コラボ型きせかえNFT「sloth」について、けんすうさんに色々きいちゃおう
こんにちは!
今日は、2月3日に開催した、ブドウちゃん、ヒオキンさんとの「sloth」についてのトークを記事用に編集したものになります!
slothとはこちら。
ブドウちゃん:6000億万こんにちは、こんにちは、こんにちはでーす!
けんすう:よろしくお願いします!
ヒオキン:ご本人で間違いない?
けんすう:本人です。なるほど、こういうノリなんですね(笑)
ヒオキン:すいません(笑)じゃあ簡単にプロフィールと、slothプロジェクトの概要をお伺いできますでしょうか。
けんすう:はい。私は、元々インターネット業界に長くおります。
コミュニティサイトをやったり、いろんなメディアをやったりしてたんですが、最近はNFTプロジェクト系のツールや自社プロジェクトを作ったりしています。
slothは「コラボ型きせかえNFT」みたいな言い方をしています。ナマケモノの本体と呼ばれる元になるキャラクターがいて、その上にいろんな衣装やアイテムのNFTをつけて楽しめる、みたいなプロジェクトです。
企業やクリエイターがNFT参入するハードルを下げる
ヒオキン:仮に企業さんが関わる時は、その衣装にロゴとかが入る形になると思うんですけど、その本体NFTは個数の上限が決まってるんですか?
けんすう:本体は数が決まっていて、5,000体です。
今いろんな企業が「NFTをやりたい」と相談に来てくれるんですけど、NFTはマーケティング、売り方、その後のマネジメントまでかなり特殊じゃないですか。
ヒオキン:うんうん、そうですね。
けんすう:手間もかかるし、1回売って終わりじゃないので、そこで「うっ・・・」ってなっちゃうんです。
例えば企業だと、担当者が辞めたり、異動になったらどうしようとか、そういう問題も出てくるので、「NFTやりづらいよね・・・」となってしまいます。
それだと、日本のNFT自体が盛り上がらなくなってしまうので、だったらslothの衣装コラボで、まずはちょっと参入してみませんか?と。
ブドウちゃん:うんうん。
けんすう:例えば、フィットネスジムさんだったら、 フィットネスの服やロゴが入った服を提供して売ることによって、ライトにNFTプロジェクトをスタートできます。
それに関わるデザインや販売サイト、コミュニティなどは全部我々(アル社)がやるので、企業側は楽ですよね。そういった、コンテンツにおけるプラットフォームみたいなことを作ろうと思ってやっています。
ヒオキン:これは本当にすごいと思います。ユーザーは、OpenSeaのコレクションなどからslothちゃん用の衣装を購入する形になるんですか?
けんすう:Mintサイトみたいなのがあって、そこで販売することを想定しています。もちろん、二次流通すればOpenSeaとかでも買えるようにはなります。
ヒオキン:なるほど。
けんすう:ただ実際には、OpenSeaなどで「衣装だけを売る」パターンと、「衣装を着た本体ごと売る」パターンがあります。
本体にも色々な顔や色があるので、それに合わせためちゃくちゃいいコーディネートを作って、それを二次流通すると高く売れる・・・みたいなことも想定しています。
ヒオキン:楽しそうですね!
ブドウちゃん:企業さんが入りやすい設計にしている、ということですが、例えば私がパーツ(のクリエイター)として参加する方法ってあるんですか?
けんすう:「コラボ依頼」としてお話いただいたいくつかの人気NFTプロジェクトさんとコラボするケースもすでにあります。
企業については、みんなが知っていて「この衣装ね!」ってなる方がおもしろいと思っているので、そういうところは我々の方からお声がけしてます。
ブドウちゃん:すごい楽しみですね。リリースが2月14日ということなんですが、もう近いですよね。
けんすう:怖いですね、やばい・・・。
ブドウちゃん:いやいや(笑)
リビール(Reveal)もあるそうですが、その辺のスケジュール感をお伺いしてもいいですか?
