オンラインサロンがなぜ人気なのかを情報の希少性から考えてみた

最近、オンラインサロンというものが人気らしいです。オンラインサロンとは、月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティらしいです。

なんかすごい怪しいですね。怖いです。不確かな情報とかを売りつけられそうだったり、自分のプロダクトをシェアするように強要されたり、宗教のようにサロンオーナーを崇めたりしてそうです。

ちなみに「みんなのオンラインサロン」というサイトによると、3700件以上のオンラインサロンがあるらしいです。

見てみると、オンラインサロンといっても

- 西野亮廣エンタメ研究所や、アル開発室のような、プロジェクトの物語を見せる系のサロン
- 知識やHowtoが身につくサロン
- 人とのつながりを作ったりするサロン

などと様々なものがあるみたいです。

んで、何でこんな中に入れないと内容が見れないような怪しいものにお金を払う人がいるんだろう、と思ったのですが理由としては

① 「インサイダーの情報の価値があがっているから」
②「スピード感のある情報の価値がなくなっているから」

なんじゃないかと思いました。

というので、今回はそのことについてちょっと書いてみたいなーと思います。

希少価値がある情報とは何か

人間は「希少価値がある情報を、価値がある情報と思いがち」というのがあると思っています。

ここでいう「希少価値がある情報」とは何かというと、

多くの人が知らないけど自分が知っている情報

です。

で、多くの人が知らないけど自分が知っているというのは、どういう時に出現するかというと、主にスピードの問題か、ソースの問題かのどちらかだと思うのですね。

つまり

- スピード・・・他の人が知る前に先に情報を知っている状態
- ソース ・・・他の人が知り得ない情報源から情報を仕入れている状態

この2つが起点となって、「多くの人が知らないけど自分が知っている情報」が生まれるのではないかなと。

んで、、

逆にいうと、これらが満たされていると「価値のある情報だ!」と錯覚してしまうのではないかと思っています。

たとえば古代の時代とかは「実際にいった村人Aによると、あそこに木の実がたくさんなっている」とか「あそこに猛獣がいた」みたいな情報は、自分たちだけが知っていれば独占できたわけで、めちゃくちゃ貴重だったわけです。

誰の目からもみても、木の実が大量にある場所には殺到するわけなので、取り分が小さくなってしまいます。なので、他の人が知り得ない情報が重要になります。

また、その情報の鮮度が1日前のものなのか、100日前のものなのかでいうと、新しいほうが価値があります。100日前の「木の実がたくさんある」という情報は、今いったらなくなっている可能性も高いのです。

というので、「スピードが早い情報だったり、ソースが独自の情報に価値があるように人間は思う」というバイアスがあるんじゃないかと仮説を持っています。

実際は・・・?

で、、、今の時代、独占されている情報よりも、90%の情報が「多くの人がアクセスできる情報」のほうが精度が高いんですよね。

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