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【NFT初心者向け】イラストレーターに聞く!なんでNFTやってるの?実際どう?

こんにちは!今日は、2月20日に開催した、しもんずげーとさんとのきせかえNFTの「sloth」についてのトークを記事用に編集したものをお届けします。

音声版こちら。

slothはこちらです。ただいま一般販売中でして、クレジットカードにも対応するようになりました!


ーー私たちはslothというナマケモノをテーマにした「きせかえのNFT」を作っていて、メインイラストレーターとして、しもんずげーとさんにご依頼させていただいています。今日はいろいろお話を聞けたらと思っております。

しもんずげーと:普段は肩幅の狭いくまの「かたはばせまし」というゆるキャラを描いているイラストレーターです。よろしくお願いします。

かたはばせまし

ーー「かたはばせまし」がめちゃくちゃ可愛かったので、ぜひこの方にお願いしたい!と思い、slothのイラストを依頼しました。皆さんにはslothと併せて、「かたはばせまし」のことも知ってもらえたらと思っています。

しもんずげーと:よろしくお願いします。

Vine等の配信がきっかけで絵を描き始めた

ーーしもんずげーとさんはこれまでイラストレーターとして、どのようなお仕事をされてきたんですか?

しもんずげーと:最近はslothのイラスト以外だと、YouTubeで「おるたなChannel」をやられている、ないとーさんという方のNFTのイラストを描いたり、Pinterest Japanさんのオフィスに40体ぐらいの「かたはばせまし」をデコレーションさせていただいたりしました。

ーー40体!すごいですね。

しもんずげーと:あと、NFTの仕事よりは、自分自身のキャラクターを雑貨屋さんとかで販売していただく仕事のほうが今は多いと思います。

ーーなるほど。NFTのプロジェクトを始める前は、イラストレーターとしてのお仕事はどんな感じだったんですか?

しもんずげーと:イラストレーターの仕事もしていたんですけど、元はアニメーションを作ってて、よくYouTuberさんのゆるキャラバージョンのPR動画の仕事とかを担当しましたね。

Vineというショートムービーのアプリでゆるキャラとして、アニメーションも配信していました。

ーーしもんずげーとさんは「シナぷしゅ」(※テレビ東京系列の子ども向け番組)で声優をされていましたよね。

しもんずげーと:今もそうですね。最近させていただいた仕事です。

ーーめちゃくちゃマルチにやられていますね。

しもんずげーと:色々やってますね。

ーークリエイティブ活動をするきっかけはどういうところにあったんですか?

しもんずげーと:クリエイティブ自体を始めたのは、6、7年前ぐらいで、最初は歌手になりたかったんですけど。

オーディションとかを受けに行っても、当落を待ったりとかで時間がかかっちゃって。それで一番手っ取り早いのがSNSだと思って、当時Vineなどの動画投稿サービスで「ここで歌って配信しよう!」と思ったのがきっかけです。

歌だけじゃつまんないなと思って、簡単な絵を描いて声を当てて、VTuberがVlogしてるみたいなことやってました。そんなことをやっていったら、アニメーションの仕事が来るようになりました。

ーーイラスト以外から入って、イラストを描くようになられたんですね。クリエイティブ活動のお仕事をされる時に、大切にしてることはありますか?

しもんずげーと:当たり前のことなんですが、「手直しをしたいんで、時間をもらえますか。」とか頼みこんだりして、ちゃんと自分が納得いくまで描くようにしてます。

ーーよくツイキャスで配信されていますよね。以前こっそり覗いたんですけど、「ゆるキャラの線は重なりがちょっとあるかないかで、全然可愛さが変わってくる」みたいなお話をされてて、すごいこだわりのある方なんだなと。

しもんずげーと:まさに、ゆるキャラを描くときは限りなく線を減らして、ロゴに近いようなデザイン性の高いような作品を目指しています。

いつも「ここの線が無駄かな?」、とかいろいろ試したり、右に1ミリ動かしたほうがしっくりくるかなとか、微調整しながら書いてます。

ちょっとの違いで、顔とかも全然変わってきちゃうので。

ーーシンプルに見える可愛いキャラクターだからこその難しさがあるんですね。slothのお仕事をさせていただいてると、こだわりつつもちゃんと納期を守っていただいてるので、めちゃくちゃ助かっています。ちなみslothのデザインを考えるときに、気をつけたこととかあったりされますか?

