どういう人がブログで食べていけるのか?
ブログで生きていくとか、稼いでいくとか、そういう話題がまた人気みたいです。10年くらい、この話題が2年に1度盛り上がっている気もします。
しかし、誰でもブログで生きていけるかというともちろんそうではありません。どんな職業でも向き不向きがあります。
ましてや、ブロガーのような、個人事業主に近い形だと、自分に向いていないのに挑戦しちゃうと、食べていくのも大変だったりすると思うのですね。
なので、急いで会社をやめる前に、「自分はブログで食べていけるのか?」を知るのは重要だと思っています。じゃあどうやればわかるのか?を考えてみました。
前提
まず、ブロガーとして生活するには何が必要かの前提を考えてみたのですが、一つだけ選べといわれたら
- ブログを毎日書ける(最低1本、できれば10本)
じゃないかと思うんですよね。
ブログで収益をあげるのは、広告モデルだろうと、有料販売だろうと、閲覧数が多ければ収益があがるわけです。そして、閲覧数をあげるのは、記事数を増やすのが一番いいわけです。ネットだと、検索エンジンという、極めて大きな集客元があるわけなので、ストックが多ければ多いほど、PVは伸びます。
なので、ブロガーとして食べていくには、とにかく大量の記事をかけることが重要になります。一方で、文章を書くのは大変なので、根気や意思の力ではなかなか厳しく、向いている人でないとつらい仕事になりそうです。
では、どういう人がそれを出来るのでしょうか。
それは、「思考方法が、ブログと似てる」ではないかと思います。
どういうことでしょうか。
認知特性のパターン
「医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン」という本によると、人は以下の6つのパターンの「頭のよさ」があるらしいです(この本で、自分がどの優位者がテストできます)。
A 視覚優位者
- 写真のように二次元で思考するタイプ
- 空間や時間軸を使って三次元で考えるタイプ
B 言語優位者
- 文字や文章を映像化してから思考するタイプ
- 文字や文章を図式化してから思考するタイプ
C 聴覚優位者
- 文字や文章を、耳から入れる音として情報処理するタイプ
- 音色や音階といった、音楽的イメージを脳に入力するタイプ
これの、Bの「言語優位者」がブログに向いているんじゃないかなーと思うんです。特に、「文字や文章を図式化してから思考するタイプ」は、思考方法が、ブログの文章と似ていると思うんですよね。
ブログでは、いわゆる、情緒的な文章のうまいへた、というのはそんなに求められていません。というのも、PCやスマホの画面は、液晶が光っているため、可読性が悪く、文字を味わって読むのに向いていないからです。
それよりも、構造的に読みやすい文章のほうが人気が出やすい。ぱっと読めて、わかりやすい!というほうがネット向きなのですね。
特に、ブロガーで食べていくようになるには、尖った文章を書けるよりも、一日にわかりやすい文章を大量に書いたほうが合理的なはずです。
認知特性が、言語優位者の人は、思考方法と、ブログでの文章が似ているので、苦なく書き続けられる可能性があるのかなーと思いました。
というわけで
ブロガーとして食べて行きたい!と思う人は、まず自分の認知特性とかを知ったうえで、毎日たくさんブログを書いても苦じゃないかどうかを知ってからやるのがいいのかなあ、と思っています。
前もブログに書きましたが、仕事にするには、長時間できる × 世の中のニーズがある、がおすすめなので、まず自分が長時間できるかどうかのテストとして、調べてみてもおもしろいかもしれません。
優秀なエンジニアの人とかが、ブログやプレゼンがうまいのって、構造化するのが得意からなのかもしれないですね。。
(追記)
こんな意見もありました。
この観点は抜けてたんですが、たしかに話すように書ける人も向いてそう。そういう人は、Androidの音声入力とかで書くと早いかもですね。