キャリアの悩み2つに対して一緒に考えてみました
こんにちは!
今日はマシュマロのキャリア系の質問を2つ、いっぺんに答えたいと思います!
50代女性、翻訳の仕事をしてたが、これからどんな心持ちでやるべきか?
昨日の方の質問に近いですね・・・。
リスキリングについて考えるとき、一番やってはいけないことは「年齢を理由に何もしない」というかなと思っています。
たしかに現実として、20代の積み重ねが30代に、30代の積み重ねが40代に影響するのは間違いありません。周りが積み上げてきた中で、自分が何も積み上げていなければ、当然のように差が生まれるし、それはスキルや経験の差として顕著に現れます。
なので、甘い言葉で「今からでも間に合う」「すぐに追いつける」とは言うつもりはありません。
しかし、年齢に悲観して何も行動しないのは最悪の選択だとも思っていて、、
例えば、今の40代や50代の人たちは、少なくとも65歳から70歳まで働くことが普通になるでしょう。となると、50歳の人でも、まだ20年は働くことが求められる可能性があります。
もし50歳の方が「今の年齢では新しいことを始めても意味がない」と考えて何もせずに10年間を過ごせば、その先の10年もその延長線上になってしまうのですね。しかし、5年をスキル獲得に費やせば、15年間、充実した仕事生活になるかもしれません。
だからこそ、特別な能力がないと感じる50代でも「今求められているスキル」を身につけることが重要だと思います。
もちろん、それは簡単なことではないので、なるべく今までの積み重ねを活用することを考えるのをオススメします。
例えば、文芸系のフリーランス翻訳者であったなら、AI翻訳が普及している現代においてどう仕事を作り出すかを考える必要があります。
翻訳で、AIが活躍しているからといって、AIが全てを解決するわけではないはずです。
なので、例えばですが「翻訳AIを使いながらプロの翻訳者が最終的な修正を施し、その結果安価なサービスを提供する」などだと仕事がとれるかもしれません。このあたりは僕は土地勘がないのでわからないんですが、「生成AI時代に、翻訳家としての活動の経験を活かせる仕事」というのはいくつかのパターンがあると思うので、それを検討してみるといいかなあ、と。
文芸の翻訳は難しい分野であり、本自体があまり売れていないという厳しい現状もありますが、それ以外の分野なら、まだまだ翻訳のニーズがあったりします。文芸に限らないところを攻めるとかもありそうです。
クラウドソーシングのサイトなどを利用して心が折れたというのも、どのくらいの率が返信こなかったのか、それは妥当なのかどうか、をきちんと見極めてもいいかもしれません。
たとえば、営業と同じで、100件の営業をして2〜3件受注できれば上出来という感じの可能性があります。その場合だと、100件応募して50件の返信が来なくても、それは普通になります。
キャリアについて考える際、以前の職場に未練があるなら「もう一度働きたい」と素直に言ってみるのも一つの選択肢だと思います。人間は環境に大きく左右されるもので、例えば5年間バリバリ働いた後に緩やかな会社に転職した場合、最初の1年ほどは違和感を感じることがあるでしょう。「前の会社の方が良かったかな」と悩むことも多いです。
「10件応募したら7件は返信があるだろう」と楽観的に考えると、思うような結果が出なかったときに心が折れてしまうのですが、「まあクラウドソーシングなんてたくさん仕事したい人がいるから、ほぼ連絡こないよね」というので考えてもいいかもですねえ、、
というので、50代でそれなりに稼いで楽しく仕事をするならやはり今持っているスキルを使いつつ、必要そうなスキルや知識があったら、年齢を気にせずに積極的に獲得しく、というのがいいかなーと思いました!
前の会社の働き方のほうがよかった?
これはたぶん、いくつか要素があって・・・。
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