PRをするためにカテゴリを勝手に作って、その中に紛れ込ます方法
こんにちは!
今日は「なるべくお金をかけずにPRをしたいよね」というスタートアップあるあるの課題に対して、何をやったか、みたいな話をしたいと思います!
なるべくお金をかけずにPRしたい!
おそらく、アル開発室にいらっしゃる方の中でも、集客とかに困っている人というのは多くいると思います。
というか、だいたいにおいて一番困るのが集客です。
よく「とはいえ、けんすうさんは、Twitterのフォロワー数が20万以上いるので、、集客やPRには困らないでしょう」と言われたりするんですが、まったくそんなことないんです。
たとえば、新規サービスを出してTwitterに投げても全く反応ないときもあります。
有名な人が作ったから、とかで簡単にいくものではありません。芸能人がお店やブランドを作っても、流行るかどうかは別だったりしますよね。なので、どうPRをすればいいのか、というのはかなり知恵を絞らないといけません。
PRと広告の違いはざっくりというと、広告はメディアの広告枠を購入して、届けたいお客さんにお金を払って知ってもらうことです。PRは、メディアが取り上げたいと思う内容を知ってもらって、メディアの人のコンテンツになることで、お客さんに知ってもらう、という感じです。
PRの方法はいくつかあるんですが、僕がやるのは「キーワードを作って、そのキーワードを流行らせる」みたいなことをやります。
簡単にいうと、ジャンルを作ってしまう感じです。
プロセスエコノミーなどのジャンルを勝手に作る
たとえば、最近でいうとクリエイターの作業中を配信するという「00:00 Studio」というサービスを作ったのですが・・・。
ここでやったのは「プロセスエコノミー」という言葉を作ったことです。
プロセスエコノミーとは、「アウトプットだけじゃなくて、これからはプロセスも一つの稼ぎ方になる」みたいな概念です。すでに、キングコングの西野さんや、作業配信をする人、プロセスを公開する人(クラウドファンディング)など、多くの成功例があったのですが、これらをまとめていう言葉がありませんでした。
これについて、まずブログを書きました。
そうすると
プロセスエコノミーという概念があるらしい、と話題になる
すでにやってた人たちも言葉を使い始めてくれる
ちなみに「00:00 Studioという、プロセスエコノミーを体現したサービスがあるらしい」
というので、話題にのぼりやすくなったんです。実際に、テレビの取材や雑誌の依頼がちょこちょこ来たりしました。
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