「VIP向けサービスを作ろう」というなら、お金持ちの気持ちをよく知らないといけないよねえ、という話
こんにちは!
最近、弊社のNFTを買ってくれた人に対して、1on1をするよ、という企画をやってたりしたんですが、これで50人以上の人とお話しました。
Twitterの戦略や方向性を少し変えるだけで、1万フォロワーをすぐに突破したり、フォロワーが10倍になったり、出版が決まったりと、お役に立てたと思えるような結果も出始めて嬉しい限りです。
だいぶさばけて余裕ができたので、また募集しはじめました。興味ある方はご検討ください。
さて、そんな1on1の時に、よく聞かれることとして「VIP向けのサービスを作らないといけないんだが、お金持ちの生態がよくわからない」というのがあります。
おそらくキングコングの西野さんが「VIPデザインが重要だからね」みたいな話をしているからだと思いますが・・・。
正直、多くの人が「全然わからないのに設計しようとしている」パターンが大半です。
めっちゃ当たり前のことをいうと
そもそも、めっちゃ当たり前のことをいいますが「商品を提供するお客さんのことをわかっていない」のに、商品を売ることはほぼ不可能です。
それなのに、「VIPで高いお金を払ってもらって、その分、普通のお客さんには安いお金で提供したいんです!」といって、設計をしはじめると、だいたいのケース事故ります。
よく知らない人からしてみると、お金持ちがファーストクラスで100万円とか払っているのは「お金があるから、ぱっと払えるんだろう」くらいでしか捉えていなかったりするんですね。100億円持っていれば、100万円くらい誤差だろう、みたいなノリです。
しかし、当たり前ですが、100万円で買えるものの価値って、お金を持っていようと、持っていまいと、変わらないんです。
たとえば、子供にとっての1000円は大金だけど、年収400万円の人にとっての1000円はまあそこまででもないじゃないですか。だからといって、今「うまい棒に1000円払ってください」といわれても嫌ですよね。
なぜかというと、そのお金の分の価値がないからです。うまい棒は素晴らしいプロダクトではありますが、1000円は払えない。
「いや、うまい棒を1000円で払うあなたがいるから、子どもたちは3円で買えるんですよ」と言われたとて、嫌なはずです。それでも払うのは単なる寄付なので、また別ロジックの話です。
というので、「お金を持っていたとしても、価値がないものに対して、お金は払えない」というのが、まったくもって普通の話としてあります。
にもかかわらず
という話をすると、ほとんどの人は納得するんですが、それでも「お金持ちってどんな人?」というところは、やはりよくわからないようです。
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