しもんずげーと:全体的に丸みを持たせて、怠けているっていう雰囲気をイラストに出すために、工夫はしたかなと思います。

しっかりしてない感じを出すのを心がけました。

ーーしっかりしてない感じっておもしろい!相反するテーマの「社畜なのに、怠け者」はどう表そうとかあったりしますか?

しもんずげーと:表情は人それぞれで読み取れるというか、想像できるようなものにしたくて、無表情に近めの顔だと思うんですよ。

ちょっとだけニコってしてるようで、眉毛は直線で。見た人によっては笑ってるように見えるけど、でもちょっと悲しそうにも見える、人それぞれで考えられるような表情にしました。

ーーそう言われて見てみると、そう見えてきました。

しもんずげーと:「今日疲れたわ…」に見える人もいるかなとか。

ーー新しい楽しみ方を発見しました。お仕事の話に戻ると、「クライアントワーク」か「自分のプロジェクト」かで違いはありますか?

しもんずげーと:自分の場合はとてつもなく自由に書いています。

お仕事となると、条件が何個か提示されて、それに合わせて描いていくんですけど、その違いは大きいかなと。

TikTokがうまく伸びず、NFTの道へ

ーー同じくしもんずげーとさんが手がけている「かたはばせまし」はめちゃくちゃ自由というか、見た目も全然違いますもんね。

しもんずげーと:そうですね。全部同じ「かたはばせまし」だけど、今アイコンにしてるのだと体がなくて、かたはばがせまいと言ってるのにそもそも肩幅がない。

最近のしもんずげーとさんが使用しているアイコンのイラスト。

ーー確かに(笑)。

しもんずげーと:自由に可愛いのを描くけど、自分のイラストだと分かるように描いていますね。

ーー「かたはばせまし」というプロジェクトは、しもんずげーとさんが初めてNFTとして始められたプロジェクトなんですか?

しもんずげーと:初めてですね。

「かたはばせまし」は主にNFTマーケットプレイス・OpenSea上で販売されているNFTコレクションで、これまでサブコレクション含め19ETH(※本稿公開時点のレートでこれまで約400万円)の取引がされている

ーーNFTで「かたはばせまし」をやってみたいと思ったのって、理由があったんですか?

しもんずげーと:「かたはばせまし」の前にインフルエンサーとして活動していたときは、白くて丸い宇宙人のゆるキャラで活動していたんですけど。

デザフェス(デザインフェスタ)に出たりとか、会場でグッズを置いていただいたりしたときに、初見さんからすると(宇宙人のキャラクターだと)分からないんですよね。まず手に取られにくいというか、普通に目の前を素通りされる方が多いんです。

当時のしもんずげーとさんが描いていた、「もちもちふわふわの宇宙人」のキャラクター。

しもんずげーと:それで、何もわからないものをいきなり手に取るのは難しいから、動物を描こうと思って。クマが好きだったので、とりあえずクマを描こうと思って。

ーーその「かたはばせまし」として描かれたものが、のちにNFTになったっていう順序なんですか。

しもんずげーと:かたはばせましとして、2020年に描いて、そこから何もほとんどせず、2021年の10月にあのときの「かたはばせまし」を引っ張り出してきてNFTにしました。

ーーNFTにしようと思ったのは何かきっかけがあったんですか?

しもんずげーと:そうですね、NFTにしようというより、そのときの仕事がうまくいっていなくて、NFTを始めようって思って、始めるなら「かたはばせまし」だっていう順序です。

ーーなるほど。そのときから周りの方でNFTをされてた方とかいましたか?

しもんずげーと:TikTokerをしていたんですが、私のTikTokがシャドウバンされちゃって、伸びなくなったんですよ。

それを仮想通貨に詳しかった自分の元マネージャーに相談したついでに、「NFTがめっちゃ流行ってるよ」って教えてくれて、始めたんですよね。

ーー最初、どうでしたか?しもんずげーとさんの印象として、NFTは怖いとか、逆に面白そうとか。

しもんずげーと:最初はそうですね、まったく分からない状態で、踏み込んできたので、まず「全部英語やん、どうしよう」とか。

でも友だちがいたので、MetaMask(※NFTや仮想通貨を保管しておく、ウォレットと呼ばれるサービス)の作り方も教えてもらったので、多分他の方より全然苦労はしてないと思います。

ーー詳しい方にお聞きしながらみたいな。多分周りの方にNFTをやっているって話をすると、「NFTってなんなの」みたいな質問ってあると思うんですけど、普段どういう説明をしているとかってありますか?

