【保存版】Amazonで総合1位を取るためにやったことの紹介をするよ
こんにちは!
しばらく僕が書いていた『物語思考』の発売日が決まりまして、Amazonで予約開始されたんですが、
こちらが、Amazonの総合ランキングで1位になりました!
「ビジネス・経済」のランキングではずっと1位をとれてたんですが、総合1位がなかなか遠くて・・・。苦労をしてたんですけど、2日たって、なんとか追い上げて1位になりました。
というわけで、これはまた結構ドラマがあったので、紹介します。次に出版をする人とかの参考になればと思っています。
ちなみにこの記事は、100円となっていますが、以下のツイートをRTした人は無料になります。
無料で公開するにはちょっと踏み込んだ内容も多いので、ちょっと敷居を高くしています。
なんでランキング1位をとりたいの?
これは「単に1位だと嬉しいよね」というわけではなくて・・・。どちらかというと、本屋さんに「この本ちゃんと売れますよ」というのを伝えるためだったりします。
なんだかんだいって本屋の力はとても強くあります。僕も、多くの本は、本屋で発見していたりします。本屋は、本の告知場所として最強です。本屋においてもらわないと、そもそも売るのはすごく難しいわけですね。
しかし、僕みたいな無名の人が、本を書いても、本屋からしたら「この本売れるんですか?」と不安になるわけです。
しかし、「Amazonの総合ランキング1位だったんすよ」というと「あ、じゃあ売れるのかなあ」となるわけで・・・。その意味で、1位を取るというのは結構重要なんです。
もちろん、カテゴリ1位でも十分すごいんですが、総合だと「もっとすごい」ということで、総合の1位を狙いたいよね、というのを思っていました。
ちなみに、瞬間的に1位をとってもしょうがなくて、24時間キープしないと、ポップとかにはいえないという業界ルール?みたいなのがあるので、「知り合いとか友達に買わせて瞬間的に1位を取る」とかではあまり意味がないみたいです。
発売前
まず、「いきなり本を書きました、といっても誰も興味もたないよね」というので、結構長らく、ブログとかTwitterで「本を書いているよ」「こういう内容だよ」「4章を書いたから公開するよ」みたいな感じで、知ってもらうようにしていました。
みんなが「あの本、いつ出るんだろう」となるくらいまで、じっくりとやる必要があります。
本の出版自体を黙っておくとか、内容はなるべく秘密にする、とかの手法もあると思いますが、知名度がない著者の場合、遠慮なく出しまくって、本の内容も惜しみなく出すことで、知ってもらう方が良いと思いますし、「こう書いたけど、ボツにしました」みたいなのも含めて、コンテンツになるのでプロセスは公開しまくりました。
こういうのをプロセスエコノミーというらしいです。
ちなみに、本の帯は、糸井重里さんと、ひろゆきさんという、僕に多大な影響を与えていただいた方にお願いをしたのですが、お願いしたわけでもないのに、こんな援護射撃もいただきました。
こういうのはすごく助かりますし、うれしいですね!
発売前の準備
発売日が決まってからもいろいろあります。
強い競合がいないときを狙う
まず、普通に重要なのが「競合が強くないか」です。一番いいのが戦わないことなんです。
なので、「すごく売れるビジネス書の発売日にかぶっていないか」とか「ジャニーズや、坂道系のアイドルの写真集が出ないか」などはかなり気を使いました。とはいえ、発売日が全部読めるわけではないんですが、調べられる限りは調べて「この日だとかぶらなそう」というのを把握しています。
姑息に見えますが、基本的にはランキングって「知名度がない人は不利」なんですね。ホリエモンとかひろゆきとか、落合陽一、とかがビジネス書を出すと、そもそもベース、売れるんです。
さらに、知名度抜群のアイドルの写真集とかになると、ビジネス書とは桁が違うものになるおんで、勝つのは難しい。
なので、結構ここは重要なポイントなんです。
時間を深夜にする
時間も「00:00に発表して予約してもらう」というのをやりました。0時くらいに出版の告知をする人があまりいないというのもあったりします。
このあたり、担当編集の箕輪さんも話しているので参考に。
ちなみに、このYouTubeでも本の内容を全部いっちゃっています。こういうのも「そういう内容なら読んでみようかな」につながります。内容は出し惜しみしないほうがいいですね。
事前に告知をコンテンツとしてしておく
あとは「このタイミングから発売開始だよ」みたいなツイートもします。
ここでもポイントは「単なる告知じゃなくて、コンテンツとして魅力的なもの」にすることが重要です。アルゴリズム的に出やすいように「いいねやリポスト、リプライがつきやすい形にしておく」という意味もありますが、このあたりの小手先的な意味よりも「告知なんて誰も見たくないんだから、コンテンツにしておけ」の意味のほうが強いです。
著者からしてみると「知ってほしい!」が優先されるので、お知らせばっかりになっちゃうんですが・・・。人気者だったらいざしらず、「よく知らない著者が、告知をしてても、興味がなさすぎて、全く目に入らない」というのが実情なので、少しでも読んでもらえるようにする必要があります。
あとは、予約特典みたいなもつけました。Amazonで購入するとPDFがもらえる、みたいなやつです。
予約開始の発表後
0時のタイミングで、僕からツイートで「発売しましたよ!」みたいな投稿をしました。
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