謙虚さアピールの仕方が間違っていると逆効果だよね、という話

おまえらもそうだと思うんですけど、僕たちって褒められ慣れていないじゃないですか。

だから、たまに「古川さんってすごいですよね」とか言われると、全力で否定しちゃったりしますよね。「いやいやいやいやいや!僕なんてカスムシですから!もう本当、人類の中でもマックスで底辺ですから!」みたいな反応しちゃいます。

しかし、これは、よく考えると

- 「相手がAという意見をいう」
- 「それに対して全力で否定する」

という構造になっており、ほめたほうは「お前のいっていることは全然違うよ、バカじゃないの」っていわれている気持ちになっちゃうわけです。

いや、わかっているんです。いきなり褒められてびっくりしちゃってたり、褒められて「ありがと☆」とかいうと、調子のっている感じがしちゃっていやだ、とかそういう感じなんですよね。

もちろん、謙虚さというのは非常に重要です。しかし、謙虚さのアピール方法を間違ってしまっては、逆効果どころか、喧嘩を売っているのと同じだなあ、と最近思ったのですね。

じゃあ、どういう形にするのがいいか。一番いいのは、ほめ返すことではないかと。

「いやあ、ありがとうございます。○○さんにそう言われると、とてもうれしいです。しかし、すぐに相手のいいところを見つけて、さらっと褒められるのって、本当にすごいですね。僕、相手を気持ちよく褒めるのが苦手なんで、羨ましいです」

みたいな感じじゃないかと。

これだと

- あなたの言っていることは正しいよ
- 尊敬しているあなたに言われたのが嬉しいよ
- あなたのそのほめ能力がすごいよ
- 僕はその能力ないので(謙遜)、うらやましいよ

という、いろいろな要素を盛り込めて相手に返せます。

というわけで、褒められていない僕らは、これがスラスラと出るように、家で練習したいところですね。


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けんすう
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