ネガティブなフィードバックは、AIを通して、なるべく表現を柔らかくしよう
こんにちは!
人と人との関係性について、不具合を起こしやすい人を観察している時に思ったんですが、やはりコミュニケーションの様子によって、相手を不快にさせてしまい、その後の関係性が悪くなるというケースが多そうです。
まあ、当たり前ですよね。
しかし、このコミュニケーションというもの、あまり学校とかでは習いません。というか、学校の先生でも、コミュニケーションが長けている人、と言うのは別に多くないわけです。
コミュニケーションの本はたくさん出ているけど、絶妙な言い回しや、絶妙な態度、タイミングなどによって全然違って受け取られたりするから難しいです。
うまい人はとにかくうまいし、上手くない人は、「話している内容だけを抜き出すとおかしくないけど、なんとなく相手に嫌な感じを与えている」とかで、避けられたりするという性質のものです。
そういう感じが続くと「自分はコミュ障だ」みたいな感じで、自分の能力を決めつけて諦めてしまったりする、というのもこの分野においてはよく起こることです。
と言うので難しいは難しいんですが、少しずつ地雷を避けることはできそうとも思っています。
んで、今日は割とみる「本音や思ったことを言うことが美徳」だと思っている人は割とミスりやすい、と言う話をします。
どういうことか
本音と建前という言葉ありますが、なんとなく「本音」は正直でいいことで、「建前」は嘘の表面だけ取り繕ったもの、と感じる人もいると思います。
このこと自体はまあわからなくもないんですが、ビジネスにおいて、本音ばっかり言うと言うのは、基本的にはほぼワークしない戦術です。
日本は割と許される感じがしますが、中国とかだと「面子を潰された」と思わせたらものすごい大事になります。僕も別に中国でビジネスをしているわけじゃないので単なる本での知識ですが、面子と言う概念が日本にはあまりないので、そこを踏み抜いてしまうと大変です。
アメリカはかなり言い回しを気をつけると言う話があります。突然否定したりしない。なんとなく「アメリカは率直に本音を話す」みたいなイメージを持っている人がいますが、議論などで意見を交わしたり、嫌がっている人がいてもリーダーが決断をするとかは日本よりもスムーズですが、コミュニケーションにおいての言い回しなどはかなりオブラートな印象があります。
話を日本に戻すと、「なんとなく本音や正直なのはいいことだ」と言う概念で行動をすると、日本でも結構な割合でミスをしてしまうと言うのが多いです。例えば、デザイン案を見たときに、どれもピンと来なかったら「ピンと来ないっすね」とか言っちゃう人もいるんですが、これはかなり相手の気分を害します。
特に、部下や年下とかに対しては言っていい、と思っている人もいるんですが、もはやあまり許されない感じにもなっているなあ、と思っています。
「後輩と、師匠と弟子みたいな関係性を構築してしまう先輩」みたいな人は少なくないんですが、今の世の中だともう無理なんじゃないかな。。
どうするのがいい
と言うので、何かネガティブな意見を言うときは、
その場で言わない。その場で思ったことをパッと言っていると、結構な割合でコミュニケーションをミスる。しかも、自分は思ったことを言うのは気持ちがいいので、問題発生に気付きづらい
いい方を最大限気をつける。デザインが変だなと思っても「あなたの個性が出ている素晴らしいデザインだと思うが、今回のプロジェクトにおいては、マッチしないかもしれない。」みたいな言い方にするとか。
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