自分のタイミングで何かをやろうとしていないか?を考える
こんにちは!
最近、質問に答えてて思ったんですが、、多くの人が「自分のタイミングで、何かやりたいことをやろうとする」という傾向にあるんじゃないかなと。
そして、それが壁にぶつかる原因になっていたりする。
どういうことかというと・・・。たとえば「そろそろ年齢を考えて、結婚したいので、婚活をはじめた」とか「メンタルを壊して、しばらく働けませんでした。メンタルが回復してきたので、そろそろ就職活動をしようかなと思っていて」とか、「会社をやっていて、利益は出ているのだが、そろそろ売却したい、どうやって探せばいいか?」みたいな感じで、
何かをしたい、というタイミングが、自分のタイミングで決まっている
という状況が多いなあ、と思ったんです。
これは全然間違っていないし、まあ当然そうだよね、という感じだと思うんですが、転職も、事業売却も、基本的には「相手がいて成り立つもの」の場合は、「相手のタイミング」も超重要なわけです。
相手のタイミングとは
よく言われるんですが、就職氷河期の時って、就職が全然できなかったんです。しかし、それが終わって、2006年から2009年くらいは、ものすごい新卒で会社に入りやすい時代が来ました。そして、その後に、リーマンショックが来てしまい、数年、また新卒採用が絞られたりしました。
つまり、「景気の影響を受けた会社が、採用する人数を増やしたり減らしたりすることで、入りやすさが全然変わる」ということです。
転職も同じで、「数年この業界にいたのですが、将来を考えてIT業界に転職しようと思っていて」みたいな人がいたとしても、たとえばこの1年とかは、めちゃくちゃレイオフなどが行われていて、相当入りづらいタイミングなんですね。
逆に2-5年前くらいだったら、ガンガンに採用してたから、未経験者とかでも入れやすいタイミングでした。
そのあたりを考慮に入れずに「自分の仕事が落ち着いたらから」とか「キャリアをたまたま考えて、そろそろかなと思って」みたいなので転職活動をしてしまって、うまくいかずに「やはり私の経歴だと駄目なのでしょうか」とか「自分は無能だから」みたいなことを言い出したりしてしまうのもよく見ます。
いやいや、タイミングが悪いだけですから!みたいなケースもたくさんあるんですね。
当然、よいタイミングを測ったほうが結果がでやすいし、タイミングが悪いときには多くの人が失敗するんですが、そこについていまいち考えが及んでいなくて、もったいないことをしているパターンって結構あるなーと思いました。
まあ新卒採用の場合は、コントロールできる要素が就職浪人くらいしかないので、ちょっと酷だなあ、とは思いますが、、
婚活でも同じ
婚活でも、25歳~30歳が一番結婚を考える時期らしいです。となると、出会いの数を最大化させるべきは、この5年間になりそうです。男女でみても、4割近くが25〜30歳の段階で結婚するらしいので、逆にいうと、この時点で、4割の相手が対象外になってしまうんですね。
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