見出し画像

よく知らないことに対して、答えに辿り着くためのやり方を紹介

こんにちは!

マシュマロでこんな質問がありました。

けんすうさんはマシュマロで専門外の事でも とても解像度が高く論理的で多数が納得する ような回答をしていると思いますが どういう考え方をしているのか思考の道筋を 教えてください

面白いなーと思ったので答えてみます!

問題の切り分け

世の中の課題や悩みを分類すると、基本的には超シンプルに

  1. 答えがあるもの

  2. 答えがないもの

に分類がされます。で、答えがあるものは、専門家じゃなくて、ある程度答えられたりします。

例えば、以下みたいな質問があったとします。

職場で同僚からパワハラを受けて休職中です。パワハラの理由は副業で20万弱稼げてることを話してしまい妬みから始まったのですが、脱サラできるほどは稼げてません。 同僚は地方に飛ばされ上司からも謝罪を頂きましたが、小さな会社のため復帰を求められています。休職しながら副業をしていることに対して追求されているのですが、復職するまで副業はやめないといけないのでしょうか?休職から8ヶ月たってます。

実際にあった質問なんですけど、これについて、僕は専門家じゃないので知りません。知らないですが「調べればわかりそうだな」というのがありました。いわゆる「答えがある」ものです。

これならちょっと検索をするだけで解決への道筋は建てられそうです。


質問者が聞きたいことがはっきりしていないですが「やめないといけないのか」という点に関しては、

  • ルールとしてやってはいけないのか

  • モラル・倫理としてやってはいけないのか

と、大きく二つの要素がありそうです。前者だけでもいいのでは?と思うかもしれませんが、ルールや法律的にはOKだけど、会社で働く人間として、大きくモラルから外れたことをすると、非難を浴びたりするわけなので、どちらも大事ですね。

で、まずルールとしてやってはいけないのか?ということに関しては、2つを調べれば良さそうです。

  • (日本のルール) どの会社にいようと、法律などにより、やってはいけないものなのか

  • (会社のルール) 会社の規定でやってはいけないとされているものなのか

まず、後者に関しては、会社が決めていることなので、答えは「就業規則を読んでください」で解決します。僕は知り得ないですが、会社員であれば誰でも見れるところに就業規則があるはずなので、調べれば一発です。

ここから先は

2,098字 / 2画像
けんすうの視点でわかりやすくまとめた記事が毎月20本ぐらい読めます。ビジネス書1冊ぐらいの金額で様々な話題をキャッチアップできて便利です!

アル開発室

¥980 / 月

【全記事読み放題】クリエイターエコノミーの事業に挑戦しているアル社の裏側を知れるマガジンです。代表けんすうが、やっている事業の裏側やリリー…

サポートされたお金はすべて、クリエイター支援のための会社運営に使われます!