けんすう
何者かになるよりも「バトンを拾う」人になろう
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何者かになるよりも「バトンを拾う」人になろう

けんすう

こんにちは!

たまにはちょっと人生に対しての自分の考えでも書いてみようかなと思います。

最近、歴史について超わかりやすく説明してくれるPodcastの「COTEN RADIO」を聞いてたんですが、、

そこで出てきたキーワードがすごくいいなと思ったので紹介します。

バトンを拾う

COTEN RADIOの教育の歴史についての回を聞いてたんですが、結構知らないことばかりで衝撃でした。

たとえば、昔は「子供」という概念すらあまりなかったらしいんですね。そして、子供を愛情もって育てる、みたいなものも、中世くらいまではあまりなかったと。

それこそ、貴族とかでも赤ちゃんが生まれたら、育ててくれる人のところに預けてた、と。そこでは、赤ちゃんが動くと面倒なんで、おくるみみたいなのに入れて、天井からぶら下げてたらしいです。

当然、結構な割合で死んじゃうんですが、医療が発達していない時代には、赤ちゃんはそもそもかなり死ぬので、それでよかったらしいんです。で、運良く生き残った赤ちゃんは、家をつげるかもしれないので育てる、みたいな、そんなノリだったんだとか。

そして、ルソーなどの啓蒙思想が出てきたりして、教育の必要性とかが説かれたりするようになるんですが、教育をするっていうのはめちゃくちゃにコストがかかるので、公教育が始まるのも結構紆余曲折があったわけです。

本当に、つい100年とか200年とか前には「国がお金を出して子供はみんな教育する」みたいなのは当たり前じゃなかったんです。

でも、多くの人たちが、理想やビジョンを持って、少しずつ考えを広めたり、実践したり、働きかけたりして、今のような教育制度になったと。

誰か一人が成し遂げたわけじゃなくて、みんなで前進していった感じなんです。

これを、COTEN RADIOでは「誰かがつないだバトンを、直接渡したわけじゃないけど、落ちてたバトンをまた誰かが拾って、前に進んでいった」的な感じで表現してて、これは素晴らしいなと思ったわけです。

何者かになることを目指すのが幸せなのか?

ここ最近では、自己実現とか、何者かになりたい、みたいなのがすごく求められる感じがします。

学生さんとかと話すと「何者かになるにはどうしたらいいのか」みたいな相談はすごく多いです。みんな、何かになりたいんですね。

何者かになる、というのがすごい重要なトピックスになっているんです。

しかし、お金持ちになりたい、とか、良い車がほしい、みたいな一昔の価値観と違うところは、「何者かになる、っていうのはどういうことなのか?」がちょっと曖昧なんです。

一昔前は「SNSでフォロワー数を集めることじゃないか?」と思ってた人も多かったんですが、今では、それもちょっと違う?という感じです。

じゃあみんなが考える「何者かになる」、とはどういうことか・・・、というのを考えてたんですが、これって

  • 目立って喝采を浴びる人

みたいなイメージが強いんじゃないかと思ったんです。

要は、芸能人とか、YouTuberとか、起業家とか、インフルエンサーとか、そういう人を思い浮かべていると。

たしかに、こういう人たちは素晴らしい成果をあげていて、みんなから評価されて、影響力を持っててすごいと思うのはわかるんですが・・・。これを目指すことが幸せなのか?というのは最近ちょっと思っているところです。

バトンを拾う人になろう

個人的には、何者かになることを目指すよりも、「バトンを拾って前にすすめる人」になりたいなと最近思っています。

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