けんすう:2月14日にAL(アローリスト)・優先購入券を持っている人が買えるプレセールがあり、リビール前の「エッグ」と呼ばれる卵の状態のNFTがリリースされます。
ブドウちゃん:え?(笑)
けんすう:ナマケモノって卵から産まれないんですけど(笑)
卵は3月ぐらいにリビールされます。それから、衣装を変えたり、アイテムを変更したりできるようになります。
リビールしたときに顔の模様(の種類が)ある程度あるんですが、もうちょっと星のシールを貼るとか、顔の模様を変えられる「スタンプNFT」という機能を4月ぐらいに出す予定です。
7月ぐらいには、誰でも衣装NFTを作れるようにしようと考えています。
ヒオキン:へー。
日本のクリエイティブ活動をもっと加速させる
けんすう:1番やりたいのは、「実力あるけどまだ知名度がない」というデザイナーさんやクリエイターさんが、slothを使うことで物を売ってお金にもなる、みたいなことです。
なので、(やれることの)自由度をアップする、というのが予定としてあります。
ブドウちゃん:もうそんなところまで予定があるんだなと思って、驚きました。
ヒオキン:LINE上でクリエイターさんが、スタンプを販売し始めた時みたいな感じですかね。
けんすう:ですね。元々、「クリエイターエコノミー」と呼ばれるクリエイターさんのためのプラットフォームなどを作る事業をやっていて感じるのが・・・
知名度のある人は何を作っても結構売れるので恩恵に預かれるんですが、知名度がないと、そんなにお金になってないという状態なんです。日本には、すごいクリエイターが信じられないぐらいいるのに!
ヒオキンさん:はい。
けんすう:例えば、コミッションサイトのSkebなどは海外からの依頼も多くて、お金がちゃんと回っている素晴らしいサービスです。
海外の人から見ると、「このクオリティのイラストを描いてもらえて、この値段ってすごく安くない?」という感覚らしいです。
ブドウちゃん:はいはい。
けんすう:日本全体のクリエイティブ活動をもっと加速させるために、グローバルに行きやすいNFTを使って、尚且つslothを着せ替えたいと思えば、NFTをさっと作って売れる、みたいな、そういう流れを作りたいなと思っています。
ブドウちゃん:この番組は、たくさんのクリエイターの方が聞いてるんですが、そういったクリエイターさん個人でも、申し込めば使ってもらえる可能性もあるんですか?
けんすう:そうですね。まだ予定でしかないんですが、誰でも勝手にドンドン衣装を作って、勝手に売れていく、というようになると良いかなと。
ヒオキン:これまでなかった動きというか・・・これぐらい大きなうねりとしてっていうのはなかったです。もちろん、構想段階で考えていた人はいるかもしれないですが。
ブドウちゃん:クリエイターさんがもっともっと世に出るように、知名度のあるけんすうさんが手助けしたいなと言ってくださってるのは非常に興味深いですし、このプロジェクトは楽しみですね。
クリエイターさんの出番も増えていくのかなと思います。
ヒオキン:LINEスタンプだと知名度の勝負になっちゃうけど、slothはそうじゃない勝負に持っていきたいということですよね。
「俺が持ってるこのslothちゃんに、この服を着せたい」という、知名度は関係なく売れるような仕組みになるのかと。
けんすう:そうですね。LINEスタンプだとキャラクターが前面に出るので、IPを持ってる方が有利ですが、slothはIPっぽいものだけではなく、可愛いジャケットや服でも売れる。そういう、もうちょっとだけIPの力に頼らないコンセプトになっている感じです。
ヒオキン:そこが絶妙ですよね。
けんすう:着せ替えだと、パターンが多くできる利点もありますね。
ヒオキン:集めるのも楽しくなりそうです。
けんすう:ありがとうございます。
着せ替えNFTの仕組み
ブドウちゃん:プレセールでは、AL(アローリスト)を持ってる方が、本体と衣装のセットを手に入れられるということなんですか?
けんすう:そうですね。Mintした時には、本体と引き換えられる卵と、衣装と引き換えられるチケットが1セットで買えます。
それに、帽子や靴、左手に持たせるものの3種類の「アイテムNFT」を一緒にMintすることもできます。
ブドウちゃん:じゃあセットで買うとNFTは全部で3つですか?
けんすう:アイテムNFTの方は、1ウォレットにつき最大9個までMintできるようになってます。
ブドウちゃん:2月14日のプレセールでは、本体と衣装のセット販売が0.021ETHでしたっけ。
けんすう:ですね。
ブドウちゃん:「着せ替え」というのは、どこでできるんですか?
けんすう:sloth公式サイト上でできます。そこで着替えることで、例えば「本体」と「衣装」、「アイテム」を合わせると、それらを身に着けた新しいNFTが1つ生成されます。
ブドウちゃん:ちょっと待ってください。NFTがどんどん増えていくということですか?
