トークンを使ったWeb2.0系サービスの再発明のテスト中。。
こんにちは!
web3という言葉が流行ったり廃れたりして「どないやねん」となっている人も多いと思うんですが、まあこれはマーケティング用語みたいなものなので、単語自体にはあまり過剰反応しなくていいと思います。使いやすければ使えばいい単語です。
なんかブロックチェーン技術を使ったりして、ユーザーにインセンティブを渡せたりするようになるよね、みたいなのがweb3の話が出る時に言われたりしていました。
んで、Web2.0というものもあるんですが、それは「ユーザーが投稿したりしてコンテンツが作られるようになったフェーズのこと」みたいな意味で使われたりします。ここの意味もいろいろあると思うんですが、今更学ぶ必要もありません。
興味ある方は以下の記事とかを読んでください。
で、Web2.0の時代には「レビューサイト」とか「質問サイト」とか、CGMと呼ばれるようなユーザーの投稿がメインのメディアとかが流行ったんですが、これらってweb3によって再発明されると言われていたりしました。
んで、そういう流れもありそうだなーと思いつつも、まだ時代がそうはなっていない感じです。例えば「報酬がトークンです」って言われても難しいよね。でも「報酬がポイントです」というと、ポイ活サイトみたいになるので、それもなんかまた微妙。
テキストサイトが「ブログ」って定義された瞬間に一般の人も認知するようになったので、もしかしたら「ポイント」じゃなくて「トークン」になった方がかっこいいから、トークンブームが来る、とかはあるかもしれません。
さてさて、というわけで、今日は「トークンを使った、狭い経済圏って何ができるだろうねえ」という話をしたいと思います!
今試して見ていること
フィナンシェというサービスがあって、4年くらい前に投資してたんですが「あとは人がくればなー」と思ってたんですが、最近、ブレイクし始めたので、slothというNFTプロジェクトでも参加をしています。
なんかトークンを発行して、それを買ったり売ったりできるらしいです。
んで、「トークンの価格を値上げていく」とかは個人的にはあまり向いていなくて・・・。正直、スタートアップ経営とかでエクイティでやっていたり、エンジェル投資をしていることもあり、その知識や感覚がちょっと邪魔をしちゃうんですよね。
あと、株とかと違って「インサイダー取引とか、価格操作とか、かなりできちゃうけど、それやっていいんだっけ」という倫理観が働いて、全然手を出せていないです。
というので、個人的な興味は「トークンを買った後に、それを売るだけじゃなく、どう使うのか?」というところに向いている感じです。このSWCというプロジェクト自体は、slothというNFTをオープン化するよ、というところが主なんですが、せっかくなので、いろいろと試しています。
まず、今、試して見ていることは、まず「noteなどの有料記事コンテンツを、トークンで読めるような仕組みを作ること」です。
こんな感じで、「トークンを1000持っている人は、読み物のコンテンツが読める」という感じになっています。
ちなみに1トークン1円で売って、1000口まで買えるよ、というふうにしたんで、初期に買った人は1000円で読めていますが、今は30円くらいするので、3万円を払わないと読めないみたいになっていますね。なんか不思議。値段が動くのもちょっと新鮮です。
逆にいうと「1000円で記事が読み放題なのは得な気がするけど、3万円で売れるんだったら売ろうかなあ」という検討もできますし「3万円で買ったけど、それで記事を何ヶ月か読んで、その後にまた売っても3万円近くで売れるんだったら、ほぼ0円で読めるな」みたいな計算をする人も出てくるはずです。
というので、サブスクで定期購読、みたいなオンラインサロンやnoteみたいなやつとはまた違った考え方で記事を読むサイトとかになるとかはありうるかなーと思いました。
学びをアウトプットする場を作ってみよう
そして、こういう読み物で学んだ後には、アウトプットするといいよね、、と思っておりまして。
アウトプットしないと、インプットをしてもあまり意味がないので。それをできる場所を作りました。
こうすると「自分が学んだことを投稿して、その内容が参考になったらトークンがもらえるかも」となります。
もしもトークンがもらえなくても、Web2.0的に、自分の発信によってコメントがついたり、いいねがついたり、名が上がったりする、みたいなこともできるんじゃないかなあ、と。
メルマガやオンラインサロンとかnoteだと、結局「コンテンツを読んでいるだけだよね」みたいな感じになってしまうんですが「それで学んだ人が、その場で発信することで、自分のアウトプットにもなるし、場合によっては金銭報酬がある」という形になったら、コミュニティぽくなるんじゃないかなあ、と。
質問サイトを作ってみよう
そして、お次は、質問広場です。
上記の、「読み物を読んで学ぶ」をしつつ「みんなのまなび、というコーナーで、アウトプットをして発信をすることでトークンがもらえる」というのをやった上で、さらに、「他の人が困ってたら、教えてあげる」というのをできるようにしたいなと思ったんです。
質問をした人は、答えてもらったらトークンをあげることによって、感謝の気持ちを伝えられるかもしれません。回答している人も、良い回答をすれば自分の勉強にもなるし、トークンがもらえるかもしれない。
もちろん、良い質問と回答のセットはコンテンツになっていきます。
こうすると、一つのコミュニティ内で、どんどんと情報が活性化されていきますし、それによってコミュニティにいる人たちのリテラシーがどんどん上がっていく、、、みたいなこともできるかもしれません。
そうすると「この、slothのSWCというプロジェクトに参加している人たちはレベルが高いなあ」となって、「こことコラボしたいっす!」とか「ここのお客さんを連れてきたい!」となったりして、プロジェクトの価値が上がったり、、しないかなあ、と思っていたりします。
というわけで
結構面白い実験をいろいろできるなーと思って日々いじっています。
web3って言われても、ほとんど実用してないじゃん、みたいな批判があり、それもそうよね、と思っているんですが、リアルタイムで何が起きているかを見るのは結構勉強になると思うので、興味ある方は覗いてみてください。
アプリをインストールしないとほぼ使えないので、アプリをインストールしてみてください。
ではでは!
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