しもんずげーと:例えばモナリザだったら、持ち主とかオーナーがすぐわかるので、本物って分かるけど、デジタル画像は誰が持ち主とか分からないまま転載されたり、スクショされたりして、拡散されちゃう。

でもNFTの技術でブロックチェーンに刻まれるっていうんですかね。その見えないハンコが押されて持ち主かすぐわかるようになってるって言ったりします。

ーー見えないハンコという表現はいいですね。今お聞きになられている専門家の方からすると、細かい部分にツッコミを入れたくなるかもしれませんが、優しい目で見ていただければ。

しもんずげーと:ありがとうございます(笑)。

NFTが売れて仕事も増えた

ーー表には見えないけど、ハンコが刻まれているみたいなものですよね。実際「かたはばせまし」を引っ張り出してやってみようって思って、どういう感じで今の「かたはばせまし」を育てていったんですか?

しもんずげーと:最初に始めたのは2021年の10月だったんですけど、最初に2体販売して、初めに友だちが「応援のために1体目を買うよ」って買ってくれたんです。

ツイートで「NFT始めました!よろしくお願いします!」って言って、いろいろハッシュタグを付けていたら、当日にはフォロワーさんじゃなかった人が私を見つけて、すぐ買ってくださったんです。

ーーへー、すごい!

しもんずげーと:その後も価格を0.02ETH(※本稿公開時点のレートで約4500円ほど)ずつ上げて、2体ずつ出すと決めて販売していきました。

2体ずつだと1体売れたら、見ている人からすると「今のうちに買わないと、次は値段ちょっと上がっちゃうか」ってなるからいいぞって、その友だちが教えてくれて(笑)。

それをやっていたら、本当にちゃんといろんな人に知っていただけるプロジェクトになって、でも2週間まったく売れなかったときもあって。

ーーそうなんですね。

しもんずげーと:「やっぱり宣伝活動って大事なのか」と思って、もう毎日Twitterでスペースに上がっては宣伝するのを繰り返していました。

ご飯を食べるときも、海外のスペースができたら入っておいて、とにかくNFT界隈の人たちにアイコンを見せに行きたいみたいな。

ーー実際それをするのとしないのでは、売れ方が違いましたか?

しもんずげーと:違ったんじゃないですかね、寝て起きたら二次流通してたりとか、よくありました。

ーー今、海外の方のスペースにっていうお話だったんですが、海外の方で買ってくれる方やっぱ多いんですか。

しもんずげーと:今は全然自分が(新しいNFTを)出せてないんで、ちょっと分からないんですけど、当時は海外の方が購入してくださってましたね。

ーーなるほど。今だと日本の方とかはっきりとは区別しないっていう感じなんですか。

しもんずげーと:今は日本の方が多いと思います。

ーーなるほど。しもんずげーとさんがNFTをやり始めて、変わったことあったりしますか?

しもんずげーと:圧倒的に忙しくなりました。

ーーそれは宣伝活動か、お仕事をもらえるようになった的な意味合いなのかどっちなんでしょう。

しもんずげーと:宣伝もですけど、今はお仕事をもらえるようになって、忙しくなった感じですね。

ーー私たちは「かたはばせまし」のコレクションを見てお声がけしたのですが、「コレクションを見ました」って方とか、「Twitterを見ました」って方が多いんですか?

しもんずげーと:そうですね、コレクションをポートフォリオ代わりにして、「この人はこの絵を描くんだ」っていうのが一発で分かるので、それを見て依頼される方が多いですね。

ーー「かたはばせまし」は一目でせましだって分かる見た目なのに、それぞれ全然違う絵が描かれていて、幅広くて統一感のある絵を描ける方なんだなと分かりますよね。すごく素敵なので、今聴いている皆さんはぜひ「かたはばせまし」をよろしくお願いします。

しもんずげーと:ありがとうございます。

ーーNFTきっかけでお仕事が忙しくなったとのことですが、NFT以外のイラストのお仕事とかも増えたりされたんですか。

しもんずげーと:NFTを始めて、イラストを描くペースが格段に上がりました。

描くイラストが増えたことで、仕事を依頼していただきやすくなったんじゃないかと思っていて。

ハンズさんとかから、「グッズを販売しませんか」みたいな声かけが増えました。

ーーTwitterで「今グッズ作っています」みたいなのは、個人販売しているものと、お店に出すものがあるんですか?

しもんずげーと:全部お店に出す分ですね。

ーーすごいですね!

