若さという才能は全員にある割に、賞味期限が少ないのツライ
こんにちは!
スペリオールという雑誌で、「らーめん再遊記」という漫画をやってて、超面白いんですけど、僕が読んだ最新話で才能は腐る、という話を読みました。
ネタバレにならない程度にざっくりというと「超才能があった天才的な職人が、店がうまくいかなくてぶらぶらしてて、再起しようとする」みたいなシリーズだったんですけど、「才能はナマモノであり、大事にしないとすぐ腐る」みたいなセリフがあったんです。
これは本当にそうだよなあ、というふうに思ったんですね。
そして・・・。みんなが平等に持っている、もしくは持っていた才能があります。それは「若さ」です。
よく「若さというのは誰しも持っている才能である」というのを言われたりするのを聞いたことがある人もいると思いますが・・・。これは「持っている時には気づきづらいけど、無くしたときに、あれチート能力だったな」と思うような類のものなんです。
若さという才能とは
個人差はあるものの、若い時の体力は凄まじいものがあり、無理が効きますし、身体の無理が効くと、メンタルの無理も効きやすいというのがあります。普通に、身体が疲れていると、気力やモチベーションを出すのが難しかったりしますが、同じ人が同じ生活習慣でいた場合、20代と40代ではそれなりに大きな差があったりします。
さらに、「若い時ならではの感性」とか「仕事で大目に見てもらえる」「評価を高くしてもらえる」みたいな特典もついてきます。もちろん、「若いから舐められる」みたいなものもセットでつきがちですが、それでもなんかやろうとした時に、何も持っていない人同士でいうと、20代と40代、賭けてもらえる可能性が高くなります。
というので、体力というベースから、感性や感覚などの才能、そして賭けてもらいやすさ、みたいなところで、若いという才能はチート級の価値を持っているとも言えます。
で、これは当たり前なんですが、期間限定能力なんです。
35歳くらいまでは結構ワークしてくれるんですが、そこから先は、普通に経験と実力と結果が求められます。厳しい社会です。
「感性がすごくいいな」という感じの評価をされたり、ちょっと生意気な態度が愛されてた人が、だんだんと「感性が古い」とさらに下の層に言われたりとか、生意気な態度が高評価だったのが、逆回転して「パワハラっぽいよね」とか「高圧的だよね」みたいな評価に変わったりします。
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