オウンドメディアが次フェーズに来る / 情報コンテンツは、ものすごい深いものが求められる
こんにちは!
僕は、すごい昔からインターネット上で情報を提供するサイトやメディア、口コミサイトなどをやってたんですが・・・。
最近のAIの発展によって、この辺りのルールがかなり変わってきているなあ、という気がするので、そのことについて話したいと思います!
ぬるいコンテンツはChatGTPで十分
ちょっと前まで「Googleとかで調べた情報とか、本で調べた情報をまとめて、長いコンテンツにして、SEO(検索エンジン最適化)によって、上位に出して、たくさんの人に見てもらう」というのは一つのビジネスになっていました。
特に「オウンドメディア」という、企業のサービスや人員募集の告知に使うために作るコンテンツは2010年くらいから10年くらい、盛り上がり続けていました。
しかし、今やChatGPTがあります。
例えば「エフェクチュエーションという考え方があるらしい」というのを知った時に、今まではGoogleで検索をしていました。しかし、今ではChatGPTで十分です。
長くなりますが、以下みたいになります。
GoogleさんのBardでも同じように出てきます。こちらはスクショで。
綺麗に表にしてくれたりするのでわかりやすいですね!
同じように「PDFの情報とかをまとめてくれる」とかもしてくれるので「色々なサイトを読んで、基本的な知識を統合して、パッと知る」みたいなのはもはやChatGPTの方が使いやすくなっています。
というので、このように「ただ情報をまとめてコンテンツにする」というようなオウンドメディアなどはあまり価値がなくなってきてしまっています。
今はまだ検索エンジンを使う人が多いですが、そのうち、だんだんと訪れる人も減ってきそうだなと思います。
じゃあどうなる?
じゃあ、どうなるかというと・・・。貴重で独特な情報のもののニーズがグッと上がってくるんじゃないかと思っています。
例えば「ドロピザ」というYouTuberさんがいます。
簡単にいうと「ワンピースとかをめちゃくちゃに考察してくれる」という人たちです。これのクオリティがすごくて。
ここまで読み解けるんだ、という感動すらあるんですが、相当深く考えているので、他が真似できないんですね。唯一無二になっています。
みんな大好き「コテンラジオ」とかもそうですね。歴史の出来事を簡単にまとめるとかではなくて「独特の切り口から全16話とかで、8-10時間かけて説明する」というのをやっているので、これまた唯一無二です。
こういう、「専門性があって、ものすごく深く考察して、長い時間をかけてみないと見れないコンテンツ」が増えてきている気がします。
もちろん、それの裏側には、ショート動画ブームもあるので、
数秒で摂取できる面白いコンテンツ
数時間かけてじっくりと理解するコンテンツ
の二つが人気なんじゃないかなと。
オウンドメディアが良い感じのコンテンツで「さっと調査したときに出てくる答えを提供する」みたいなやり方をしてたものは、ChatGPTとかでいいよね、隣ニーズが下がっていき、わかりやすく解説するとかは、15秒とか30秒で、めちゃくちゃ端的に理解できるようなものになっていく、というふうに予想しています。
どうすればいい?
そういう仮説を持っているので、今、とあるPodcastをやっていまして・・・。
それは
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