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転職活動でよく聞かれる「弊社に何が貢献できるの?」に対しての答え

こんにちは!

こんな質問が来ました。簡単に言うと転職活動などの面接で「あなたはどのように、うちの会社に貢献できますか」と聞かれた時に、なんて答えるのがいいのか?と話です。

こんにちは。
いつも興味深く投稿を見ています。

転職の面接でのアピールについてご質問です。

転職活動をする際に、
「あなたはどのように貢献できますか」
という問いがされて、
自分のスキルや強みが相手にとって有用であることを伝えることになると思うのですが、
相手の業務内容や課題感が見えない状況でこれを考えるとどうしても他に足がついていない感覚になります。
この仮説?思考プロセスは相手の芯にぶつかっているのかと。

ちなみに、自分の仕事が数字的な仕事ではないので実績を伝えようとしても難しいという側面もあります。

質問者が知りたいのは貢献可能性ではなく、仮説の設定力のようなものとか説明する力とかなのでしょうか。

難しい問題ですが答えてみます!

結論

基本路線としては、「段階をつくっておくこと」がいいと思っています。

その段階とは

「仕事において必要とされる分野」

「業界において、必ず必要とされる分野」

「個別の会社で必要とされそうな分野」

の3段階がおすすめです。つまりは

「仕事全体」→「業界全体」→「個別の会社」

です。

「あなたは弊社に対してどのように貢献できますか?」という質問は結構実は罠があって「弊社に対して」と言う文言が入っているから、「この会社に対してはどのように答えるといいんだろう」と、自然に「個別の会社」のことだとイメージしてしまうんです。

しかし、個別の会社の話だと思うと「この会社のこと、あまり知らないな」と言うので、詰まってしまうんですね。

実際には、「仕事全体」と「業界全体」の話をすれば、大体においてはカバーできるんです。たとえばどの業界でも「めっちゃ周りとうまくやれるスキル」は使えるんです。

「業界全体」については、割と調査ができます。さすがに業界の調査なしに転職活動をすることは稀だと思いますが、そこを知っておけば、業界で求められるスキルは自ずと判別できるかなと。例えば、インターネット業界だと「常に新しい技術やサービスが出てきますが、それらの情報をキャッチアップした上で、自分で使ってみて業務に使えないかどうかを早く把握できる」とかであれば、これはおそらく業界全体で求められるなあ、とかです。

具体例

具体例がないとわかりづらいと思うので書いてみます!

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