学生からの質問に小笠原治さんと答えまくったよ(後編)
2022年8月16日に、学生さんを対象としたイベントを開きました。
イベントといっても、ひたすら質問に答えていくだけのものです。
株式会社ABBALabの小笠原治さんと一緒に答えまくったのですが、その一部を記事化して、お送りいたします。
こちらは後編になります。前編〜中編はこちらです。
今度awabarに行こうと思ってます。どのくらいフラットな感じで人とお話できますか?話しかけても嫌がられない空気感でしょうか?
小笠原:ポジショントークでいうと、「(awabar)いいとこなんで来てください!」ってなるんですけど(笑)。
けんすう:いいところ!
小笠原:かなり日によりますね。狭い店なんで、ちょっと雰囲気強めの人とか、ちょっと有名な人とか、 大人数で来てる人がいると、その人たちの空気感に染まっちゃう。
立ち飲みなんで、嫌だったらすぐ出ていただいていいので、あんまり気にせずフラッと来ていただけたら!あと早い時間は人が少ないです。
で、話しかけるのも直接横のお客さんっていうより、店員と喋ってて、店員通じて話しかけるみたいなのがいいですね。
けんすう:あ〜、たしかに。他の人と話してるところに、いきなり混ざってこられると、したい話ができなかったりするので、結構嫌がられることがあるので……。
店員さんに「僕、起業しようと思ってんですけど、起業家の知り合いいないんですよ。良さそうな人いたら、ちょっとつないでください」とか言った方が、暇そうにしている起業家を紹介してくれたりする。
あと、何回も行って店員さんと仲良くなるのがいいと思いますね。
小笠原:店員と仲良くなるのがベストです。
けんすう:僕とかは、5日連続で行ってさすがに顔を覚えてもらって、店員さんと仲良くなってから、他のお客さんと繋がるみたいなのが、1番やりやすかったりするので、そういう戦略を取るといいかもしんないですね。
小笠原:僕は、初めて行くお店とかだと、店員さんについ「お酒どうですか」って言っちゃうんですよ。5回行かなくても、3回で覚えてもらえるため、みたいな感じ。
けんすう:なるほど。これは学生さんは全然ピンと来ないと思いますけど、店員さんに奢るというプレイをすることはできますね。
小笠原:これはね、時短なんです。ソシャゲでいう課金なんですよ。
けんすう:たしかに(笑)。寿司屋さんとかでやる人も多いです。
小笠原:多いですね。
依頼の仕方や文面の工夫などで、気をつけていることは何ですか?
けんすう:必要な情報を端的に送るのと、気になるところを隠さない。
「出演料は無料です」「10万円です」とか入ってる方がいいと思います。 あと、「こういうイベントあるんですけれども、登壇してください!」とか来ても、日程わからないと、「もはやわからん!」みたいなの超あります。
小笠原:とにかく最初にお金と時間のことは伝えますね。
けんすう:そうですね。
小笠原:どのぐらいの時間を奪っちゃうのかとか。
けんすう:たしかに。オンラインかオフラインによっても、3倍ぐらい時間かかったりするけど、その情報が入ってないとかはありますね。
あと、 明らかにテンプレートで送ってると、「無視してもいいや」って気持ちになる。
小笠原:なります!
けんすう:ちゃんと選んでくれたんだな、とわかるようにして断りづらくする。
絶対嘘だろうなと思いつつも、「ちょっと調べて知ってる感で書いてるな」と(相手が)分かったとて、重要だと思いますね。
小笠原:大事。
景品を用意したTwitterの投稿・拡散キャンペーンで、何をコメントさせるか考える時、大事なことはなんですか?
けんすう:めちゃくちゃ各論だ(笑)。 とんでもない各論がきた!
小笠原:これは何のためにやるのかを言ってくれないと(笑)。
けんすう:そうですね。フォロワー集めなのか、RTをやるのかによっても違いそうです。
といいつつ、「大事なことはなんですか」の答えは、「数値を見ながら何回もやる」だと思ってて……。
小笠原:あ、本当にそうですね。
けんすう:僕、昔ハマってて何度かやっていて、当時の記事がこれなんですけど……。
これ150万ぐらいアクセスが来て、日本のTwitterトレンドの10位中9個を占めるぐらいやり尽くしたというのがあります。
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