見出し画像

結構稼いでいる個人事業主はどのように節税をするといいか?の話

こんにちは!

今日も質問に答えたいと思います!質問は「マシュマロ」でお願いします!アル開発室会員です、と書いてもらえればなるべく答えます!

では今日の質問!

個人事業主ができる節税対策と資産運用が聞きたいです。今は実家でフリーランスで海外の会社とAI系の開発をしてて、経費はほぼかかってません。貯金も300万円くらい貯まって収入も安定してきたので、そろそろ一人暮らししようと思います。

今年の夏くらいから急に仕事が入って稼げるようになって、年末までには1000万円くらい稼げそうです。この調子で行くと来年は2000-3000万円くらい稼げるかもしれません。

節税対策や資産運用はあまりわかりません。調べた感じだと、これぐらいの収入ならふるさと納税とNISAとiDeCoくらいしか方法はないのかなと思いますけど合ってますか?

あとNISAとiDeCoの優先順位はNISA満額行ってからiDeCo満額やって、もし余剰金があれば、その後に別の資産運用したほうがいいと思ってますが、どう思いますか?

iDeCoは控除があるけど60歳まで引き落とせないので、もし仕事がなくなって稼げなくなったときのことを考えたら、引き出せるNISAの方がいいのかなと思いました。

まとめると生活防衛資金の貯金300万円→NISA満額→iDeCo満額みたいな資産運用の優先順位でいいでしょうか?

あと調べたら法人化は800-1000万円くらいからしたほうが節税対策にはいいみたいな感じでしたがこの理解で合ってますか?

みんな大好き資産運用の話ですねというわけで答えていきます!

やるべき順番

まず資産運用系でやるべき順番と言うものは確かに存在しましてまず最初にあるのが節税です。

僕、節税自体があんまり興味がないのでやっていないので、詳しくは調べて欲しいんですけれども、、

お金を増やすのに一番重要なのって、出ていく無駄なお金をコスト低く節約することだったりします。

100万円持って5%で運用しても、1年で5万円しか増えませんが、5万円を節約するのは意外と簡単だったりするみたいな感じですね。

で節税と言うのは、節約の中でも1番コストが低く、かつ税金を払っても何らリターンがないものなので、節約するのにとても適していると言う感じです。

言うまでもないですが、脱税はダメです。あくまで合法の範囲内で節税をすると言うのが基本ですね。

最近、特に話にでやすいのが、ふるさと納税です。ふるさと納税はやらない理由がないくらい、デメリットがないので、みんなやるわけですね。

超個人的に言うと、ふるさと納税の仕組み自体全然いいと思っておらずかといってやらないと損をする性質のものなので、あんまり好きではないんですが、、、節税をすると言う意味においてはとても有効だと思います。

あとは、医療費控除や住宅ローン控除など、節税できるところはいくつもあるので、知っておいたほうがいいかなという感じです。

で、個人事業主というと、会社員と違って、多くの部分を経費として計上できるはずです。

やっている人が多いと思いますが、青色申告制度などを使うは基本です。

また、一人暮らしを検討しているのであれば、仲介手数料や礼金は経費にできますし、自宅を事務所として使用しているなら、家賃の一部や光熱費などを計上する、こともできます。全部ではなく、按分したものになりますが。

AIの知識を得るために、Xのサブスクを使っている、とか、noteに課金する、YouTubeから情報を得るのでサブスクに入る、書籍を購入する、なども業務で必要なのであれば、新聞図書費として計上できます。

仕事で使うパソコン、スマホはもちろん、通信費なども、業務で使うのであれば対象です。接待交際費は、仕事の打ち合わせの喫茶店や、仕事をとるための飲み会などであれば計上できますが、プライベートのものまで入れるとだめです。結構税務署がしっかりと見たりするので注意です。

このあたりは税理士さんとかと相談してやってみるといいと思います。税理士を雇わない!という人もいますが、普通に利益がでているなら、確実にお願いしたほうがいいかなあ、と。

というので、まずは「節税系を勉強する」が一番効果が高そうな人だなと思いました。

資産運用

その上で資産運用ですが、ここも節税観点を入れたほうがいいかなあ、と。

これぐらいの収入ならふるさと納税とNISAとiDeCoくらいしか方法はないのかなと思いますけど合ってますか?

小規模企業共済もやっておくといいんじゃないですかねぇ、、iDeCoは60歳まで引き出せませんが、小規模企業共済は事業の廃業や退職時に資金を受け取ることができます。月額7万円までできるのと、全額、所得控除の対象なので、状況に応じてやっておいていいんじゃないかなと。

ここから先は

1,523字
けんすうの視点でわかりやすくまとめた記事が毎月20本ぐらい読めます。ビジネス書1冊ぐらいの金額で様々な話題をキャッチアップできて便利です!

アル開発室

¥980 / 月

【全記事読み放題】クリエイターエコノミーの事業に挑戦しているアル社の裏側を知れるマガジンです。代表けんすうが、やっている事業の裏側やリリー…

サポートされたお金はすべて、クリエイター支援のための会社運営に使われます!