2020年のアル社の振り返り
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2020年のアル社の振り返り

こんにちは!アルという会社をやっている、けんすうというものです。

せっかくなので2020年の振り返りでもしようと思います。

総論

総論としては、ここ20年くらいで、もっともシンプルにサービスづくりというものに集中できたなという感じがします。

もともと、基本的にはサービス作りばっかりしていたい人でして、いつかはみんなに使われる大きなサービスを作るぞ、ということに興味が強く、それ以外のことにはあまり興味がわきません。

2020年は、もともとほとんどいかなかった飲み会はさらに0に近づき、エンジェル投資などもほとんどやめたので、自社のことにしか時間を使いませんでした。

唯一の趣味はマンガなのですが、マンガを読むことも仕事みたいになったので、より純度が高く、サービス作りだけをしてた1年です。その状況を作ってくれた会社のメンバーや株主などには感謝しかありません。

大まかな1年の流れ

1月〜3月くらいには、バイラル施策を使ってマンガを盛り上げられないか?というのをやりました。そこでは、クイズを作れるサービスを作ったり、診断系サービスをやったりと、10個以上試しまくりました。

その中の一つの「私を構成する5つのマンガ」を選ぶというのは、世界トレンド1位にもなり、150万人くらいに訪れてもらい、65万人が実施してくれました。

10万MAUもなかったサイトでしたが「3月までに100万MAUいくぞ」という目標でやっていて、絶対ムリだろ、という思いも絶対あったはずの現場のみなさんが、最後まで諦めることなくやったおかげで、1日で突破したという、いい思い出です。

しかし、これだけではやっぱり何も貯まっていかない、というのも気づいており、4月からは、出版社とのアライアンスをガッツリがんばりました。これも、未経験の20代社員が1人でがんばった結果、半年で15以上のアライアンス案件を実施するということをしてくれ、大いに盛り上がりました。

進撃の巨人などの超有名タイトルもやらせていただきました。また、ブルーロックと、選挙企画をやらせてもらったら、全部で500万投稿以上が集まったのも、作品の熱量を感じさせる素晴らしい出来事でした。

とはいえ、やはりこのサイトだけでは物足りない、まだ全然足りていないという感じがしており、10月からは新規サービスにフォーカスすることとしました。

いろいろ試す中でできたものの一つとして「アルチャム」というサービスがあります。作者や編集の方が話しながら、みんなでマンガを読めるというライブサービスです。

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これはユーザーとしてはとても楽しい体験でした。1つのマンガの、数ページを読むのに1時間とかかかるときもありましたが、SNSなどで「パッと無料のマンガを読んで、そのまま忘れてしまう」みたいなものとは全く別の体験でした。

課題も多くあるので、まだ本サービス化はできなそうですが、ライブ体験でマンガを楽しむというのは一つあるかなという気がしています。

そして、もうひとつのサービスとしては「00:00 Studio」というものがあります。

これはクリエーターが作業中をライブ配信するというサービスです。

いろいろヒアリングした結果、クリエーターさんの課題としては主に3つあって

1. 作品ができあがって売れるまでお金が入らない
2. 作業している間がとにかく孤独でつらい
3. ファンを作るのが難しい

というところです。だからといって、noteで月額課金をして提供する、となると今度は「1000円払ってくれるファンは、1000円分のアウトプットを求めるが、5人しかファンがいないと、5000円しか入らなく、5000円のためにする作業としては負担が大きい」みたいなことになってしまっていました。

そこで、「作業中をライブ配信するだけでファンと繋がれる」みたいなのがいいかなと思って作ったのが、この00:00 Studioです。

重要なのは、配信する中身(コンテンツ)じゃなくて、つながっている感かなと思って設計しています。

こういうのを「プロセスエコノミー」と名付けてみたりしました。

まあ、マニアックなのであまり使われないかな、数年かけてじっくりやろうかなと思ってたんですが、思ったよりも反響が多くびっくりしています。いろいろなクリエーターさんが使ってくれる状況になりました。

いそいで毎日アップデートするようにしたりして、全力で改善したりしています。

また、アル開発室というものをやっているのですが、こちらは有料のコミュニティです。「プロセスで課金をして、いろいろな挑戦をしやすくしたい」というのでやっております。

毎日3000文字くらいの記事を投稿したりしているんですが、まあ、ほぼメルマガだったり、noteの有料記事みたいなもんですね。

これは

・サービス開発の裏側ってあまり見れないけど、成功した人の成功例よりも「こう考えて作っているよ」みたいな情報のほうが価値が高いんじゃないか
・応援してくれる人が増えるのが一番いいんじゃないか
・noteとかで単発で記事をバズらせてももうしょうがない、少数でも継続的に記事を読んでくれる人に向けて書きたい

などの想いがあり、やっていたりします。おかげさまで最近ぐっと伸びてきていて、2600人を越えました。

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(みんなのオンラインサロンより)

伸びた理由はシンプルで、「Twtiterで毎日チラ見せをするようになった」というのと、「週3本くらいだったのを毎日更新した」ということくらいです。

来年も頑張って伸ばしたいなと思っています。

ということで

未だにサービスを当てれていない現状は変わっていません。ただこんなことはもう慣れっこでして、結果がでないことを諦める理由にはならないわけです。

世界中の人が使うサービスを作るという個人の夢と、漫画をとにかく盛り上げまくりたいという会社のミッションの実現のために、2021年も頑張りたいなーと思っています。

それでは!

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けんすう

サポートされたお金はすべて、マンガサービスのアルに使われます。

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インターネットでコミュニティサービスとかをよく作っています。今は「アル」というマンガサービスを作っています。