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開発経験がないとプロダクトマネージャーとしてダメか?

こんにちは!今日もアル開発室会員のマシュマロに答えたいと思います!

マシュマロは誰でも質問ができるのですが、アル開発室会員です、というと答えがかえってきやすいのです。

こんばんわ!
アル開発室の会員です。
いつも楽しく拝見しています。

私はSE経験のないメーカーのプロジェクトマネージャーなのですが、開発経験が無いことがコンプレックスです。
システム導入などの際に、ベンダーの見積の妥当であったり、技術的な課題が分からず、判断できなかったりします。
概念なところは、書籍で学べますが、どれくらいの難しい改修なのかや、どんな作業が必要なのか、肌感覚がありません。

けっこう本などでは、技術はSEに聞けば問題ないと言った意見もありますが、ちょっと疑問です。
今から仕事としてSEを経験するには、34歳といった年齢から難しいのですが、この辺りの肌感を掴むには自分でどのような努力をすれば良いでしょうか?
自分でアプリ開発やプログラミングをやってみるとかの方向で努力するのが良いのでしょうか。
アドバイスをいただけますと幸いです。
よろしくお願いします。

これはたしかに「開発経験があったほうがその部分の解像度が高い」というのはあります。ただし「解像度を高くするために、その部分の解像度をあげるためにどこまでコストをかけるのか」というのがこの質問の本質的なところかなと思いました。

おっしゃっているように、34歳という年齢から「じゃあSEを3年やってみてからプロダクトマネージャーに戻ります」というのはあまり現実的ではありません。

なので、「自分が仕事で関わるようなプログラミングを自分でやってみる」というのはたしかに一つの手ではあるんですが・・・。

「素人がここまで書けるようになる」というレベルと、「実際の仕事でやる」というのはまたちょっと違ったりするのですよね。

たとえば、いわゆるSEという仕事だとして、仕事内容に「ヒアリングをして、要件定義をして、開発をして、チェックをして、保守運用をする」みたいなのがあるとします。

これに対して自分で開発をしてみてリリースしてみる、というだけでは「クライアントにヒアリングをして、それを要件定義に正しく落とす」みたいなところの経験はつめないわけです。

つまりは、「開発はコードを書くことだ」と思ってやっても結局は「経験がないからわからないのだよなあ」という気持ちになってしまう可能性は結構あるかなと。

普通に「自分でアプリを作ってみました」みたいな経験は個人的にはとても価値があるので、一通りやってみるのはありかなとは思いつつ、持っている課題感や焦りなどが解消されるかどうかは疑問です。

学ぶべきはプロダクトマネージャーの業務のみでは?

このような焦りや課題感はすごいわかるんです。そして、「各論がわかると強みになる」は確実にあるんですが、、

今強みとしてないのであれば、むしろ

  • 他の優秀なプロジェクトマネージャーとかの手法を真似る

  • その人に「どうやれば見積もりの妥当性などを把握できるのか」を聞く

などを学習していくのほうが効率的かもしれない、と思いました!

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