「長続きさせる」ことを重視

ーーしもんずげーとさんは周りのイラストレーターさんともNFTのお話をされるんですか?

しもんずげーと:元からの知り合いのイラストレーターさんとは全然しないです。イラストレーターさんでNFTの話をするのは、本当にNFTで知り合った方だけですね。

ただ、過去からの知り合いの方で、DMで「やり方を教えて」って言ってくださる方はよくいます。

ーーNFTに興味があるという方は、しもんずげーとさんの感覚的に増えていますか。

しもんずげーと:増えていますね、めちゃくちゃ。

ーーそういう方には、どういうお話をするんですか?

しもんずげーと:「ちょっと出して、やめる気持ち」ではやらないほうがいいと言います。「コレクションを育て続ける気持ちでやらないと、長続きしないと思うから」って言ってます。

ーーそうですよね。コレクションを出して売って終わりってものじゃないですもんね。実際にしもんずげーとさんは、普段気遣いをしている部分はありますか?

しもんずげーと:とりあえず、やめないでおこう、としか(笑)。

最近は「かたはばせまし」のイラストをあまり出していないんですよ。それでも1ヶ月に1回は出すとか、やめないことを目指してます。

「毎日投稿、がんばるぞ」は大事ですけど、いいものが描けないと出したくない気持ちのほうが強いので。

「1ヶ月空いたからやめよう」ではなく、「1ヶ月空いたけど、これからも出していこう」と思って、いつもNFTを描いて販売しています。

ーーすごく大事なことですね。NFTきっかけで知り合われたイラストレーターさんとは、どういうお話をされるんですか?

しもんずげーと:コレクター側の話はすることが多い気がします。私、作品も買ったりするので。

「あのコレクション今度出るよね、買う?どうする?」とかの話が多いと思います。NFTをされている方もリアルなイベントで、お仕事をもらうのに興味があるので。

なのでリアルイベントで誘われるにはどうしたらいいかとか、そういう話も多分していたような。

ーーNFTクリエイターの方って、どういう形でお知り合いになられるんですか?

しもんずげーと:一番多かったのはスペースですかね。

あと、展示会とかよく開催されるじゃないですか。皆さんの絵をバーって飾るイベントで知り合った方も多いかもしれないです。

皆さん名刺を持っていて、名刺交換で2時間くらいがすぐ過ぎる感じ。

ーーNFTをやっている方だと、オンラインでつながっているイメージがありますけど、結構アナログなコミュニケーションも大事なんですね。

しもんずげーと:あとClusterとかも!

しもんずげーと:深夜帯に作業しながら、「Metaani」っていう猫の可愛いアバターのコレクションを持ってる人たちで集まって、Clusterのワールドを探索して、一緒に喋りながら今後どんなNFTを描くかを話したりとか。

イラストレーターとしての視野が広がった

ーーそういうところでお話しされるんですね。しもんずげーとさんの場合は、コレクションを運営するし、自分で買ったりとかで、どっぷりNFTに浸かっているじゃないですか。

しもんずげーと:確かにそうかもしれません。

ーーしもんずげーとさんにとって、「NFTはここがおもしろい」とかあったりされますか。コレクターとしてでもいいですし、作ってる側としてでも。

しもんずげーと:Web3的な考え方とかあまり分からないんですけど、自分で描いたイラストを世界に発信して、世界の人とつながっていけるのって、NFTだけじゃないけど、自分の場合はNFTが合っていたんですよね。

海外の人に自分の絵を見てもらえるチャンスって、なかなか訪れるものではないと思うので。NFTは自分で海外に発信して、海外の人がすぐ見に来てくれるんで。

ーー確かに。

しもんずげーと:コレクターとしてだったら、投資の意味合いで、買ったNFTを「1個だけ高めに売り出してみようかな」と思ってやってみたら、たまたま気に入った人が購入してくれて、嬉しくなるとか。

頭で想像したことをすぐ形にできるエンジニアさんとつながったり、今までのイラスト業では知り合えなかった方とつながって、「新しいことに取り組める環境」を作っていけるのもおもしろいなと思います。

ーーエンジニアの方と「かたはばせまし」のプロジェクトで一緒に何かするとかあるんですか?

