新卒からわかる「Fail Fast(早く失敗しておけ)」の理由

割と、大学生とか、新卒の人と話していると、「とにかく失敗を避けたい・・・!」という意思を感じたりすることがあります。

失敗の何がいやかというと

- 呆れられたり、評価が下がったりしそう
- できない人だと思われそう
- 頭が悪いと思わそう
- よくないことが起きそう(クビになる、お金をとられる)

などがあったりしますよね。失敗って嫌ですね。

なんでみんな失敗を恐れるのか、というのを考えたのですが、たぶん、大学生くらいまでは、ずっと「正解を求めるテスト」というのが多かったりするからなのかな、と。合っていたら○、間違っていたら、×みたいな感じです。

僕、他人に「試される」っていうのが大嫌いなのですが、テストって、それを試し続けるやつなんで、好きじゃないです。人を試すなんて、ひどいです。

まあ、それはおいといて。

学生時代はそんな感じで、正解を出せるかどうか試されるのに、社会にでると、ちょっと違うんですね。

むしろ、「失敗を恐れるな」「早く失敗しろ」とか言われたりするんです。

私も、数えきれないくらいの失敗をしまくっていて、今でも大量にしているので、だんだんこの意味を理解できるようになってきました。

そこで、その「早く失敗しろ」の意味とやり方を説明したいなあ、と思って筆を持ちました。

早く失敗したほうがいいよの話

アドバイスとしての「早く失敗したほうがいい」というアレ、僕もこれを最初は、「答えにたどり着くまでのスピードを早くするため」と誤解してたんですよね。

というのも

なんか世の中ってこういう感じかと思ってたんですね。

たとえば、3通りの道があって、1つが正解だけど、それはどれだかわからない。だから、なるべく早く実行をして、何が正しいか、何が間違っているかを把握して、正解に進む。というのが「早く失敗しろ」のアドバイスの本質じゃないかと思っていたんです。

でも違ったんです。

実際はこんな感じで。

ほとんどの道が間違っていて、正解の道なんてほとんどなく、正解の道にいったとて、次にはまた複数の道があって、どれを選べばいいのかわからない・・・という感じなんです。というか、正解だった!とわかることもなくて、ただ、行き止まりじゃなかっただけ、みたいなイメージです。

となると、失敗を早くしたほうがいいというのは、「正解を見つける」ためじゃなくて「失敗した時のリカバリー方法を、早めに学んでおく」ということなんじゃないかと思ったんですよ。

失敗したときのリカバリー?

要は、普通に仕事をしている分には、失敗っていうのがかならず起こるんですね。

たとえば、日本でたぶんトップクラスに優秀だと思われるソフトバンクの孫さんとか、楽天の三木谷さんですら、結構ミスっているんです。彼らよりも優秀だという自信がない限り、まあ、だいたいの人は失敗はするもんだ、と思っていたほうが普通ですね。

つまり、ひたむきに仕事をしている限り、かならず失敗はするはずなんです。失敗をゼロにしようと無駄な努力です。

となると、

- 失敗からどう上手にリカバリーするか

のほうが大事なんですね。

ありがたいことに、失敗したときの対処法っていうのは、そんなにパターンがないと思うんです。早めにリカバリー方法を知っておけば、次の失敗の時も、すぐにリカバリーできる。

さっきの図でいうと、無数に道があるわけなので「こっちの道にいってみた!失敗した!すぐに戻って、違う道を試そう!」みたいなことを高速にやるのがいいという感じかなと。

もちろん、「知っていれば避けられる失敗の道」とかもあるので、そこは本を読んだり、人に聞いたりなど、歴史から学ぶことで無駄を省けます。それは当然やったほうがいいです。

そして、その上で、失敗を恐れないで、ガンガン失敗して、失敗からリカバリー方法を学んで、次の道にいって、失敗して、でも前に失敗した経験からリカバリー方法を知っているから、すぐに他の道にいけて・・・というのをやったほうがいいのではないかと。

というわけで

ひたむきに仕事をして、健全な失敗をたくさんして、とにかく早く失敗からのリカバリー方法を学んでいって、ガンガンと挑戦できるようになると幸せかなと思いました!


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コメント3件

正解不正解の判断をするよりも、起きたことをいかに正解と結びつけるか、という思考のゲームができるようになると挑戦が楽しくなるだろうな、と今回の記事を読んで思いました!
なるほどなと思いました。これなら思考が停止しません。
失敗恐れてなにも言えない、みたいなことが社会人になってもよくあります。こんだけ失敗のルートばっかりだったら、早くアウトプットしてリカバリーしないとですね。
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