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気持ちの折り合いをつけようとせずに、思い出さない努力をせよ

こんにちは!

よく聞かれる質問シリーズなんですが「こういうことを言われました。納得がいきません。どう気持ちに折り合いをつけたらいいですか?」みたいなやつです。

これに対して「折り合いばっかりつけてたら、心が折り目ばっかりになっちゃうよ」という洒落た答えをしてたんですが、さほどウケませんでした。

といいつつ、「折り合いばかりつける」というほうが問題だと思うので、そうじゃない方法をかきたいなと思います!

思い出しすぎ説ないですか?

こういう、嫌なことがあったときに気持ちの折り合いをつけようとする人の動作を観察していると、おそらく「何度も思い出して、何度も嫌な思いをしている」というのがあったりするんですね。

いちいち嫌な思い出を思い出し続けているから嫌な気持ちになります。理論的にいうと、「嫌なことがあっても、一度も思い出さなければ忘れる」はずです。

今日、歯医者いって、神経の根の治療をして、そのあとにすごく痛かったんですが、寝たら忘れました。もう思い出しもしないわけです。こういう痛みは割とすぐに忘れちゃいますよね。

というので、問題は「いちいち思い出して、いちいち嫌な思いをしていること」だと思うんです。

これ、たぶん人類の本能的に「嫌なことがあったら、忘れないようにして、次に活かしたほうが死なない」というのがあったからだと思うんですが、現代においては、いろいろなことが起こりすぎるので、いちいちおもだして嫌な気持ちになりすぎても意味があまりにないんじゃないかなと。

というので、「気持ちに折り合いをつけるより、もう思い出さなくてもいいものは、思い出さないようにするのがいいんじゃないか」というのが僕のおすすめです。

どうすればいいの?

そうすると、おまえらは必ず「どうやったら思い出さないようにできますか?」「無意識に思い出しちゃうんです」といったりするんですが・・・。

基本的に、思い出す回数が減れば忘れる仕組みなので、最初のほうだけがんばればいいんです。やり方を3つほど紹介します。

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