プラットフォームよりもその上に乗るコンテンツのほうが価値があるとして、何をするといいのか?的な話

こんにちは!

今日、とある人と「若い世代からみて、IT起業家はかっこ悪いと思われている」みたいな話をしてたんですが、これを聞いて考えているうちに

「プラットフォームの上に乗る個人が強くなっているのは事実だけど、そういう人たちって短命だったりもするよな・・・」

「それをうまく仕組み化して大きなビジネスにしているのが、事務所系だよな」

「でも、事務所の次の形もありそうだな・・・→実際にすごいサービスがあった」

みたいなのに気づいたので紹介します。

そのすごいサービスとは「スコラボ」というものなんですが、理由については後述します。

今の若者は何にあこがれているのか?

まず、その前に、今の若い世代の主流の人たち、注目の対象となる人たちは、誰か、という話をします。

これは、みなさんお考えの通り、どう考えてもTikTokerやYoutuberさんたちなわけです。

IT起業家は10年20年前は「若くて先進的な人たち」というのがあったのですが、今や「既得権益者」でしかなく、憧れの対象には当然なりません。YouTubeやTikTokを作っているよ、といっても全然響かないわけです。

このあたりはもう時代の流れとともに当然シフトするところでして・・・。たとえば、1981年生まれの僕らからしてみると、テレビ局の人、というのは憧れの対象にはあまりならずに、むしろちょっとレガシーな業界の人たち・・・みたいなのが20代くらいのときにありましたが、さらに10個上の世代になると「先進的でかっこいい」「最先端」みたいなイメージがあったそうです。

それと近い感覚なのかなと思います。TikTokでフォロワー数を集めている超イケてる人たちばかりを見ている中で、IT産業のようなレガシーな業界にいる人達は、公平にいっても興味の対象外、下手をしたら古臭いレガシーな業界の人たち、となってます。

これは聞いたことがある人も多いと思いますが、GoogleやFacebookの既得権益者、独占をしている悪の帝国、という感覚はかなり広まっており、そういうのがかっこ悪いと思われる感が急激に高まっています。web3と呼ばれる業界、クリプトの世代からしてみると、少なくてもクールな存在ではなくなっている、と。

トッププレイヤーのクリエイターとかは、クリプトとか3Dの世界とか、そのあたりにゴロゴロいるわけで、Webエンジニアとか、アプリ作っている人とかはちょっと昔のちゃんとした会社の人たち、みたいな感じになっている、というのは僕にすら伝わってきます。

というので、こういうのは業界が出てきて、一周して、成熟していくときに必ず出てくる流れなのですが、主役が「プラットフォームを作っている人から、その上で活動しているプレイヤー個人」になっていくのはおもしろいなと思いました。

プラットフォームに乗ることの価値があがるかも?

少ななくても今は「YouTubeを作っているGoogle」よりも「YouTubeで人気のクリエイター」のほうが支持をされるようになりつつあります。

Googleに入りたい、よりもトップのYouTuber、TikTokerになりたい、という人が多い、みたいなイメージですね。

ただ、ここの問題点は、YouTubeというサービスの寿命よりも、その上に乗っているプレイヤーの寿命のほうが短い、ということです。ものすごく人気で100万再生を連発してた人が、数年たって、毎回の動画が1万再生くらいで終わっている・・・というのはよくある話です。

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