
対処不可能な問題は「問題」ではない、という話
こんにちは!
今、橘玲さんの「シンプルで合理的な人生設計」という本を読んでたんですが、非常におもしろいです。
で、この中に
対処不可能な問題は「問題」ではなく、状況であり、環境であり、現実だ。「人間と現実が闘ったとき、勝つのは一〇〇パーセント現実のほうだ。現実は出し抜けない。現実はだませない。現実は自由自在に曲げられない」のだ。
みたいなことが書いてあり、これはめちゃくちゃよい説明だなと思いました。
このことについてちょっと書きます!
対処不可能な問題を問題としちゃっているケース
本の中にもいろいろな例が書いてあるんですが、たとえば
「大学を出てから10年間、無職で何もしてきませんでした。しかし、そろそろ働きたいと思って、いろいろな会社に応募しているんですが、一向に受かる気配がありません。職業に関してはこだわりが強く、自分が嫌な仕事はできないし、給与も妥協したくないです。どうしたらいいですか?」
とか
「創業者一族が株をすべて持っており、役員もすべて親族の会社で働いています。一族でない人は役員になることは絶対にできません。こんな会社で、役員になっていくにはどうしたらいいと思いますか?」
みたいな感じです。
これは、一見問題のようですが、「対処不可能なものは、問題ではない」といっているんですね。こういうのは「状況」や「「環境」であり「現実」だと言っています。
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