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ラグジュアリーブランドとヴィンテージの流行とNFT

こんにちは!

最近、slothというNFTプロジェクトで、フィナンシェを始めました。フィナンシェとは「ユーザーはトークンと呼ばれるものを買うことができて、売買できる。それを売ることで、プロジェクトが資金を調達することができる」というものです。

よければ是非ともフォローしてください。フォローすると、僕の読み物コンテンツが読めるようにしてたりします。トークンが発売されたら是非とも買ってください。1pt1円で、最大1000円まで買うことができます。

slothは「sloth with creators」というものをやろうとしてて、、元々、「着せ替えができるNFT」としてslothというのがあったのですが、それの「本体」も「衣装」もあらゆるクリエイターが参加できるようにする、というオープン化に向けてのプロジェクトを推進していこうと思っています。

こんな感じです。「衣装を着ることができる本体と、衣装を作る」ことができることで、組み合わせは無限大になります。

実は僕のアイコンも、この仕組みに乗っかっておりまして、色々な服を着ることができます。

かわいいですね!

新しいキャラクターが生み出せるような場所を作りたいなーと思っているので、頑張ります。キャラクタービジネスというのは、日本の持つ強みだと思うので、NFTみたいな新しい舞台を元に、色々なクリエイターが活躍できるといいなあ、と思っています。

というわけで、粛々とこの分野を頑張っていますが、最近気になるのは「ラグジュアリーと中古品の相性が良くなっている」ということです。

冒頭のNFTの話と繋がるの?と思うかもしれませんが、どうかな?繋がるかな?その結末は、あなたの目で是非とも確かめてください・・・!

ラグジュアリーと中古について

今、こんな本を読んでいます。

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なんとなく、最近とても「ラグジュアリーブランドと、中古品の関係性が近くなっているな」というのがあったのですね。

ファッションに興味ある方ならご存知かもしれませんが、エルメスのアクセサリーがこの数年、非常に人気になっています。

WWDさんというファッションメディアの記事によると

WWD:ビンテージ「エルメス」アクセの人気に火が付いたのはいつ?

十倍直昭「VCM COLLECTION STORE」オーナー(以下、十倍):ここ2〜3年で爆発しました。ビンテージショップの店主などが付け出し、それがエンドユーザーにも広まった形です。需要が高まり、新品でも“シェーヌダンクル”のブレスレットなどは1〜1年半待ち状態に。それでも予約はできたんですが、現在はそれも受け付けなくなりました。店舗を巡って、運良く在庫があれば買えるという状況です。こうして1次流通の購入希望者もビンテージ市場に流入し、ますます争奪戦が激化という構図です。

(中略) 

十倍:この2〜3年で、価格が3倍になったモデルもあります。

「エルメス」のビンテージアクセ“日本一“の売り場VCM COLLECTION STOREのオーナーに聞く、“まずはコレ“&次のトレンド

だそうです。

他にも、マルタン・マルジェラ本人が手掛けた期間のエルメスの服や、1989SS〜2009SSまでのメゾン マルタン マルジェラの古着は、世界に高騰しているというのは数年前から言われていました。

あとは認定中古みたいな流れですね。ロレックスとかもやり始めています。

アンティーク時計とかも人気になっていますが、新品が高騰しまくってて、インフレや原材料高騰もあって「値段を⚪︎⚪︎%あげます」みたいなメーカーとかが続出しているので、、値段が比較的安く安定しているヴィンテージ市場に行きやすくなってるらしいです。ヴィンテージも安定して根上がっているので「インフレ局面なので、今買っておいても、後でより値上がるかも」みたいな期待もあるのかもしれません。

というので、ともかく「ヴィンテージのラグジュアリーがきているよねえ」というのは多くの人ところで言われているんです。

で、先ほどの本からの引用ですが、

「中古品」ないし「セカンドハンド」の基本的な性質には、ラグジュアリー品の本質とも重なる点がある。ある意味では原点回帰といえるかもしれない。というのも、かつては同じ商品が限られた数しか存在しないからこそ、その商品は「贅沢品」とされていたのだ。