けんすう:ややこしいんですけど・・・「本体A」と「衣装B」と「衣装C」があった場合、これらを合体させて1つの衣装を着た「NFT D」ができるというイメージです。
ブドウちゃん:元の3つのNFTは、バーン(Burn)されると。
けんすう:そうです。バーンに近い状態ですが、脱ぐとまたNFTが増えます。正確に言うと、バーンされているわけではないです。
ブドウちゃん:そんな技術、聞いたことないです。最新テクノロジーじゃないですか。
けんすう:はい(笑)
衣装を着た本体を買ったあとに衣装を脱がせて、いらない衣装を売ることもできるという。
NFT・Web3に感度の高い会社
ヒオキンさん:ちょっと聞きたかったんですが・・・。
企業が参入してこないとNFT業界が盛り上がらないっていうのは、すごく同意しています。でも、企業の受け入れやすさランキングでいうと、NFTはメタバースよりもだいぶ下だと思ってるんです。
けんすう:うんうん。
ヒオキン:メタバースだったら社内で予算が通りやすいけど、NFTだと「え?NFT?」、「仮想通貨は怪しい!」みたいになりがちです。
けんすうさんの周りでは、興味を持ってる企業がいらっしゃるということですが、その企業さんに共通してるところはありますか?
けんすう:そもそも、最新のテクノロジーに興味があるとか、新しい流れに敏感な会社さんが多いです。
要は、感度の高い会社さんは、もうみんなNFTに対してかなり前向きになっています。
ヒオキン:うんうん。
けんすう:みんなが知ってるような大企業の人などは、興味を持っている一方で、ちょっと言い方が難しいですけど、数年前のNFTブームの時に、割と怪しげな人たちから「IPを使って画像を売ると儲かる」といった程度の話をされていて、その印象が残ってしまっているというのはあります。
ヒオキン:それでやりにくくなっちゃったっていうことですか。
けんすう:逆に、ちょっと先進的な会社さんがそれでやって売れたけれど、「今考えると、こういうものを売りたいんじゃなかったよね。」みたいに感じちゃってるところもありますね。
ブドウちゃん:slothちゃん(のイラスト)は、しもんずげーとさんが描かれたと聞いたんですが、なぜしもんずげーとさんをお選びになったんですか?しもんずげーとさんは、我々もよく存じ上げていて・・・経緯が聞けるとうれしいです。
けんすう:社内でコンセプトを詰めて、いろんなイメージボードを作った上で、「どういったクリエイターさんにお願いするといいだろう?」と数名ピックアップさせていただいたんです。
その中から、1番イメージに合うのがしもんずげーとさんだったので、もう真正面から連絡したら、引き受けていただいたという非常にありがたい話です。
ブドウちゃん:そうか。NFTについて勉強されたうえで、その辺もちゃんと見て選んでくださったということですね。
けんすう:そうですね。色々な方を見させていただいたうえで、1番イメージと近いなという感じでした。
ブドウちゃん:ありがとうございます。嬉しいです。
NFT・Web3のおもしろさ
ヒオキン:けんすうさんって、いまかなりWeb3に軸足を移していっている印象を受けています。どういう部分に可能性を感じて、フルコミットしようと思ったんですか?
