博打を打たざるを得ない状況になってる時点で負けである

こんにちは!

人生でも仕事でもそうなんですが、うまくいっている人の共通点を見ると「博打を打たない」というのがあります。

今日はこのあたりについて書きたいと思います!

失敗しやすい人の特徴

うまくいかない人を見ていると、めちゃくちゃ博打を打ってしまっていまっている、というケースをよく見ます。

特に多くあるのが「自分は追い詰められないとやらないから、えいやで行動に移す」というパターンです。

たとえば、起業をしたいと思っているけどなかなかできなかった人が「このままだと一生しないな・・・。よし、明日会社をやめて、やらざるをえない状況にするぞ」とかしちゃったりします。

何か大きな行動を取る時に「勇気」の問題にして、勇気を出して行動してしまっているんですね。

これで成功する人もたまにいるものの、多くの場合、一度つまずくとどんどんと悪い状況に追い込まれてしまい、より博打を打たないといけない状態になったりします。

先程の起業の例でちょっと説明します。たとえばえいやで起業してしまったりすると

「とりあえず会社をやめてしまったけど、本格的に会社が立ち上がって収入が入るまでに3ヶ月かかる。この時点で、すでに貯金が100万円減ってしまった。残りの貯金は、3ヶ月で尽きてしまう。なので、3ヶ月以内に、すぐにお金が入るビジネスを考えないといけない。」

みたいな状態になってしまったりします。

当たり前ですが、3ヶ月後にお金が入る事業を立ち上げるというのはなかなかの難易度です。たとえすごくうまくいって、1ヶ月で何か商品を作って、1ヶ月営業して売れたとしても、お金が入るのはその翌月だったりするので、もうぎりぎりです。

この場合、1ヶ月で作った商品が営業をしても売れなかったら、もう詰んでしまうわけです。この時点で、すごく大きな博打をしてしまうことになるんですね。

で、1ヶ月で作った商品が売れないと1ヶ月営業して気づいたときに、残りが1ヶ月になってしまうので、さらに大きな博打を打太猿を得なくなったりします。たとえば「1000万円借りて、それで新規の商品を作るぞ」みたいなことをすることになります。

これで商品を作って、また売れなかったら大変です。今度は1000万円借金ができてしまうわけです。

なので、より一発逆転を狙わないといけないので「作った商品を、500万円使って広告を出すぞ!」みたいになったりして・・・。どんどんと深みにハマってしまうんですね。

このように、追い詰められれば追い詰められるほど、博打をより打たないといけなくなるので、適切なチャレンジができないし、失敗したときのダメージも大きくなってしまうのです。

成功者は博打を打たない

一方で、成功する人は、何かをするときに、絶対に負けない状態を作っていたり、負けたとしてもダメージが少ないようにしているんですね。

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