ベテランの合理的な対応策と、初心者の敷居とつまづきについて
こんにちは!
今日は、何度も繰り返される「ベテランは過去の経験から合理的に動き、それに対して初心者が敷居を感じるよね」という話についてです!
たとえば?
何かのルールが決まったり、文化が決まる時というのはたいてい合理的な理由があります。
たとえば、とあるアイドルをテレビ局の前で出待ちしているときに「決して私語を話してはいけない」というルールがあるとします。こういうものが出現したのは、「周りが住宅街で、よく苦情がテレビ局にいってしまう。その結果、アイドルに迷惑がかかってしまうからやめようという方向になった」とかの理由があったりします。
「私語は厳禁!」みたいなルールや文化が生まれるときは、だいたいこういうバックグラウンドがあります。もちろん、「なんかおもしろいから」くらいで始まって続くものもあるんで、すべてが、というわけではありませんが、それも続くのは「みんなが楽しいから」とか「そのイベントがあることでコミュニケーションが活性するから」などの理由があるからです。
そして、組織や業界が長くなればなるほど、そういうものは増えていきますし、ベテランになればなるほど、そういうものを熟知して守ろうとします。さっきの出待ちでいうと、たとえば
私語は厳禁だ
このラインから外にでてはいけない
手紙を渡すのは1回につき、1人に対してだけ
この位置にたっていいのは、ファン歴が長い古参だけ
スマホのカメラで撮影するのは厳禁
出待ちが終わったら、速やかに移動する
などになっていきます。どれもなんらかの理由があって、そういうルール決めになったりするわけですね。
一方で、初心者にとっては、この決め事が理解できないので、敷居になったりします。
敷居の高さはできるもの
ベテランと初心者がぶつかってしまうのはだいたいこういうことで・・・。たとえば、「BTSとかはスマホでの撮影を推奨している。そして私達が応援しているアイドルたちも、最近SNS発信に力を入れており、町中で撮影されることをよしとしている」というのが、最近はいってきたファンの中であった場合に、決め事とバッティングします。
そのときに揉め事が起こったりするわけですね。あの人達はマナー違反をしている、いやいやそんなマナーもう古いから変更するべきでしょ、みたいな。
ぶつかって議論になるならまだしも、多くの初心者は「うわ、謎ルールがたくさんある・・・。古参ファン怖」みたいになって、単に離れてしまうというのがあったりします。
「古参ファンが幅を利かせると市場を衰退させる」というのがよく言われる一つの理由がこのあたりです。
NFT業界の話
そして、NFT業界でも同じようなことがおきていて・・・。
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