けんすう:そうですね。けっこうフルコミットです。
NFTやWeb3って、「インセンティブ革命」って言われたりします。私は、Web1.0ぐらいからインターネットをやっていますが、1.0、2.0ぐらいの時ってユーザーに渡すインセンティブって難しかったんです。
例えば、食べログとかクックパッドって、楽しいから投稿するというのが基本的な行動概念なんです。当然、これをタダでやってもらうのも悪いから、お金を払おうという企業が出てくるんです。
ヒオキン:はいはい。
けんすう:でも、お金を払うと途端にクオリティが下がることがあるんです。人ってお金を渡されて何かやるのが、たぶん1番テンション下がるんですね。基本的に、会社員って会社の愚痴とか文句をめっちゃ言うじゃないですか。
ブドウちゃん:言いますね。私もずっと言ってます(笑)
けんすう:お金ももらわずに、食べログでレビューを書くのを楽しんでいる人たちって、熱量が高いんです。
ただ一方で、食べログが盛り上がれば盛り上がるほど、みんなちょっと違和感も出てきます。「めちゃくちゃ投稿してるけど、儲かってんのは食べログだけだな?」みたいになっちゃう。
ブドウちゃん:なってしまいますね。
けんすう:そういう状態になって、食べログがお金を払い始めると、たぶんレビューのクオリティはめっちゃ落ちてつまらなくなる・・・みたいなジレンマがずっとあったのがWeb2.0です。
私はエンジェル投資もやるんですが、あれってお金を払って会社のプロジェクトに参加するのに近いんですね。株をもらったうえで。
それで、事業が成功するとリターンがすごいし、失敗してもリスクマネーだよねという感じなんですけど、ああいう形がたぶん1番パワーが出るだろうなと思っています。
ここまでが、NFTやWeb3のおもしろさの前提の話です(笑)。
ヒオキン:なるほど。
けんすう:インセンティブを渡せることが、Web3とかNFTの肝かというと、それはちょっと違うとも思っています。
問題は、どうインセンティブを渡せるかではなくて、「誰にインセンティブを渡せるかを決められる」というところがいいんじゃないかなと。
ヒオキン:ほうほう。
けんすう:食べログを例にすると、最初にレビューを投稿した人のデータって、食べログ側は持っていないので、この人が今後も書いてくれる人なのか、1回しか書かない人なのか、インセンティブもらったらすぐやめちゃう人なのかというのが判別できないんです。
Web3の世界って、ウォレットの中身が全部見えるので、その人がどういう動きをする人なのかというのが追えるのが、おもしろいなと思ってます。
ヒオキン:うんうん。
けんすう:「dangoウォレット解析」っていうのを作っています。それを見ると、どのNFTを持っていて、何を無料でもらって、何をいくらで売ったかみたいなことを全部、可視化できます。
それを見た上で、この人ならインセンティブを渡してもいいと判断できるところが、企業の活動として、けっこう画期的なことになるなと思って興味を持っています。
ヒオキン:すごいところから興味を持ちましたね。
Web3のド真ん中でやってきた人だからこその考えや意見だなと感じました。なるほど、そういう見方で見るとおもしろいですね。
ブドウちゃん:私の感じていたNFTの1番おもしろいところとはちょっと違いますが、すごく興味深いです。
ヒオキン:企業のマーケティングとかも相性がむっちゃ良さそうですよね。立ち上げ当初から応援してくれたお客さんがわかるとか。
今、ビッグデータがどうのこうのって言ってる中で、企業がNFT・Web3を活用する1番良さそうな方法って、そこらへんなんですかね。
けんすう:それもありますし、仮にPRADAのイベントのNFTを持ってる人がいたら、その人に対してGUCCIさんはクーポンを出したりした方がいいじゃないですか。買いそうだから。
ヒオキン:はいはい。
けんすう:そういう、会社の垣根とかを超えて、勝手にできちゃうっていうところが超おもしろい。
これまでの10年、そのデータを独占したのがGoogleとFacebokで、彼ら2社で世界中の広告予算の相当部分を占めていたんです。
データを独占すればするほど価値が出るので、それでずっと利益を得られるんですけど、Web3って基本それができないので、超おもしろいと思っています。
ヒオキン:独占されてたものが民主化されて、それをみんなでどう活用していくかっていうゲームになったみたいな。
けんすう:そうですね。今までだったらGoogleかFacebookの広告を出すしかなかったところを、例えばウォレットを見ることによって、PRADAで1万円使ってる人には、 GUCCIでも3000円のクーポンあげるし、10万円使ってれば特別なイベント招待するよとかができると、なんかめっちゃおもしろいなと思います。
アイディアの出し方
ブドウちゃん:僕もけんすさんのように、社会を良くしようとか、いろんな案を出したいなと思うんですが、なかなか出てこないんです。
けんすうさんは、24時間こういうことを考えられてるんですか?どういう向き合い方をされてるのかなと思って。
けんすう:「こういうのできるけど、どうなるだろう?」みたいなことを会社で実装してみて結果を見ます。それを外の人に見せてみて、反応をもらうことで、「ああ、こういうことなのね」と、思いつくことが多いですね。
ブドウちゃん:けんすさんの中では自分の中の正解を探しているに過ぎなくて、それを楽しんでいるんですか?
けんすう:そうですね。
ヒオキン:それこそ、今回のslothはどういうプロセスでプロジェクトになったんですか?
