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「身銭を切れ」を読んだよという話

こんにちは!

最近読んだ本で「身銭を切れ」というのがあったのですが、非常によかったので、それについて書きます。

ちなみに、同じ作者の名作である、「ブラックスワン」とか「反脆弱性」とかに比べて、論理性が弱いというか、ノリで書かれているんか?という部分もあるし、翻訳も?となるところがある気もしますが・・・。

どちらかというと、ライトなエッセイ本みたいな感じで受け取るほうがいいんじゃないかなと思っています。

どんなことが書かれているの?

この本で書かれていることは、ものすごくシンプルにいうと「自分でリスクを背負って行動したほうがいいよね」ということです。

たとえば、わかりやすい例でいうと、株式投資を自腹でやると、その投資先の企業について一生懸命調べたりするようになります。これが仕事で「この会社について調べなさい」だといまいちやる気がでなくても、自分のお金がかかっていると思うと必死になったりしますよね。

起業家とか、自分でプロジェクトを立ち上げる人が、必死になるのは、大きなリスクを背負っているからです。必死になります。

逆に、人のお金でやっているリスクを負わない人たちがやることは、責任感がないので必死にならないよね、みたいなことが書かれています。「理論ばかりを語って、実践しないし、アドバイスがはずれてもリスクを負わないコンサルタントとかの言うことなんて聞くなよ!」みたいな感じのことも書かれています。

個人的にはちゃんとしているコンサルタントもたくさんいるので、そこまでは思わないんですが、「リスクを自分で背負っている人の実践のほうがはるかに価価値が高い」という感覚値はわかります。

んで、ちょっと考えてみたんですが、これはもちろん、お金を払えばいいってわけではありません。相応のリスクを背負う、というのが大事なんです。

たとえば、僕が1000円払って本を買ったからといって、何かが変わるのかというとそこまで変わりません。1000円の本を読まなくてもリスクにならない感覚があるからです。

しかし「Twitterはもうやめる!これからはTikTokだけで生きる!」といったら、これは結構なリスクです。となると、TikTokをがんばろうとなるはずです。

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