これと同じように中古品もバリエーションは豊富だが、一つ一つの商品は一点モノである。 中古品がラグジュアリー品と好相性なのは、耐久性とタイムレスさという二つの要素を併せ持っているからだ。

「世界のラグジュアリーブランドはいま何をしているのか」より

これがまず大きいですよね。

  • 限られた数しかない、極論、一点ものが一番贅沢

  • ラグジュアリーブランドはタイムレスである

ということです。タイムレスっていうのはアパレル系ではよく出てきますが要は「あまり流行に左右されないし、時代を感じさせずに長く使える」みたいな感じです。

若い世代の消費者にとって中古品を買うことは、むしろ誇らしいことなのだ。ある調査によると、2029年までに二次流通市場はファストファッション市場と比べて1・5倍以上に拡大するという。アメリカでは、古着を初めて購入した人の数が3300万人に達したほどだ。

洋服を捨てずに、できるだけ長く手元に置いておく──これは、ファッションにおけるサーキュラーエコノミー実現のカギを握る戦略だ。Eコマースが環境に与えるプラスの影響の分析結果を見る限り、そのメリットは疑う余地がない。アメリカ発のオンライン古着店「スレッドアップ(thredUP)」には、毎日何千点もの古着が届けられる。スレッドアップは、こうした古着を毎日最大10万点まで処理することができる。これによって洋服は廃棄物処分場に送られて埋め立て処理されるのではなく、第2の人生を歩むことができるのだ。

「世界のラグジュアリーブランドはいま何をしているのか」より

環境問題への関心とかの面からしてみても「ヴィンテージや中古品というのは、かっこいいよね」みたいな流れになってりします。

Vogueさんの記事でも、「服は着倒すためにあるよね」みたいな記事があって、面白かったです。

2000-2019年くらいまでは、ファストファッションの時代で「ユニクロとかGUとかSHEINで、めっちゃ安い流行のものを買って着捨てる」みたいな感じだったと思うんですが、2020年くらいに入ってからラグジュアリーの服をボロボロになるまで大事に着る方がかっこいいし、気持ちがいいよね、みたいになっている流れをものすごく感じます。

NFTとの関連

んで、、、今僕らは、着せ替えするNFTをやっているんですが、これのポイントは「デジタルアイテムを単に買って楽しむだけ」ではなくて「人が買った服とか、着てた服を二次流通で売る」みたいなところの楽しさも付与できないかなと思っているんです。

NFTは履歴が全部終えるので、たとえば「あのインフルエンサーが昔に持ってたNFTの服が欲しい」みたいなこともあり得ると思いますし、

ずっと大事に持ってて、値段がどんどん上がっていき、価値をより感じるようになる、みたいなこともあり得るかなと。

現在のNFTは「投機が強いもの(株みたいな使い方)」と「アート性が強いもの(アートの絵画のような使い方)」と「実用に振り切ったもの(チケットとして使うなど)」になっている気がするんですが、「ラグジュアリーブランドの洋服(実用的にも使えるが、精神の高まりが大事なもの)」というのもあるんじゃないかなーと思っています。


NFTなんて何に使うんだ!実用性ゼロだろ!と言われることあるんですが、これはたぶんラグジュアリーに近い分野のものだと思っていて・・・。

アートを見て「こんな1000万円もする絵を飾っても何もならないだろ!」という人もいると思いますが、価値を感じる人には感じるし、時計も「時間なんてスマホでわかるだろ」という人もいますが、1000万円払う人もいるわけです。

ラグジュアリーは、高いものであればラグジュアリーなわけではなく、憧れであり、欲しい、手に入れたいと思うものです。どちらかというと、精神性と結びついているものだと思うので、実用とは結構かけ離れていると思うんですよね。

というので、まだ言語化があまりできていないんですが、とりあえずフィナンシェを頑張りつつ、slothのNFTをより高めていくことを頑張っているこの頃です。

では!

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