「気遣いができる人」になるための誰でもできるテクニック
こんにちは1
こんな質問が来たので、答えます!
わ!大変そうです。
これ、なかなか難しい問題で、世の中、確かに「気遣いがめちゃくできているな」という人と、そうでない人が結構分かれてしまうので、この悩みを持っている人も多いんじゃないかな、と思います。
僕も全く気が利かないので、なんとか人間として生きるためにいろいろ工夫しています。
というので、気遣いとは何か?を分解して、なんとかハックできないかというのを考えてみます。結論としては「気遣いアクションを丸暗記してそのままやろう」です。
気遣いアクションとは「こういうふうに行動をしたら、気遣いがあるように見えるよね、という行動」のことを指します。丸暗記して、そのままやっちゃえばいいと思います。
こういう場合、みんな100点とかを取ろうとしてしまうんですが「めちゃく気が効くわけではないけど、気が利かないわけでもない、普通の人」という、50-60点くらいを狙うことは結構テクニックと習慣でできると思うので、それを考える方がいいのかなあ、と思っています。
気遣いとは
まず、気遣いとは何か?の定義です。いろいろあると思うんですが、ここでは
やるとプラスになるものとして「相手がやって欲しいと思うようなことをやってくれたりする」
やらないとマイナスになるものとして「当然するべき配慮やお礼、儀礼などをすること」
とかで考えてみます。要は加点されるものか、減点されるもので分けて考えてみようかなと思っています。
んで、、、苦手な人に「想像力を持ちましょう」とか「相手の立場になって考えてみましょう」といってもできないわけですね。これはそれができないから困っているので、それを求めてもしょうがないわけです。
そして、ここからがとても大事なんですが・・・。相手は「気遣いをしてもらうこと」が大事なのではなく「気遣いをしてもらった、と思う行動を相手がすることが大事」なんです。
この違い伝わりますかね。。本当に気遣いがあるかどうかは関係なくて、特定の行動を実行して、クリアすればいいだけなんです。
で、相手の気持ちなんて大体わからない前提で行動するべきです。イメージするのは、、例えば、猫が喜ぶことをするには本とかを読んで、こうやるといいですよ、というのを参考にすると思うんですけど、そんな感じで、行動だけを真似ればいいと思います。
もちろん猫と同じで、個体差があるので、喜ぶ喜ばないは分かりませんが「まあ、一般的に、このあたりが喜ばれるよね」というのを暗記した上で、それを実践するのが一番楽です。言ってしまえば「こう行動すれば気遣いがある人だと思われる」というものをリスト化して、機械的にやるというイメージですね。
というわけで、まず加点側なんですが、5点ほどに絞ってやってみましょう。
加点に効きそうな行動一覧
1. 面倒なことを代わりにやってあげる
相手が面倒だと思っていることをとりあえずやってあげる、もしくは「やることを提案する」というのがあります。
なので、「面倒で、誰がやっても大差ないもの」を「代わりにやる」という行動をしてみるといいかなあ、と。
飲食店の予約を代わりにする
スケジュール調整を代わりにする
出さないといけない書類や返信を代わりにする
よくあるルーティンを代わりにする
会議資料を印刷しておく
会議室を代わりにとっておく
郵便物や提出物を代わりに出す
お客さんへのメールを打っておく
オフィスの用品の発注をしておく
書類の整理をしておく
経費精算の手伝いをする
などですね。
余裕がある人は、仕事の中で、相手が何を面倒そうにしているのかを考えてみるとかいいかもしれません。
いっそ「何か、私にできることありますか?面倒なことならしますんで」というだけで気遣いポイントは上がります。
2. 気遣いぽいことをいう
気遣いは行動だけじゃなくて、言葉にもでます。これも、パターンを暗記するのがいいと思います。
温度が一定を下回ったら「寒くないですか?」ときく
温度が一定を上回ったら「暑くないですか?」と聞く
何かお願いをするときは「お忙しいところすいません」など」いう
重いものを持っている時には「持ちましょうか?」などという
運転をする前の人には「運転、気をつけてください」などという
風邪や体調を崩して休んだ後に出社した人に「体調は大丈夫ですか?」ときく
休みの連絡の時には「ゆっくりと休んでください」などという
3. 自分じゃなくて周りを活かす
これはちょっと抽象度が高いんですが「自分が目立とうとする」「ポイントを稼ごうとする」という点については、人間はかなり敏感に反応すると思っておいた方がいいので、周りを活かそうとする行動が良いです。
例えば
会話に入っていない人に、さりげなく質問をして会話の輪に入れる
他人の意見をまず肯定する
他人の意見の良いところを発言する
他人の行動の良いところを発言する
誰かが話している時には注意深く聞いている感を出す(真面目な顔で相手の方向を向き、適度にうなづいたりする)
他人が何かしてくれた時に、必ず感謝をいう
人に聞くときには「私には少し難しくて」などと、相手が助けやすい感じで質問する
減点に効きそうな行動一覧
次に減点されづらい行動一覧です。
1. 誰にでも同じ行動をする
分け隔てて言動を変えておくと、気遣いがない、と思われがちです。結構やりがちなのが「後輩とかにはやらないけど、上司にだけはする」とか「男女を分け隔てて対応をする」というのは、気遣いがない人だと思われます。
というので、面倒なので「全部一律で、気を遣う」というのがいいと思うので、上記に挙げた、加点側の行動は一律でやっちゃう方がいいかなと思います。
ちなみに、敬語とかも、全員に対して平等でやる、という方が運用が楽なのでおすすめです。
2. 質問されるまで自分の話は極力しない
基本的に人は、自分の話を聞いてもらいたいので、傾聴を心がけるといいです。この辺りは、本を読む方がいいと思うのですが、質問のリストとか、傾聴のポイントを把握しておくといいと思います。
いろいろな本があると思うので、適当に調べて、自分に合いそうな本を2-3 冊読んで、そのままやればいいと思います。
というわけで
いろいろと書きましたが、まあ、最低限のものとしてはこんくらいのものを自然とやれるようになるのがいいんじゃないかな、と。
そして、最初から全部うまくできるわけじゃないです。このあたりはトレーニングなので、何度もやって、タイミングとかを測ったり、言い方を工夫したりするようにになります。
「バットを持って振ろう」と言われても野球ができるようにならないように、反復練習が大事なので、対人関係で何度も失敗しながらやるといいかなあ、と。ちなみに、今、「気遣いをしようとしているけど不自然なんだよ」とかキレられたとしても、気遣いをしようとして頑張っている場合、数年してうまくなったら何も言われなくなりますし、失敗のことは言われません。
「あいつ気遣いしようとして、何度も寒くない?って聞いてくるんだよ」と言われても、まあ「そこまで悪いことじゃなくないか?」となるので、そんなに悪口も言いふらさないと思うので、気にしないので一番です。
というわけで、暗記した上で反復練習をして、頭空っぽでも、気遣いアクションができるようになる、というのがいいかなーと思ったので書きました!
がんばってね!
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