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昨日の生徒が今日の先生として一番良いよね、という話

こんにちは!

最近、大谷翔平選手などの活躍によって、小学校とかで「大谷翔平みたいになろうね」みたいな感じで、授業に使われたりするとか、親から「大谷翔平も頑張っているんだから、あなたも頑張りなさい」みたいに言っているケースがあるみたいです。

インターネットでも「大谷翔平はすごいのに自分は何てダメなんだ・・・」と落ち込んだりする人もたまにみます。

で、個人的に思うんですが、「あまりにステージが違いすぎる人を参考にしようと思って、無駄なのではないか」ということです。もちろん「あのくらいがんばりたいな!」と元気が出たりするなら、とてもいいと思うんですが、上記の例だと、小学生たちは「また大谷翔平の話かよ」「先生は、別に大谷翔平ほど成果出していないじゃん」みたいな感じで、すごく醒めた目で見られている、という話も聞いたりしますし、大谷翔平を見て、落ち込んだりするのも、あまり良いことじゃないなあ、と思うんですよね。

というので、「ステージが違いすぎる人の話ってあまり参考にならない」と思っておいた方が心の健康に良いんじゃないかと思っているこの頃なのです。

参考にならない話

僕も、なんかのイベントで、楽天の三木谷さんの話を聞いて「マジで参考にならないな」と思ったことがあります。

これは三木谷さんの話がダメというより、彼のレイヤーだと、もう「日本経済をどうするか」とか「日本の政治をどう変えていくか」みたいなことだったり「世界の経営者たちとどう戦うか」とかだったりするわけです。

僕とかはもう超小さいベンチャーなので、日々食べていくだけで大変だったり、サービスをどう当てるのか、どうお客さんを連れていくのか、とかで悩んでいる段階なのに、そんな目線の話を聞いても「わからん」となってしまうんですね。

というので、やはり「自分よりもちょっと先を言っている人のアドバイスを聞く」というのが効率がいいんじゃないかなあ、と思っています。

昨日の生徒が一番良い教師

なんかで見たんですが「昨日の教師が、今日の一番良い教師だよね」みたいな言葉があって・・・。

これは個人的にもすごい覚えている言葉です。僕が生徒の時も、先生の時も、ですね。

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