けんすう:まず、これの前にmarimoという、めちゃくちゃ少しずつ大きくなっていくNFTというのを作ったんですよ。
NFTって期待値を上げて、価格を高くすることに比重がかなり寄ってしまっているなと思っていました。
価格が上がるおもしろさは、僕も理解はできるんですが、せっかくコントラクトに色々書けるのに、その部分があんまり掘られていないなと感じて、なにか変えられないかなと思ってmarimoを作ったんです。
ヒオキン:うんうん。
けんすう:marimoだと「時間をかければ偉い」というだけなので、お金持ちとか売買が上手い人は全然パワーを発揮しないんです。
時間をかけて、ちゃんと愛情を持って育てた人のmarimoだけ価値が上がる、みたいにできるかなと思ってやってみたら、けっこう皆さん愛情持って育ててくれています。
しかも半年ぐらいで、まだ5センチになった人もいなくて、まだまだ小さいっていう(笑)。
ブドウちゃん:そうっすね(笑)
けんすう:それがおもしろいなと思って、じゃあ次は何がいいかなと思った時に、絵柄を自分で変えられるとか、NFT自体をプラットフォームに見立てて、その上でコンテンツ作れる、とかがおもしろいかもねと思って、着せ替えプロジェクトを始めました。
marimo 1on1をやる理由
ヒオキン:なるほど。ものすごく個人的な質問ですが、marimoをいっぱい買うと、けんすうさんのコンサルを受けられる、という話をちらっと小耳に挟んだんですが、それってまだやってるんですか?
けんすう:実はまだやっていて、今日も1on1の依頼が4件ぐらい入っています。
インフルエンサーの方でもNFTをやりたいという話をよく聞くんですね。みんな自分のキャラを作って売って、アニメ化とか漫画化したいって言うんですが、漫画の出版社の人とかの話を聞いていても、それってやっぱり難易度が超高いんです。
集英社とか講談社とか、あれほど一流の人たちが一流のクリエイターを集めても、うまくいく作品ってごく一部なんです。そういうレベルのものなので、NFTを売った後に作品を映画化とかアニメ化、漫画化すると大体滑るし、滑ったら事故っちゃうので、僕はおすすめしないんですね。
ヒオキン:うん。
けんすう:そうなると、インフルエンサーの人たちが何をやるかというと、ファンと触れ合える機会を作る方が、単純にNFTとしての価値を保てるかなと思って1回ちょっとやってみてます。
ブドウちゃん:なるほど。私もけんすうさんと触れ合いたいということで、慌てて20個なんとかゲットさせていただきました。
けんすう:いやあ、ありがとうございます。
ブドウちゃん:これで20個買ったらDMすればいいんですか?
けんすう:DMでもいいんですが、「かんたんユーティリティ」というツールを創っています。
例えばウォレットを解析して、「marimoを20個持っていると、このフォームに送れる」とか、「CNPを一度買ったけど、売っちゃった人はここから連絡できる」とか、いろんな条件でユーザーのできることを変えられるというツールを作っています。
1on1をやっているのは、そのテストを兼ねているというのもありますね。
ブドウちゃん:え!ちょっと待ってください。そのツールってまだ世に出ていないんですか?
けんすう:世に出ていないですが、いずれは誰でも作れるようにするつもりです。
(本文注:こっそりでていました)
ブドウちゃん:じゃあ、我々もそういう仕組みを作れたりするんですか?
けんすう:そうです。
例えば、僕が勝手に「ベリロンを持ってる人だけのオフ会をします」とかができちゃう方が、Web3的にはおもしろいだろうと思って作っています。100ETH持ってる人だけの金持ち掲示板をやるとか(笑)
ヒオキン:(笑)
ブドウちゃん:「COVERD PEOPLE」のオフ会を勝手にやりましょう(笑)
というわけで
ヒオキン:じゃあ、最後にslothのプロジェクトについて、改めて告知をお願いできますでしょうか。
けんすう:はい。今AL配りなどをやっていて、アローリストと呼ばれる先行購入券をいろんなとこで配ってるので、よければslothのTwitterをご覧いただければなと思います。
(※ALの配布は終了しました)
公式ページに詳しいスケジュールは全て載っているので、参考にしていただきたいんですが、2月14日にプレセールが始まって3月中に、リビールとサイトオープンがされるというような感じになっております。
ブドウちゃん:公式を見てください(笑)。
けんすう:そうっすね、はい(笑)。
ブドウちゃん:はい。もうお時間になってしまったということで。ありがとうございました!
ヒオキン:ありがとうございました!
けんすう:はい、ありがとうございました!
というわけで、以上になります!ありがとうございます!
NFTを買ったことがない、という方向けのヘルプページも用意しましたので、こちらもぜひご覧ください。
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