しもんずげーと:「かたはばせまし」はないですけど、先ほども名前を出したYouTuber・ないとーさんとか。

「かたはばせまし」はジェネラティブ(※あらかじめ制作したパーツをプログラムでランダムに組み合わせることで、多数のキャラクターイラストを生成するNFT制作手法のこと)をやる気はなくて。

他の方のプロジェクトに入ってみて、「こうしてもらえますか?」って提案したことをすぐ形にできる人たちが周りにいるってすごいなって思って。

NFTのおかげでこういう世界があるんだと知ることができたなと。

ーー確かに、フリラーンスのイラストレーターの方で、エンジニアの方とよく話すってあまりないのかもしれませんね。NFTにはもっとこうなってほしいとかって、あったりしますか。

しもんずげーと:自分はもう満足はしています。あとは、確定申告をしやすくなってほしい……。

ーーそれも切実な問題ですよね。ETHの利益が出たらちょっと面倒ですよね。

しもんずげーと:ここが解決したらいいなと思います、全然クリエイターらしくないけど(笑)。

ーークリエイターの方にとっても、税金とか生活はすごく大事なことなので、それはそうだよなと今聞いて思いました。

しもんずげーと:ありがとうございます。

ーー「かたはばせまし」の場合はジェネラティブはやらないという話ですけど、「かたはばせまし」を最終的にこうしたいとかありますか?

しもんずげーと:スヌーピーのような、日本にとどまらず世界で知られる作品にしたい。

世界に向けて発信できるので、NFTでやろうと思ったというのもあります。

ーー実際、今も海外のホルダーさんがいらっしゃるんですか。

しもんずげーと:数名いらっしゃいます。毎日ツイートしていて良かったなと。

友だち感覚のファンと共創

ーーslothのイラストでは、たくさんのパターンを描いてくれています。それらのパターンって、どうやって考えてるんですか?

しもんずげーと:slothの場合は、全体的に見て、あまり同じ色が出ないようにしました。いろんな方が好きになれるようなデザインをできる限り考えました。

ーーありがとうございます。slothの場合は、ジェネラティブ的に作っているので、パターンがたくさんあるのはありがたかったです。

しもんずげーと:ありがとうございます。

ーー「かたはばせまし」は一体一体描かれているじゃないですか。次は何を作ろうか考えてらっしゃいますか?

しもんずげーと:ツイキャスしながらファンの人に直接聞いて、それを描いてみて可愛いってなったら、すぐ販売することにしています。

自分の中の可愛いと、人が思っている可愛いも取り入れないと広がりがないかなと。いろんな意見を聞こうと思って、まず聞くようにしてます。

ーーなるほど、しもんずげーとさんはよく配信しながら絵を描いていますよね。配信とか、ファンを巻き込むとか、コミュニティ的にしていくとかってNFTだと多いじゃないですか。しもんずげーとさんご自身が考えていることはありますか?

しもんずげーと:自分はDiscordサーバーの運営などはしていなくて、かっちりしたコミュニティはないんです。

たまに見に来て、喋って帰る友だちくらいの人たちが結構いるような感覚というか。

ーーいい距離感ですね。

しもんずげーと:それくらいがちょうどいいかなと思っていて、本当に友だちくらいの感覚で喋っています。いいコミュニティを作ろうとは、そこまで思ってないかも。

ーーそれはNFTをやる以前から、そういう感じだったんでしょうか。

しもんずげーと:NFTの前からですね。ファンの方で、例えば「あのガチャガチャ欲しかったんだよね」とツイートしている子を見つけたら、「近くにあったから代わりにしてくるよ」と言って、送ったりとかしていました。

ーーめちゃくちゃ友だちですね。NFTの場合、ぐっと近づこうとするとか、ぐっと内側にしちゃうこともできると思うんですけど、あえて友だち的な距離感なんですね。

しもんずげーと:そうですね、これはお知らせしたいなって思うことだけ、ぎゅっとまとめてDMしたりしますけど。

それ以外はたまにTwitterでリプ送って、「このうどん美味しかったよー」とか送っている感じです。

NFTが向いているクリエイターは?

ーークリエイターさんで、「こういう人はNFT始めてみると向いてるよ」とか、「これに困ってる人はNFTとか向いてる」とかってありますか?

しもんずげーと:Instagramとかで絵を描いている人は、NFTに出したら注目されるし、購入もしてもらえるし、自分の生活にもつながるからいいと思います。

必ず買ってもらえるというわけではないけど、つながりやすいんじゃないかと。

ーーどうしてもNFTに対しては「怖い」とか「大変そう」みたいなイメージがある気がします。「かたはばせまし」を出品されるときって、OpenSeaで出されていると思うんですが、どれくらい大変なんですか?

