西野亮廣「夢と金」で西野さんが本当に言いたかったこと
こんにちは!
今日、冗談で、キングコングの西野亮廣さんが来年の4月に出すらしい「夢と金」というビジネス書の内容について、言及をしてたら、だんだんと脳内で「こんな内容ではないか」というのが固まってきてしまったのです。
まだ一文も書いていないらしいんですが、「夢と金」というタイトルがすごくいいので、どんどんとアイデアが思いうかんじゃうのですね。
この「まだ書いていない人の本の紹介をする」というネタは、Voicyとかで一度話して終わる、というのがちょうどいい温度感なのはわかっているんですが、一度文章でまとめるのをしたいなと思ったので、それを書きたいと思います。
夢と金の基本的な内容
本書は、「夢と金」というタイトル通り、夢を追いかけて実現することと、そこから切り離せないお金の話がメインです。
日本という国では、すでに夢が持ちづらくなっているとよく言われます。衰退する国、という感覚が強く、また、若い人にとっては、生まれた時から負け続けている国、という感覚があるからですね。夢を持つことが大事だ、と大人は言うものの、夢を見させるような環境にはなっておらず、また当の大人たちも、夢なんて持てない、という人が多いのではないでしょうか。
また、お金についての教育も足りていないと言われます。お金の話はなんとなく避けがちで、ちょっとしようもんなら「金の亡者だ」とか「卑しい」みたいに思われることすらあります。
そんな夢と金ですが、これらを並べてどう思うでしょうか?
たとえば、夢は「理想」、お金は「現実」と置き換えられるかもしれません。
理想としての夢(たとえばハワイで悠々自適に暮らしたい)
現実(そんな貯金がないから働かないといけない)
みたいな比較にも見えます。
また、夢は「目的」、お金は「手段」のようにも見えます。
目的(大きな庭のある家を買いたい)
手段(そのためには1億円必要)
といった形です。
しかし、本書では「夢と金の性質は実は一緒である」ということが語られます。
なぜ夢と金は一緒なのか?
夢と金の共通点を一言でいうと、「資本が資本を生み出すため、雪だるま式に大きくなっていく」ということです。
わかりやすいお金の例から考えてみましょう。計算をシンプルにするため、いったん税金は0とします。
たとえば、1万円を稼ごうと思ったらどうしますか?一番思い浮かびやすいのは、働くことです。時給1000円で10時間働くと1万円です。
では、10万円は?と言われると、100時間働く必要がありますね。
じゃあ5000万円は・・・というと、5万時間働く必要があります。1日10時間働いて、5000日、10年以上休みなく働いても到達しません。
しかし、5000万円を「何のスキルもいらず、努力もいらず、労働時間もほぼなしで手に入れる方法」があります。それは「10億円もって、それを5%で運用する」です。
極めてシンプルにいうと、10億円持つ以外にほぼ何もなくても、年収5000万円を稼ぐのは簡単なのです。
ちなみに複利というものがあるので、これを10年間繰り返すと、資産は16億円になっています。16億円を5%で運用すると、8000万円になります。10年間、ただボーとしているだけで、年収が3000万円アップしました。
これを10年さらに繰り返すと、26億円になっています。年収は1.3億円です。さらに10年後には43億円で年収は2.15億円、10年後には71億円で、年収は3.55億円です。
20歳のときに10億円持っている人が、ただ10億円もって、あとは何もしていなくても、60歳のときには71億円の資産があり、さらに年に3.5億円入ることになります。
20歳のときから毎日働いている人の生涯年収は2-3億円だと考えると、ずっと働き続けている人は3億円しか入らず、ただ投資をして、働かないお金持ちは60億円以上増えている、みたいな計算になります。
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