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AIよりも「副業人材が来ることで仕事がなくなるものは何か?」を考えてみる

こんにちは!けんすうです。いつもがんばっています!

数年前には「AIによって仕事が奪われる!」みたいなものがすごい話題だったりしました。今でもたまに聞きますが、やはり技術革新によって、自分の仕事がなくなってしまうという恐怖は常にみんなありそうです。

僕個人でいうと「10年後も食っていける仕事なんてないから、諦めよう」という派です。死ぬまで食べていけるスキル、みたいなのとか、手に職、とか、資格とかスキル、みたいなのを求めるとつらくなるんですが、「そもそもない」と考えておくほうがよいのかなあ、と。

んで、、個人的にはAIによって何の仕事がなくなるのか?というのはいまいち読めなかったりするんですよね。というのも「AIによってすっきりとこの仕事が置き換わる」みたいなものではないからです。

たとえば「広告のバナーを作るデザインの仕事はなくなる」みたいな意見があったりしましたが、そういう単純なものじゃないんです。AIによって、広告バナーの完成形が一気にでるから仕事が消滅する、とかではないんですね。

AIによって、何ができるかというと、「バナーを大量に作れるようになって、1日に10万個作れる。表示されるモデルを探さなくていいとか、何がよいかを実験できる」とかのほうが破壊的です。すでにやっている企業はいくつもあります。

そうすると、デザイナーの仕事は

「モデルの写真をもらって、それを元にバナーを作ってクライアントに確認して、修正をする」

みたいな仕事から、

「10万通りのバナーを生成して、それを当てて言って、数字を見た上で傾向を掴みだし、その傾向から、クオリティの高いバナーを作って、結果を出す」

みたいなのに変容するということになります。

このように「大きく変化するけど、その仕事が、そのままなくなる」というものではない、というのは覚えておいてよさそうです。

で・・・。個人的には、AIよりも「副業人材によって仕事が奪われる」というほうが多くなるんじゃないかなあ、と思っています。

どういうこと?

例を出したほうがわかりやすいと思うので書くと、たとえばYouTuberさんがテレビにでるときって、出演料いらないじゃないですか。

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