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多めの前提情報が必須の議論場所作りたい話

こんにちは!

今日は「前提の知識が、結構ボリュームある状態で話せる場をインターネットでも作れたら面白そうだよねー」という話を書きます!

休日なのでね、サクッと読めるものにしようかなと思っています。

1記事が独立しがちなインターネット記事

インターネットのメディアの特徴を言うと、これは昔から変わっていないんですが「一記事でどうしても完結しがち」と言うのがあります。

どういうことか分かりづらいと思うんですが、まあ簡単に説明すると・・・。

たとえば本だったら、7万文字とか10万文字の情報を書くことができます。なので、第一章、第二章の前提を引き継いで、第三章をかけたりするわけです。当たり前ですね。

しかし、インターネットって意外とこれが難しいんです。1記事、ぜいぜい5000-1万文字くらいなんです。そして、ハイパーリンクという、要は「クリックしたらその記事にどこからでも飛べる」というものがあるので、より分断されやすい。

僕が記事を書くときは、大体において「ほぼ知識がなく、僕のことも知らない人が読んでいる前提で書く」ということをやります。

なんで、どうしても内容が薄くなりがちです。

それを解決するために、このアル開発室というものもやってみているというのはあります。これはある程度、有料のコンテンツを毎日読みに来ている、という前提で書くことができるからです。

とはいえ、やはり「みんなその月から入ってきて、最初から読む」みたいなことが起きるので、やはりどうしてもそこまでコンテキストを積み重ねられないというのがあります。なんだかんだ言って、アル開発室でも1記事1記事をちゃんと読まなくても大丈夫なように設計しちゃっています。

というわけで、「インターネットのテキスト記事では、どうしても構造上、連続したコンテンツを見せることがやりづらいので、それぞれが独立しても成り立つように作らざるを得ない」みたいになっていたりすると思っています。

切り抜き動画の時代

で、動画とかならそれが解決するかというとそうでもなくて・・・。やはり、YouTubeやTikTokでも、たまたま流れてきた動画を見て、好きになるというケースが多いので、初めての人でも分かりやすいように作らざるを得ないんですよね。

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