趣味がないのはがっかりされることなのか、豊かではないのか?
こんにちは!アルというマンガサービスをやっているけんすうといいます。
最近こんな投稿をみまして。
簡単にいうと「多趣味だと一つのことに集中できない」「一つのことを極めている人に憧れる」というような内容のマンガです。表現がすごく上手なのでぜひ読んで見てください。
で、僕はこの人と逆で、めちゃくちゃ趣味がありません。
そして、趣味がないってかいたら、はてなブックマークというところで、「がっかりした」と書かれたりしました。こんな感じです。
てかそんなに趣味のない人だったのか。ふつうに多趣味な人なのかと思ってたんでちょっとがっかりだな。
同じ人は再度、別の記事に
でもこの人以前どこかで、基本的に趣味がないという主旨の発言をしていてそれにがっかりしてからイメージが固定されてしまった感じ。
とコメントをしていたので、よほどがっかりしたのだな・・・と申し訳ない気持ちになりました。なんかすいません。
なんで知らない人が、会ったこともない人の趣味がなかったらがっかりするのか?というところはよくわからないのですが(何に期待してたんだろう?)、なんとなく世間には「趣味が多い = 豊かな人生である」というのはあるのかもしれません。
趣味がない人の言い分
で、がっかりさせてしまってごめんね、なんですが、僕も好きで「趣味がない」という状態ではないわけです。むしろ趣味を多く持てるほうがいいな、という憧れがあります。
まわりの魅力的な友人はゲームをしたり釣りをしたり、Netflixを楽しんだりしています。
しかし僕はめちゃくちゃエネルギーがなくて・・・。気力やエネルギーが人の半分以下だと思っています。
ゲームをやるのもNetflixを視るのもめちゃくちゃ疲れちゃうんですね。人と話すのも飲み会にいくのも疲れますし、旅行とかは一日一週間分くらいの体力を使います。
なので、趣味が多い人は、エネルギーが多いと思っていて、すごくうらやましいです。アクティブな人に憧れます。
唯一なんとかなる趣味がマンガとインターネットと、あとビジネス書を読むくらいだったんですが、長時間楽しめるものを仕事にしないと生きていけないので、これらはすべて仕事になりました。よって僕の趣味は現在ゼロです。
ゼロ趣味。
さっきの人じゃないですけど、多趣味な人間のほうが深みがあって、豊かであるのであれば、僕の土壌は豊かさとは真逆の、枯れた大地なのかもしれません。
削れば尖るし、尖れば刺さる
で、冒頭のマンガなんですが、多趣味な人は多趣味な人でいろいろ悩むんだなあ、と思いました。
僕はもう人生、多趣味になることは難しいと思っているんですが、その分、すべてを「マンガを売るためにがんばるぞー」というふうにできるという面はあるなと思いました。
膨大なエネルギーがあっても分散していたら意味がない。むしろエネルギーが少なくても、一点に集中させることで、大きな力になることもあるなと。
インターネットコミュニティ、メディアと、マンガを組み合わせて、マンガをめちゃくちゃ売る、というところに残りの人生のエネルギーを注ぐことで、なんか少しでも社会に良い効果が起こればなーと思って生きているのですが、それはそれで価値があることなのかもしれない、と思い始めてきました。
で・・・
そして、たぶん読んでるおまえらは単純だから、ここまで読んだ内容と文体で「なんか暗い話しだな」って感じると思うのですが、全然暗くないです。あえて8:2くらいで、暗い雰囲気がありつつ、最後は少しだけ明るくするという手法を使っているだけなのです。
じゃあ何でそんなのを書いたのか?というと、アルでやっているプロジェクトの宣伝がしたいからです。
騙されたな!これは自社の宣伝記事なのだ!
というわけで、流れるように宣伝をしていきます。
まずこれです。キャプテン翼さんとコラボをして、クイズとかを提供しています。
こういう、超メジャーであり、長期連載のものでは、長年のファンも多いので、クイズとかで楽しんでもらえればなと思ってやっています。
名場面とかもまとめています。
めちゃくちゃ懐かしいですね・・・。
そして次はこれ。邪神ちゃんドロップキックというアニメがあり熱狂的なファンも多いので有名です。
その邪神ちゃんですが、マンガのコマだけじゃなく、アニメの画像の許可もいただき、ブログとかに貼れるようになりました。
上記からアクセスしてもらうと、利用できるアニメのシーンが一覧であります。
こんな感じ!
アニメの話題とかを記事に書きたいわ、とかTwitterで貼って会話したいわ、というときに、どうしても「著作権的になあ」という思いがあると思うので、こういうふうに、公式で貼れるようになると、とても素敵だなと思っています。
いままではマンガのコマだけだったんですが、特別にアニメも許可していただきました。ありがとうございます。マンガはこんな感じ。
アルではこんなふうに、ブログに貼り付けられるマンガがたくさんあります。こちらも見てくださいね!
そして3つ目は、「タイムスリップオタガール」とのコラボです。
全力でオタクを生きる女子・城之内はとこ(30)。コミュケの帰り道、同人誌と共に電車に轢かれた彼女は不思議なタイムリープに巻き込まれる。その後、なんやかんやあった末にはとこが行き着いたのは……1996年!? アラサーから圧倒的共感の嵐! 30歳からはじまる<オタク人生やり直し>ストーリー!
みたいなマンガなのですが、とにかくオタクにとって懐かしい描写がたくさんあって最高なんです。
というので、「この作品を好きでたまらない担当者が、広めたいと思ってコラボを営業しにいった」ものがこれです。
その名も「オタクあるある川柳」です。
オタクのあるある川柳に投票をするというプレゼントキャンペーンです。
というわけで
いかに、SNSとか、普段話している場所にマンガを入れていくか・・・というのをいろいろ考えていて、こんな感じで様々な出版社さんと取り組みをしているよ、という宣伝でした。
好きな作品たちとコラボができてとっても嬉しいですし、幸せです。
趣味がゼロでも、自分が好きな数少ないものを大事にして、それに取り組み続けると、それはそれで違う世界が見えて豊かだなあ、と思うので、趣味がない人、エネルギーが少ない人も「自分の人生は豊かではない」とか思わずに、楽しめるんじゃないかと思ったこの頃でした。
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