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言葉を省略しすぎないように気をつけてる話

こんにちは!

今日はコラム的な内容ですが、、、「言葉の省略」についてお話ししたいと思います。

言葉をどこまで省略するべき?

ここでいう言葉の省略とは「リモートコントローラーをリモコンと略する」みたいな話とはちょっと違います。

なんというか「説明のショートカットのために、まるっとやってしまう」みたいな感じですね。

たとえば、、、最近の打ち合わせで、他社の方なんですが、「このブランドは、おじさんのオタクにウケているらしいんです」みたいな発言がありました。

このようなコミュニケーションは確かにスピーディーです。なんとなくぱっと想像できちゃいますよね。なので、わかった気持ちになれる。

例えば、40代以上の男性が熱狂的なファンで、アイドルやVTuber、アニメにたくさんお金を使っている層が多い場合、それを「おじさんのオタク」といってしまえば、すごく短い言語で通じてしまいます。

一方で、そのブランドを買う人は、20代の女性もいれば、50代のオタクではない人もいるわけなので、いろいろなものをそぎ落としすぎている感じもします。

スピードを求める結果として、多くの重要な要素がそぎ落とされている、という感じでしょうか。

だからといって、正確に伝えようとして、「このブランドを使っている人を1万人ピックアップしました。その人たちのプロフィールはこれです」みたいにものすごく細かくしても当然、そんなのを見ることはできません。

だから統計的にしましょう、となるのですが、さすがに年齢を1歳ごとにきざんで、31歳は何%、35歳は何%みたいなのまではできません。程度問題であり、このあたりは、まあ一般的な範囲で「ここまでのデータがあればいいよね」というので合意がとりやすいところであはります。

しかし、実際の会話の中のコミュニケーションでそこまでやると冗長すぎるので、上記みたいな「オタクのおじさん」みたいなまとめ方ってしてしまうよねえ、と思いました。

「熱狂的にこのコンテンツが好きな、40代以上の男性が70%くらいなんです」くらいまではせめていいたいよなーと思っています。

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