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「やりたいもの」のために、まずは「別のことでお金を稼ぐ」は難しいのでは

こんにちは!けんすうです。いつもがんばっています!

DMMという企業がありまして、最初のころはアダルト領域で収益を稼いで、途中から、インターネット領域全般に広げている会社があります。

創業者でもある亀山会長はピンクマネーといったり、ピンクオーシャンといったりもしていて。

インターネット事業とはいえ、やるのはお金がかかるわけですが、そのあたりをアダルト領域で稼げているからできるので、DMMはすごく強いんです。

そういえば、対談したときの記事があります。こちらです。

んで・・・。DMMのこの登り方についてはいいなあ、と思っているんですが、こういう戦略を真似ようとして、うまくいった人をあまり見ない気がするんですよね。

そのことについて書いてみようと思います!

すぐにはたどり着かない

たとえば、「まずは、こういう稼ぐのが簡単なビジネスを作ります。そして、お金を稼いだら、本当にやりたかったこの事業をやります」みたいなことをいう人は結構います。「本当にやりたかった事業は、お金も時間もかかるので、メインとなる収益で稼いで、そのお金を使います」みたいなことです。

ちょっと似た例として、学生さんとかが「まずはこの事業をやって、スキルと経験を身に着けて、できるようになったらやりたい事業をやります」とかもあります。

要は「お金やスキルが足りないから、簡単にできることでそれらを手に入れて、そっからやりたいことをやる」みたいなイメージです。

しかし、前述の通り、これでうまくいった例をほとんど見ません。

理由は主に2つあると思っています。

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