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転売で値上げを期待する人が買うのが好きじゃないのかもしれない

こんにちは!

今日は転売について書きたいと思います!前半はいわゆる普通の転売について書きつつ、後半は「NFTの中心が、マーケットプレイスでの二次流通に偏りすぎるとよくないよねえ」みたいな話をします。

どちらかというと、単なるお気持ち表明です。

本題に入る前にお知らせです。以前、ここのnoteでも書いた、「きせかえできるNFT」のslothですが、事前販売が始まっています。コンセプトとしては、初心者向けで、転売などを目的とせず、ゆったりと長く楽しめるNFTを目指しています。

noteのフォームから入力していただいた方は、今買える状態なので、ぜひチェックしてください!

ではいきます。

転売は必要?

なんか、転売のぜひについて考えようと思ったことがあって調べたことがあるんですが、経済学者の人とか曰く、転売はあったほうがいいらしいです。

というのも・・・。転売をする人は「時間があってスキルがない人が多い」らしいんですね。なので、その人達が時間を使って、お金を稼げるようなものは、経済を回すのに役に立っていると。お金はある人は、そこから買えばいいし、メーカーも小売店も売れるので損していないよね、という話でした。

また、転売をする人も、ただ稼げるだけじゃなくて自分で在庫を抱えるリスクも抱えているし、安く買って高く売るのは商売の基本でもあろう、と。

「まったくスキルがいらなくても稼げる仕事を潰してはいけない」という論調だったんですが、そのときはフムフムと思って読んでいました。

だけど・・・。そこから数年経って考えてみても、やっぱりどうしてもその行為があまり好きじゃないなあ、という風に感じています。

たとえば

ちょっと前に、スウォッチ x OMEGAのコラボ製品が出たんですがこれはものすごい行列騒ぎとかに世界中でなっていました。

僕も「ほしいなあ」と思ったんですがその熱狂に押されてしまって買わなかったんです。

こう、言い方はアレですが時計好きの人いわく「今まで時計とかに興味がなさそうな人が大量に並んでいた」といっていました。すべてが転売する人だとは思いませんが、ただ買って売るだけの人が多くいたことが推測されます。

また、今度、ティファニーとナイキのエアファフォース1のコラボが出るらしいんですが、まだ発売前なのに、定価二次流通市場だと80万円近くの値段がついてるらしいです。

なんかすごい熱狂ですね。

僕も、超限定の服とかが売って、でもどうしても並べない時に、メルカリですぐに出た新品二次流通を買うときがあります。アルバイトを雇って並んでもらう手間を考えるとありかな・・・とも思うんですが、なんとなくこれがいいんだっけ・・・という気持ちにはなります。

なぜあまり好きじゃないのか?

で、なんでこういう流れに対して、自分があまり好きじゃないのか・・・と思ったんですが、「人の興味がお金の話になってしまう」からです。

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