいはひどい。

けんすう:でもこれ、なぜ刻まないかというと、入札するのにガス代っていう手数料がかかっちゃうっていうのがあるんですよね。

かっぴー:はい。噂には聞いてましたよ、ガス代って皆さんおっしゃってた。仮想通貨の手数料的な。

けんすう:手数料だと思っていただくと一番いいのかなと思いますね。それが馬鹿にならない価格になってしまうっていうのがあります。

かっぴー:そっかそっか。何回もやるとなおさらですね。

けんすう:そうですね。なので、直前に入札する方も多いし、逆に直前に入札しようとすると、今度は忘れちゃうみたいなこともあったりするので、難しいとこですね。

かっぴー:そうか。じゃあ今の流れを読み解くと多分、0.5ETHで入札された方は、よっぽど欲しいと思ってくださって、とどめを刺しに来たのかな。

けんすう:そうですね、あると思いますね。

かっぴー:これから入札が入るかが、見ものですね。

けんすう:ちなみに、手数料がかかったらかわいそうだよねっていうのがあるので、0.1ETH以上の入札だと、我々がそこを払ってキャッシュバックしてます。なので、入札するのは、実はコストかからないようにしてますね。

かっぴー:なるほど、これは上乗せですよね。だから今、例えば0.6ETH入札すると?

けんすう:キャッシュバックします。ちょっと入札ごとにお金がかかったら嫌だなっていう、シンプルな気持ちがあります。

かっぴー:そうっすね、仕事仲間の僕が言うとちょっと嘘臭いかもしれないですけど、 アルさんって儲ける気ないですよね(笑)。

けんすう:あるんですよ(笑)。

かっぴー:あるのか、失礼しました(笑)。参加する僕らの都合ばっかり聞いてくださってる感じがするから。どこで儲けてんだと。

けんすう:いい質問ですね。今回で言うと、かなり多くの割合をクリエイターさんに返すというのでやってるんですけど、一番は、例えばかっぴーさんがNFTやろうと思っても、大変じゃないですか。

かっぴー:大変だし、やっぱり覚悟がいりますよね。

けんすう:いりますよね。で、怖いじゃないですか。ちょっと適当にやったら怒られそうとか。

かっぴー:怒られたもん僕。

けんすう:怒られたんだ(笑)。

かっぴー:だから、ちょっと間違ったことを言っちゃうと、怒られたっていうか、これから始まろうとしている市場だし、仮想通貨とかの話って、いまだに詐欺だとか言う人もいるじゃないですか、極端な話。 

だから、なおさら、間違った情報が世に出ることをすごい恐れてると思うんですよね。

だから、怒られたっていうのはちょっと言い方あれですけど、 みんなそこは、お互い声を掛け合って、それは違いますっていうのを、頑張って治安を良くしようとしてくれてるところだと思うんで。

でも、だからこそ勉強が足りないってどこまでいっても思っちゃうんだよね。だから、始めるのはよっぽど勇気がいると思う。

けんすう:そうですね。技術の話と、マーケットの所作の話と色々あるので、技術的にわかってるけど、「いや、けんすうさん、そんな売り方今しないっすよ」とか言われたりすると、怖いってなりますね。

かっぴー:言われたら怖い。

けんすう:最初にやり始めた時は、AL(アローリスト)っていうのを配りまくんないとダメですよとか。

かっぴー:なんですか、AL。

けんすう:わかんないっすよね。予約権みたいな感じですね。予約権をNFT業界の影響力ある人たちに配って、その人たちは安く買える。一般だとちょっと高くなっちゃうみたいな。

かっぴー:はいはい、優待券だ。

けんすう:初心者からしてみたら、逆に怖くないですか。一般販売で買ってるってことは、高く買わされてるってことみたいになるので、 僕らはやりたくないなとか思ったりしたことありますね。

かっぴー:確かにな。今回、二つ返事で一緒にやりましょうって思ったのは、自分たちなりのルールみたいなのを守りながら活動されてる印象があったので。

業界的にこうだからこうですっていうのは正しいとは思いつつ、自分たちのポリシーをちゃんと持ってる方が、僕は一緒にやりやすいなと。

けんすう:ありがとうございます。本当に今回で言うと、 NFTを始めづらいクリエイターさんとか、企業さんとかが、slothのコラボで、衣装だけを売るよってなると、やりやすいというか、責任は全部アルさんですよって言えるし、一回やってみて、「あ、こんな感じなのね」っていう勉強もできるとか、そんな感じのことを考えています。

