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楽に稼げる方法や、美味しい話は世の中に存在するからこそ、闇バイト問題は難しい
こんにちは!
今日はちょっとコラム的に「闇バイトを防ぐための言葉として、世の中に楽に稼げる方法は」みたいな言い方はやめた方がいいんじゃないかと思う話を書きます!
こんなのを見た
闇バイトにより無期懲役の判決を言い渡された実行役のリーダー「永田陸人」からの手記です。
— 🍙高橋ユキ🍙 (@tk84yuki) January 27, 2025
永田被告から闇バイトをしようとしている皆様に伝えたい事があり、私が手記の内容をXにて掲載しています。… pic.twitter.com/VkkRQiklE6
こんな感じで、闇バイトで無期懲役になった人の手記が話題になっていました。これ自体は、内容はとてもいいので、是非とも読んで、そして闇バイトに手を出そうとする人にも知ってもらいたいなあ、と思うので紹介しますが、
一方で、こういう時に、よく「楽に稼げる方法はない」とか「そんな上手い話は世の中にはない」みたいな言い方をして、闇バイトを止めようとする流れがありますが、これはあまり意味がないんじゃないかなと思っているのです。
なぜかというと・・・。理由はいくつかあります。
楽に稼げる方法は稀にある
上記の手記にも若干似たようなことが書いてありますが、楽に稼げる方法はあります。正確にいうと「楽に稼げる方法はある」といのと「楽に稼げるように見える方法はある」の両方ですかね。
たまたまの偶然とか、市場に何らかの歪みがある場合、ものすごい簡単に稼げてしまうみたいなことはあります。僕が小学校の頃、とあるCDショップで、叩き売られているやつが、他では高く売られているのを見て、それを買って売るだけで、結構なお金になったことがありました。これは別に努力もなしに、たまたま見つけて、たままたやってみたら合法的にお金が入ってしまったケースです。
知り合いは、「ブックオフで売られている本、100円だけど、Amazonだと高いものがあるな」と気づいて、それを大量に買ってAmazonで売っていました。せどりですが、特にあまり努力はいらず、検索して値段を見て買っているだけです。その後、数年でみんながやるようになり歪みは減りましたが、数千万円以上稼いでたんじゃないかなあ、と。
これらはどちらも合法に、かつ楽に稼げる方法ですね。
もうちょっとグレーな方向だと、「ナンパをしてた人が、その手法を情報商材にまとめて売って、めっちゃ儲けてた」みたいなのもあります。もちろん「ナンパするのも才能や努力がいるから楽ではない!」とかそういう意見もあるかもしれませんが、、まあ、ビジネスとしてやってたわけじゃなくて、単に好きでやってたことを、情報にしたらめちゃくちゃ売れた、というケースなので、これも本人からしてみると「楽に稼げた」じゃないでしょうか。
昔、2ちゃんねるまとめをやっていた人と話したことがあるんですが「学生バイトにスレを立てさせて盛り上げて、その後にまとめさせるだけで、月に500万円くらい利益出てますわ」みたいな人がいました。大学生だったんですけど、そういうことを見つけてやっている人もいたりして、、これも自分ではあまり動いていないので、楽に稼げているパターンです。
最近だと、よくあるのが、暗号資産のAirDrop系ですが、これで、1億円とか稼いだ人とかを見たりもします。もちろん、その人は情報をちゃんと得ている、という努力はありますが、その程度の仕事量って、他の仕事だと月に30万円くらいだったりするけど、まだやっている人が少ないからめちゃくちゃ稼げている、という意味では「努力や苦労の量に比べて、全然楽」みたいな奴ですね。
というので、楽に稼げる方法って世の中には結構あったりするので、そういうのを見ちゃうと「いや、、、あるかもしれん」と思ってやっちゃう人って後が立たないんじゃないかな、と思います。
他にも、仕事そのものが楽だけど、報酬が高い、みたいなのもよくあります。技術がある人からしてみたら、1時間で、100万円くらい稼げてしまった、みたいなのもあります。
「会社が最初、大変な仕事だと思って設定したが、たいして大変じゃなかった」みたいな奴です。
こういうのは大体、適正になっていくので長くは続かないんですが、それでも短期的にものすごい稼ぐという人はいたりしますよね。
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