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改めて「良い戦略 悪い戦略」を読んでみる

こんにちは!

経営チームで輪読会という「本をみんなで読んで、まとめて、議論をする」というのをやっているんですが、結構効率的でよい感じです。

で、最近は「良い戦略 悪い戦略」というのを読んでいます。

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昔も読んだんですが、これは名著なんですよね。

たとえば、メルカリの山田進太郎さんはブログで紹介しています。

良い戦略がなければ、まぐれ当たり以外、成功するのは難しいので、特にスタートアップに関わるひとには必読かなと思います。

また、個人的に「めっちゃ頭がよくて、信頼できる」一人である、有安さんという有名なエンジェル投資家も以下のように。

というわけで、僕も好きな本なのですが、改めて読んでみて、ぐっと来たところをまとめてみたりします。

どんな本だったか

戦略とは何か

ここから先の引用は、すべて『良い戦略、悪い戦略』からとっていますが、自分でメモったりいろいろやっているので、ちょっと文章が違ってたらごめんなさい!だいたいあっているはずです。

まず、とても大事なところなんですが、戦略とは何か?というところです。戦略という言葉、あまりに使われすぎてて、みんないろいろな意味で使っているので、ここの認識合わせは重要です。

戦略の基本は最も弱いところにこちらの最大の強みをぶつけること。別の言い方をするなら、最も効果が上がりそうなところに最強の武器を投じること。

これはもはや暗記したいところ。

「もっとも効果が上がりそうなところに最強の武器をぶつける」というのは、別の場所では、「テコの支点になるようなものだ」という言い方をされています。つまりは「力を何倍にもするもの」という感じですね。

さらに、良い戦略とは?という点については

①第一に、狙いを定めて、一貫性のある構造を組織し、既にある強みを活かすだけでなく、新たな強みを生み出すもの。

②第二に視点を変えて新たな強みを発見する。 状況を新たな視点から見て再構成すると強みと弱みの全く新しいパターンが見えてくる。良い戦略の多くがゲームのルールを変えるような洞察から生まれている。

といっています。

「ちゃんと狙いが決まっていて、一貫性があって、すでにある強みを活かしつつも、それによってさらに新たな強みを生み出すと超いいよね」というのと、「ゲームルールを変えるような洞察から、新たな強みを発見することと超いいよね。」なので、最初の戦略の説明と合わせると

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