人の揶揄は本当に無視していいし、揶揄はやめておいたほうがよいと思う理由

こんにちは!けんすうです!

今日のテーマは「人の揶揄を気にしないほうがいい理由」みたいなことについて書いてみます!

結論から先にいっておくと「揶揄は気にしなくていい」けど「自分の悪い行いや振る舞いは、きちんと指摘される状態を作って置かなければならない」ということです。

ではいきます。

揶揄はされるし、したくなるよね

人間の本能なのか、噂話は人間のコミュニケーションの中でも大部分を占めます。

「ダンバー数」という人脈の限界は150人くらいだよ、といったので有名なイギリスの人類学者のロビン・ダンバーさんの調査によると、人間のコミュニケーションの7割が噂話だった・・・みたいなことを見たこともあります。

ダンバーさんの本は結構おもしろいので、おすすめです。

なので、噂話やゴシップなどが多くされるのは仕方がないことです。芸能人の不倫ゴシップなどは個人的にはあまり興味がなく、あまりそういう話ばかりでニュースとかが埋め尽くされてしまったりするのは良くないと思うんですが・・・。

僕はお笑いが好きなので、僕のニュースには、お笑いタレントがこういった、昔、こういうことがあった、みたいなのが常に流れてきます。で、つい見ちゃうんですよね。やっぱり興味ある人の話題だったら気になってしまうようです。

で、仕事をしていると、いろいろな人の評価にさらされます。「あの人は今いけている」とか「あの人はもう終わった」とかですね。

自分の話題になると、こういうのが気になって仕方がないと思うんですが、20年くらいインターネット業界で働いていて、人の評価は本当に当てにならないから気にする必要は一切ないなと思いました。

たとえばの例

個人名を出すとアレなのですが、たとえば企業を売却して世界一周をするなどしてる人を見て「あの人はもう挑戦をやめてしまった」みたいな評価をしている人がいたりしたんですが・・・。

その人は数年後に、もう一度起業して、さらなる成功を収めたりしました。

また、知り合いに匿名掲示板を運営してた人がいたんですが、その人は数年前くらいまでは特にサービスを手掛けていなかったので「もう終わったよね」と言われてたりしましたが、今ではYouTubeをやったところ、大ブレイクし、テレビなどでしょっちゅう見るくらいブレイクしています。

そういう例が本当にたくさんあるんです。

人のことを評価する人は、その場その場で、「点」で評価しがちです。今生きている人の人生を「線」で見て評価するのは難しいんですよね。というのも、リアルタイムに同じ時代を生きていると、今が「終着点」のように見えてしまうからです。

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