しもんずげーと:全然大丈夫ですけど、緊張します。フリーズ(※フリーズメタデータ:NFTに関するメタデータを永久凍結すること。アイテム名や画像の編集ができなくなる)っていうボタンを押す瞬間が怖かったり。

「もう売り出したらこの絵は直せないぞ!」ってなるから、そこがすごく怖いですね。

ーーなるほど、その緊張を乗り越えて出していくんですね。

しもんずげーと:もし万が一間違っていても、それも自分の歴史だと思ってこれもいいなと思うようにしています(笑)。

ーークリエイターではなく、逆にコレクターとして大変だなと思うことはありますか?

しもんずげーと:どことは言いませんけど、プロジェクトをやっている方がいなくなっちゃったりするのは、ちょっとやめてほしいなと思う(笑)。

あとは投資目的で買うよりは、「この人の絵が可愛いから買おう!」のほうが圧倒的に多い。

ーー他にもゲームができるとか、いろいろなNFTがあるじゃないですか。それよりは基本的に絵が中心なんですかね。

しもんずげーと:ゲームができるNFTも買ったことあります。でも、実際にやっているかというと、やっていないです。

ーー周囲のNFTクリエイターの方々も、しもんずげーとさんと同じような購入のされ方が多いですか?それとも人それぞれなんですか?

しもんずげーと:投資で買っている人も中にはいらっしゃると思うけど、デザインで買っている人のほうが多いですね。揃えたくなっちゃうんですよね。

ーー基本はそれを買って眺めている感じなんですか。美術品を買うような。

しもんずげーと:そうですね。前までだったらOnCyber(※NFTイラストを展示できるメタバースサービス)とかに並べて、スペースをやっている最中にリスナーさんとその部屋に入って、「これは誰の作品で〜」とか言ったりしていました。

今は忙しくて、していないです。

ーーしもんずげーとさん、Twitterを見るたびにいろいろなところに行っているので、すごく忙しそうです。

しもんずげーと:明後日は静岡に行って、その後は大阪に行く予定です。

ーーいつも個展のために移動しているんですか?

しもんずげーと:一応、今回はNFT絡みの個展ですね。

ーー個展の開催者の方からお声がけいただく感じなんですか?

しもんずげーと:そうですね。

ーーそこで知り合う方もいて、楽しそうだなと思いました。

しもんずげーと:イベントで初めて知ってくださる方、めっちゃいますね。

ーーそこにいらっしゃるお客さんは、もうNFTが好きな方が多いんですか?

しもんずげーと:イベントの場所とか内容にもよるんですけど、NFTの個展って打ち出しているところは、NFTのコレクターさんとかクリエイターさんが多いですね。

一般の方は稀にいるかな……ぐらいですかね。

というわけで

ーー最後にちょっとだけslothの告知をさせていただけたらなと。NFTの初心者の方に向けて作っているプロジェクトです。

NFTって、学ばなきゃいけないことがすごく多くて、よく知らないまま手を出すと損するんじゃないか、というハードルがあると思います。

slothはこれからNFTを始めたいとか、興味があるという方に広げていきたいなと思っていて、価格の乱高下で損をしたりしないプロジェクトを目指していきたいなと思ってます。

ナマケモノのNFTらしく、ゆったりとした方針です。

「きせかえのNFT」なので、本体のNFTに洋服のNFTを着せられるというものなんですが、この先、誰でも洋服のNFTを作って出品できるようにしていく予定なので、ぜひクリエイターさんにも興味を持っていただければと思ってます。

NFTは最初の一歩目がよく分からないというハードルがあるわけですが、クリエイターの人たちが踏み出す一歩目を少しでも簡単にできるといいな、というふうに考えています。

コレクターとしても、初めての方に持ってほしいし、クリエイターとしても、初めての方に参加してもらえたら嬉しいという思いでやってます。

誰でも買えるようになるのが、3月1日の12時からの予定です。今日はすごく緊張しましたが、しもんずげーとさんにいろいろ聞けて楽しい時間でした。

しもんずげーと:ありがとうございます、こちらこそです。

ーー今後ともsloth、かたはばせましをどうぞよろしくお願いします。本日はありがとうございました。


というわけで、以上になります!ありがとうございます!

NFTを買ったことがない、という方向けのヘルプページも用意しましたので、こちらもぜひご覧ください。

NFT初心者でも大丈夫!sloth初心者ガイド

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