なので、ここで慣れてかっぴーさんが、NFTをおもしろいなと思って、他の人のを買ったりとか、自分でも売ったりとかができるようになると一番いいなと思ってたりしますね。

かっぴー:そうですよね。でもドキドキしますね、オークション。やっぱそわそわしますね。

昔クラウドファンディングをやったことがあるんですけど、やっぱその時の感覚とちょっと似てます。

けんすう:クラウドファンディングすごかったっすもんね。

かっぴー:そう、すごかった。未だに抜かされてないのかな。アニメとか漫画とか、IPモノって言うんですかね、それ系のクラウドファンディングで日本一。

比較するとちょっと失礼ですけど、『この世界の片隅に』よりも上。

けんすう:すごい。5,000万円ぐらいいったんでしたっけ。支援額。

かっぴー:いきましたね、5,000万円ちょっといって、支援してくださった人が3,011人っていう感じで。その時はもうずっとピリピリしてた。懐かしいな。

けんすう:やっぱりエレンは、AstarのNFTのオークションもそうですし、クラウドファンディングもそうなんですけど、その辺との相性がかなり高いんですよね。

かっぴー:そう、不思議とね。Astarの方も、Astar Network上の 取引の中で、今までで一番高い金額で売れた。

けんすう:すごい(笑)。

かっぴー:相場があれですから、ちょっと円に換算するとややこしいんだけど、当時落札した瞬間の落札金額を円に換算したら、約800万円みたいな感じ。

けんすう:すごい。800万円ですよ。

かっぴー:ただ、本当に誰も悪くないですけど、僕に来るのは円だったんで、ちょっと時差があってから、円できたから、めちゃくちゃ差が(笑)。

みんなが「おいかっぴー、美味しい思いしやがって」と思うかもしれないですけど、その感覚の10分の1ぐらいの感じでした。

実際、本業漫画家だから、ここで生計立てようと思ってるわけじゃないんだけど、それよりも、記録を残せた方が嬉しい。

けんすう:そうですね、確かに。

かっぴー:お金集める系で一番取りやすい漫画っていう、誤解を招きそうな。

けんすう:逆に言うとnoteのメンバーシップとかもそうだと思うんですけど、漫画だと圧倒的に1位じゃないですか。

かっぴー:漫画では圧倒的に1位でしょうね、ちょっと調べ方がわかんないんで調べてはないけど、他にいないでしょうね。

けんすう:僕の知る限り、多分noteの有料プランで2番目じゃないかなと思ってるんですけど。

かっぴー:僕もざっと知る限り2番かな。ただ、1番との差がえげつないんで、1番が後藤さんですよね。

けんすう:ですね、元日経新聞の。

かっぴー:後藤さんは2万人以上いってると思うんで、ちょっと比べようがないんですけど。 

でもね、そこに関してはちょっとnoteのメンバーシップっていうプラットフォームがまだ盛り上がりきってないってだけだと思うんで。

まだ参加してる人がそもそも少ないっていうので、あんまりドヤれないですけど。

ハイブランドに負けないものを作る

けんすう:でも抽象的に言うと、お客さんと直接繋がって、価値を感じたものにお金を払っていただいて、それで漫画が成り立ってるっていう、割と珍しい作品ですね。

かっぴー:そうですね。自分をちょっといい風に話させてもらうと、さっきの新月っていうコートを実際に作って売ったって話したじゃないですか。

その時に、けんすうさんが褒めてくれたみたいに、ハイブランドに負けないものを作ろうと思ったんですよ。

たかが漫画家が趣味でやったら、絶対うまくいかないと思ったから、企画は僕がやったけど、 実際にパターンという、洋服の設計図を作る人とかは、ゴリゴリのプロの人とか、素材もハイブランドで使っててもおかしくない生地を使ったりとかこだわったんですよね。

