レンマの概念について
こんにちは!
今日は「レンマ」の概念について紹介します。まだ僕も勉強し始めたばかりで、全然わかっていないんですが、「そういうわかっていない状態から学ぶのをお見せする」というのもいいかなあ、と思いまして、、
本としては以下を読んでいます。
なんで興味を持ったかというと、例えば、NFTとかをやっていると「これは実用的に何かを解決するものなのか」みたいな議論が出てきちゃうんですが、どちらかというと「なんかいいよね!」とか「なんか価値がありそうだよね!」みたいな話のところで求められてたりする感じがします。
「いやいや、どうせ価格が上がりそうだから買うとか、そういう冬季的なものでしょ」とも言われるんですが、それだったら暗号資産とかを買えばいいだけなので、それだけではない、なんかの価値がありそうなんです。
これはラグジュアリーとも近いものがあって・・・。たとえば「時間を知りたいだけなら1000円の時計も、100万円のROLEXも変わらないよね」となりますが、そうではない価値があったりします。
それをロジックだけで話すと「ROLEXには金銭的な価値があるから、それを持っていることが自分は成功者だというシグナルになっているのだ」とか「資産価値が高いから、いざという時の換金手段になるのだ」とか色々な説明がされるんですけど、
実際に持っている人からしてみたら「持っているとテンションが上がる」とか「自分をなんか一段上に引き上げてくれる気がする」みたいな感じのことを言うんですよね。
と言うので、ロジックスペック、機能的な意味だけでは説明できないところがあるものに興味があるので、その辺りをもっと知りたいなーと思って勉強していたりします。
と言うので、さわりの部分だけでも紹介してみますね。
レンマ学とは
古代ギリシャでは、理性という言葉には2つの意味があったらしいです。それは「ロゴス」と「ヌース」です。
ロゴスは、
論理的な思考とか推論
世界を秩序立てる普遍的な理性
事物を取りまとめて、言説化する
みたいな感じで、ヌースは、
感覚的な経験を超えた直感的な知性
感覚世界を超えた知の源泉
直感によって全体を丸ごと把握して表現する
などと説明されます。
ちょっと小難しいですね!僕の理解だと、ものすごく雑にしちゃえば
ロゴス・・・論理的で言語的な理解
ヌース・・・直感的で非言語的な理解
みたいにしちゃうといったんわかりやすいかなーと思っています。
そして冒頭に書いた「レンマ学」という聞きなれない言葉は、哲学者の山内得立が「ロゴスとレンマ」という著作で書いた概念らしいです。このレンマは多分、ヌースのこととさほど変わらなそうなので、一旦「まあ、大体一緒の概念」って思っておけば良さそうだなというのが僕の理解です。
ロゴスという言葉をもうちょっと掘り下げてみると・・・。「ロゴス」は、古代ギリシャ語です。もともとは「言葉」という意味ですが、そこから「議論」「述べること」「物語」みたいな意味もあるんだとか。
「論理」とか「議論の道筋」という意味で使われる「ロジック」という言葉は、ロゴスが元になっています。
ロゴスは「自分の前に集められた事物を並べて整理する」というのが語源的なものらしいです。ということは、時間軸に沿って伸びていくという、「線形性」が本質にあることになります。過去から未来に矢印があるとして、その線に沿っていくようなイメージです。
例えば、「雨が降ったから傘をさす人が多い」とか「ラーメンを食べ過ぎたら太る」みたいなのも、時間軸に沿った思考の整理です。ロジックという言葉が持つイメージも大体こんな感じですよね。時系列に並びやすいというか・・・。
一方で、の「レンマ」は「直感で全体をまるっと把握する」みたいな感じです。
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