フィナンシェにおける需要と供給を作る方法
こんにちは!
今日はフィナンシェにおける「需要と供給バランス」について考えたメモです。
フィナンシェというサービスにハマっていて、気づきが多いので、投稿しておきます。ちなみに、この文章は、フィナンシェの「読み物」で投稿したものなんですが、なんか重要そうなので、アル開発室の人にも読んでもらいたいなと思うので、修正の上投稿してみます。
トークン買わなくても無料で入れますし、何ならトークンゲットのチャンスも多いので、とりあえずアプリでも入れてみてみてください。
フィナンシェの本質とは
まず、僕も勘違いしてたんですが、フィナンシェって、
トークンという株みたいなのを買って
プロジェクトを応援しつつ
売買でリターンを得るサービス
だと思っていたんです。
これを説明するには、IPOやIEOについて軽く知っておかないといけないんですが、ごく簡単に書いておきます。
株式会社には、IPOと呼ばれるものがありますが、これは株を東京証券取引所などに上場させて、誰でも売買してもいい状態にすることです。これはめっちゃ敷居が高くて、2年くらい、監査法人というのを入れて、会社がちゃんとしているか、ちゃんと成長していけるのか、みたいなのをスーパー厳しくチェックされます。
それと同じようなものを暗号資産でやったのがIEOです。これは、「暗号資産の取引所に上場すること」なんですが、敷居は今のところIPOよりは低い。というか、まだ新しすぎて、全然制度が整っていない感じです。今後、これも、投資家が損する事例が出るたびに審査がどんどん厳しくなっていくと思います。
んで、フィナンシェは、それよりもさらに手軽にできるようなったもの・・・。と思ってたんですね。
エンジェル投資と呼ばれる、新興企業にお金を出す人たち、みたいなのを、もっと広く集められるみたいな感じです。
ただ、これはちょっと違うんじゃないかと思い始めました。
エンジェル投資とは違う
というのも、これって結構矛盾していまして。エンジェル投資って、まだ何もないような、立ち上がったばかりの会社に投資をすることなんですが、これはかなり時間がかかるんです。
前もこの読み物で書きましたが、5年とか10年とか待たないといけない。そして、成功率はごくわずかです。そういうノリの投資なんです。
ただし、フィナンシェって「応援して買ったけど、直後に売ることができる」んですね。ロックアップとかも多少あるものの、エンジェル投資で言うと「まだ何も出せないくらいの時間軸て、投資家が売買できちゃう」みたいな感じなんです。
エンジェル投資もフィナンシェも、正直2-3年では良かったか悪かったかなんて評価できないくらいなのに、その状態で売買をされると・・・ほとんどのプロジェクトはワークしなくなるはず。
そして、よく考えると、フィナンシェも「IPOやIEO的な感じでサービス設計をしていない」という気がしてきました。
そうでないと、手数料を、売買のたびに10%かけるなんて狂ったことはやらないはずです。これ、断言していいんですが、長期で見ると、絶対に投資家が損する設定だからです。小さく売買をしてる投資家は、ほぼ負けるはずです。
というのも、投資で年利5%のリターンが出たら80点、7%出たら90点くらいで評価されると思うんですが、、10%とかが出るのはほぼ稀です。しかし、フィナンシェだと手数料だけで10%とられる(しかも売る時も買う時も!)なので、
株取引とかで10%の成果を出せる天才がいても、むしろ損する、くらいなんです。
んなところでは、ほぼ大勢のユーザーが損する市場になるし、その割にプロジェクトが怒られたりするしで、使う人全員が不幸になるサービスになります。フィナンシェだけが短期的に手数料で儲かって終わり、ですが、こういうサービスを作って運営するコストを考えると・・・。赤字になるはず。
と考えると、論理的には「そういうつもりのサービスじゃないんだろうなあ」というのがわかります。
コミュニティ通貨が作れるサービス?
と考えると、フィナンシェは「コミュニティ通貨が作れる」みたいな方がおそらく発想が近そうです。となると
誰がトークンを買うか
どういうタイミングで配るか
配られたユーザーは、トークンをどういう時に使うか
サポートされたお金はすべて、クリエイター支援のための会社運営に使われます!