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基礎や基本をものすごくしっかりと理解するのは大事だよね、という話

こんにちは!

今日は、「世界一流エンジニアの思考法」という本を出版された牛尾さんと方とイベントで話してきました!

牛尾さんは、マイクロソフトでエンジニアをされている方なのですが、「自分はエンジニアとしては三流」といっています。そんな牛尾さんが、一流の現場でやっていくために、組織や優秀な人の挙動を観察して、それを言語化した、という書籍が、本書です。

この本、もうブッ刺さりまして、会社でみんなで読もう!と企画しています。この考え方や習慣を身につけないと、本当に世界で戦っていける土俵にすらいないなと焦りました。

どのあたりが刺さったのか?

まず、この本で書かれているのは、まさにタイトルになっている「一流エンジニアたちの思考法」についてです。

このマインドセットを知るか知らないかで、人生が激変するよねということが書いてあります。

色々なところがめちゃくちゃ刺さったんですが、特に一番ピンときたの以下のところです。社内のシステムの中身について、関わったメンバーが解説している1時間半くらいの動画があるけど、難しくて理解できないと感じた時の話です。

チームのアーキテクチャは非常に複雑なので、各マイクロサービスごとに誰かがつくった内部用のビデオが存在し、シリーズとして各項目を勉強できるようになっている。

そんな複雑なアーキテクチャを把握している彼らのやり方に、私は興味があったのだ。

「いやぁ、ビデオを見ても難しいので 10 回は見てるね。何回も見直して、わからないところはポーズしてメモして見てます」  もう一人の同僚も「やっぱそうなるよね。自分も何回も何回も見た」と言う。

どういうことかというと・・・。そのめちゃくちゃ理解するのが難しい1時間半くらいの動画を、頭のいい天才プログラマたちはすぐに理解しているんだろう、と思っていたら、実は違って「10回くらいみている」ということだったんです。

僕の感覚だと、そういう動画を1回みるのも大変だし、1回みたら「やっぱりわからないから、とりあえず手を動かしてみないとわからないだろうな」と思いそうだなと思ったんです。

でも、頭のいい人たちでも、10回とかじっくりとみて、理解に時間をかけている、ということです。基本的なことや、基礎的なもの、知っておいた方がいいものの理解に時間をちゃんとかけているから、生産性が高い、みたいなことが書いてありました。

ここには結構衝撃を受けたんですが、実は最近同じような経験をしまして。

基礎的な理解がとても重要

それは英語の学習の時です。今まで、僕は、何回も英語を勉強しては挫折していたんですね。何度やっても、しっくりこない。なんかうまくいかないんです。

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