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FIREの危険性は、動くお金の量が縮小していくからだと思う派

こんにちは!

えふしんさんという有名なエンジニアの方がこんなことを書いていました。

一々言わない若年層FIREの人たちに対して思うリスクというのは、自分の経済を縮小均衡させて引退したいと思うタイプの人が多いので、選択肢が変わった時に取りうる手を自ら減らすという行為だとは思っています。 一番の資産は自分の年齢なのはわかってるのに、それをS&P500の投資期間にのみ転用してしまって、社会的繋がりを捨ててしまうというあたりでしょうかね。 得た経済的自由を下地に遊ぶノリで仕事をしていれば、まだチャンスを得る可能性があるのでいいんですが、変に知識を得てしまったが故に、リスク・リターンに対して損も得もしない方向に自分を最適化しちゃいないか?というあたりですね。 ただ、これは生きるコンセプトだと思うので、ネットで見てあぁもったいないなぁと思っても一々言わない。

これは結構同意するところでもあり、なんとなく思っていたことをまとめてくれたので、僕もなんか書いてみようと思います!

FIREとは?

FIREとは最近流行ってた概念で「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったものです。「経済的自立」と「早期リタイア」を意味する言葉です。

個人的には

  • 経済的自立を目指すのはいいのでは

  • そのために投資などのリテラシーを高めるのはいいのでは

と思っていますが「早期リタイアをする」は結構危険かなと思っているんですね。

ここは、えふしんさんも書いているのですが、「自分の経済を縮小均衡させる」みたいなこととニアリーイコールだからです。

どういうことかというと・・・。例えば、4000万円を集めた上で「これを年に5%で運用をして、年収200万円を手に入れよう。それで月に15万円で生活をすれば一生働かなくて生きていけるぞ」みたいな感じですね。

特に、田舎とかで暮らせば、コストは抑えられます。NetflixとかYouTubeみたいな、お金がかからないけど楽しい趣味もあるので、それでいいよね、たまに畑仕事とかをして自然と触れてもいいよね・・・みたいな考え方です。

これはこれで結構素敵なことだとは思うので、反対はしないんですが、、、これって、「目の前を通るお金の量が縮小している」という状況なんです。

資産は4000万円あっても、目の前を通るお金の量は、年に200万円なんです。ここが結構危険なポイントなんですね。

もうちょっと説明してみます。

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