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仕事や職場があっていないだけなのに「自分は仕事ができない」と思ってしまうこと、結構ありそ

こんにちは!

先日、キングコングの西野さんと共に、こんなものに出てきました。テーマは「幸せに働く人を増やすには」です。

YouTubeで見れますので、お暇な方はぜひ。

難しいテーマなんですが、頑張って話しています。

で・・・。ここでも出たんですが「仕事や職場があっていないだけなのに、仕事の成果が出ない事から、自分は無能だと感じてしまう」とかってすごくよくある現象だろうなーと思ったので、そのことについて書いてみます。

できる人は何をやってもできる?

色々なビジネスパーソンと話していると、例えば「できるやつは何をやってもできるだろ」という意見とか「できない人は何をやってもできないだろ」みたいな意見を聞くことがあります。

こんな感じのイメージですね。

で、当たり前なんですが、世の中、こんなパッキリと別れた、0か1かではありません。グラデーションです。

「どんな仕事でも、かなりの確率でできる人」と言うほど優秀な人は確かにいますが、上位の5%とかじゃないでしょうか。逆に下位も5%くらいかなという感じがします。

こんな感じですね。

んで、普通の人たちって、仕事内容とか、職場とか、上司との相性によって全然成果が変わったりします。

例えば、僕は「上下関係とか、ビジネスマナーとか、細かい取り決めをきちんと守るとか、理不尽なことを言われても耐えられることが求められる」と言う職場だとほとんどワークしません。

金融機関のとあるところは「メールのCCに入れる順番は、相手の会社の序列、同じだったら入社年日順にする」などのルールがあるらしいですが、その辺りをちゃんとやる、みたいなことを求められたらかなり性能が悪いです。

他にも「毎日飲むことで関係性を構築する」人がうまく行く場とかもダメですね。多分そういう会社に行ったら、ほとんど出世もせずに、すごく怒られてしまいますし、その結果、落ち込んだりメンタルを病んだりしそうです。

一方で「インターネットで記事を書いて読んでもらう」とか、情報を出す、とか、サービス企画をする、とかそういうことになると成果が出しやすかったりします。楽に成果が出ます。

という感じなので「自分に合っていて、自分がやってて楽な割に、ニーズが高いもの」にたまたま当たってしまうと、すごくやりやすくなるし、そういう仕事に当たらなかったらすごく辛い仕事人生になってしまう、と言うのは合ったりしますよね。

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