代理店出身っていうのもあるかもしれないですけど、企画とかイベントとかお祭りが好きで、 そういうことを度々やってるんだけど、いちいち本気でやってるんですよね。

漫画関連のやつだからとなめられたくないし、 多分その積み重ねがあるから、信頼されてると思うんですよね。

けんすう:なるほど。
 
かっぴー:変なもん売らないって、思われてると思うんですよ。だから作るたびに買ってくれるのかなとは思いますね。

けんすう:確かに、簡単に作れるTシャツサービスとかでグッズ展開しているところもあって、それはそれでファングッズとしては非常にいいなと思うんですけれども。

かっぴーさんが作るやつは本当にアパレルブランドとしてのクオリティだろうなっていうのがあるので、僕も買ったんですけど。

かっぴー:そうですよね、知ってます。ちゃんとね、購入履歴見てるんで(笑)。 

けんすう:アピールとかなんでしょう。SNSウケのためとかじゃなくて、普通に買ってますからね。

かっぴー:本当そうですよ。買って黙ってるから、買ったよって騒いでほしい。

けんすう:そうだ、普通に騒いだ方がいいですね。

かっぴー:けんすうさんが、僕の宣伝部長に任命されたんで、今。

けんすう:宣伝するぞ。

かっぴー:けんすうさんも多分同じで、本当にいいものしかいいって言わないじゃないですか。

それって当たり前だろってツッコミが入りそうだけど、そうでもないじゃないですか。

人間だし、付き合いとかでね、本送ってもらったら一応言っとくかとか、やっぱりちょっとあると思うんです。

でもけんすうさん、本当にないんですよね。本当にいいと思ったもんしか言わない感じがしてて。

けんすう:そうっすね。だからもう献本とか一切もらわないようにしてますね。

かっぴー:ですよね、そこがやっぱ信頼できる。だから、フォロワーの人もそれでけんすうさんの情報をちゃんと追ってるんだろうなって。

けんすう:もらったり奢ってもらったりしてから紹介して、バレた時に2人とも炎上するとか起こり得るじゃないですか。 

献本して紹介してるんだろっていうので何か言われるのもあれだし、献本の仕組み自体、本を売るためには必要だと思うので、普通にみんな紹介していいと思っているんですけれども、僕は「献本します」って言われたら、全部自分で買ってますね。買った上で読むっていう。

かっぴー:信頼できますね。

けんすう:気が弱いんでしょうね。

かっぴー:献本は受け取るんですけど、ちゃんと自分で読んでからどっちにするかというか、ちょっと偉そうですけど、 よかったら言う。っていうのは当たり前で。

ただ、催促がきたりするんですよ。「まだツイートが見えないんですけど。」みたいな。「本届きましたよね?」みたいな。

けんすう:ちょっときついっすね。

かっぴー:ちょっときついから、「はい!本は届いてますー!」とだけ返します。

けんすう:元気よく(笑)。

かっぴー:元気よく。基本的に最後を伸ばしてビックリマークをつければ全部許されると思っています(笑)。

けんすう:それはちょっとプレッシャーだな、むずかしい。

かっぴー:むずかしいけど、本当に気持ちはめっちゃわかるんですよ。

僕も漫画家なんで、漫画の一巻とかすっごい大事で。発売直後に売れてないともう「打ち切り決定」とかになりがちじゃないですか、漫画って。だからそこのシビアさは知ってるけどっていうね。

けんすう:難しい。最近はもういいと思った本は自腹で100冊買って配るみたいなことをしてるんですけど。

かっぴー:あれ、ほんとに逆転の発想っていうか、一見するとそっちの方がちょっと穿った目で見られそうじゃないです。

けんすう:はい、そうですよね。

かっぴー:でも、多分けんすうさんの積み上げてきたイメージがあるから、本当に買ってるぞこいつって思われてんだろうな。

けんすう:そうっすね。だから、もはやリンクを貼っただけで紹介しても、リスクを背負っていないので、信じてもらえないんじゃないかみたいな、脅迫概念が若干あって。 めっちゃいいと思ったから、「100冊分買ってもいいぐらいいいと思ってるんですよ。」って言いたくなったっていうのもありますね。

かっぴー:確かにね。最初に話した、落札までちゃんとしていれば文句言えないな、みたいな。本当に対価を払って応援してるんだなっていう。難しいですね。

けんすう:難しいですね、『左ききのエレン』のコラボ衣装のオークションやってるので、これでも配信中に入札があったら、めっちゃ盛り上がると思って。

かっぴー:さっきからめっちゃリロードしてるんですよ。

けんすう:みんな、かっぴーさんがかわいそうです(笑)。この配信中に入札した人がいて、連絡をくれれば何かプレゼントしますよ。

かっぴー:マジっすか。15ETHぐらい。

けんすう:すごい、もう入札し放題でしょうね。ノーリスクで300万円もらえるっていう。

かっぴー:それすごい(笑)。誰でも入札するわ。

※2023年8月15日時点の対談です。


というわけで、かっぴーさんとの対談の記事前編でした。後編に続きます!

『左ききのエレン』slothコラボ衣裳は、現在下記サイトで販売中です。

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