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成長速度が早い人は、具体的なことから抽象を抜き出し転用できる人

こんにちは!

最近「成長速度が早い人とは何か」みたいなテーマでちょっと考えてたんですが、結局「1のことから、10を学べて、実践で100使える人」みたいな感じなんじゃないかと思いました。

このことについて書きます!

どういうことか?

どういうことかというと・・・。

シンプルに、1つの学びがあったときに、1つのことにしか使えない、という場合は1つのことしかできるようになりません。

しかし、1つの学びがあったときに、それを抽象化することで10の学びにし、それをさらに100回使える状態になっていると、効果が大きいんです。

たとえば

「料理をするときに、包丁で切る速度を一生懸命がんばっても意味がないですよ。やめましょう。」というのを料理教室で習ったときに、普通の人だと「なるほど、じゃあ包丁で切る速度を早くするのはやめよう」と思います。

優秀な人だと、「なるほど、たしかに包丁の切る時間は全体の中の少しであり、3分くらいしかないな。それをどんなに熟練して1分にしたとしても、2分しか短縮できない。しかし、何かを煮ている間に、他の作業をするということをやっておけば、5分近く短縮できるな。ということは、影響度の高い時間短縮のところを見つけて、そこをどう効率化できるか考えよう」みたいに思ったりします。

野菜を切るスピードをあげるかどうか、みたいな話ではなくて、全体の中で、何を効率化をしたほうがいいのか?というところを考えたほうがいいな、というところまで思考が進むので、学びの数がこの時点で大きいですよね。

さらに「これは他のことでも同じだな。たとえばメールの文章を早くするために、キーボードのタイピングを早くしても限界がある。それよりも、必要なメールだけを返信するようにすることで、時間を省略できるのでは?」みたいなことまで転用すると、これはいろいろなところで使えるわけです。

というので、「料理教室で一言言われただけで、日常から仕事のあらゆる場面で使える学びを得ている」みたいなことが起こります。

成長速度が早い人は、こういう感じで学んでいたりするので、仕事などでも、どんどんと吸収していっちゃうわけです。

優秀な人が多趣味な理由

こういう事を考えると、仕事ができる人などが、いろいろな趣味を持ってたり、アクティブだったりするのは、これがうまいからできているとも言えます。

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