こんにちは!
最近、ブレストをChatGTPとしているのですが、これはかなりやばく、自分の仕事に多大な影響を与えています。
これのやり方をちらっと紹介すると、割と反応がよかったので、実例ともに書いてみました。
ちなみに一応解説しておくと、OpenAIという企業によって開発されているChatGPTは、人工知能の一種である自然言語処理技術を用いて、自然言語での会話を可能にするチャットボットです。
ChatGPTでは、過去の文章や対話の情報を学習し、それを基に人間と同じように応答することになったのがすごいところです。
ブレスト方法
結論でいうと、自分がファシリテーターになって、ひたすらChatGPTにいろいろな角度で話してもらうというだけです。
これを使うと、とにかく頭が刺激されるのでオススメです。
といってもよくわからないと思うので、実例をみていきます。
まず質問からいきます。僕は、たとえば以下のようにいれます。社会人にとって魅力的な文房具を企画したい、という会議という設定です。
役割を与えてあげたり、数を指定するとうまくいきやすいです。このあたりは、深津さんの方法を参考にしてみてください。
するとこんな感じで返ってきます。
よくわからないのも含めて、独創的なアイデアがでました。
それに対して、もうちょっと独創的なアイデアがほしいな、とか、新社会人向けがいいんだけどな、と思ったらそれもいいます。
返ってきた答えはこんな感じです。
なかなかおもしろいですが、ちょっと案がたくさんですぎてしまっているので、実現性がなさそうなものを消しつつ、めっちゃ褒めてもらいます。
というと
会議が盛り上がってきましたが、ここらでちょっと、予算やコストの観点からの否定意見も欲しいところです。以下のように聞いてみましょう。
返信はこんな感じです。
割と、現実的な観点で否定されています。こうすると、また別の角度からアイデアを見直すことができますね。
さらにこれに対して反論、つまりはアイデアへの賛成意見を出します。今度は、また観点を変えるために、エシカルとか、環境問題への配慮などを中心にして出してもらいましょう。
どうなるでしょうか・・・。
エラーがでてしまい、4つまでしかありませんが、こんな感じになりました。
なんかこう、まあまあかな?という感じですが、観点を多くしたいだけなので気にしないでよいでしょう。
さて、ここらで、ちょっと遊びを入れてみます。たとえば、現実のブレストではなかなかない、完全に別世界の人をいれるというのができます。
こういうのも答えてくれます。こんな感じ。
ラッパーとしてのセンスはゼロですが、意外とポジティブな感じで終わって悪い気はしません。人一人をちゃんとみてたり、未来のためにコストが高くてもふんばろうぜ、という前向きな立場にに好感が持てます。
ただ、実際にこんな人いたら、会議では怒る人がいそうですよね。出演させて怒らせてみます。
大企業の専務ならなんと答えるでしょうか。
なんか説明口調だし、めちゃくちゃ大企業の専務であることを誇りに思ってそうです。さらに、ちょっとラッパーの影響を受けているのか、テンポよい発言になっています。
内容としてはまあまあで、「そうだよね」、って思いました。利益とかコストとか、個人情報保護とか、経営の立場からいってくれています。
ここらで、そろそろアイデアをまとめてほしいので、事業を形にできそうな起業家に登場してもらいましょう。
起業家なんてちゃんとまとめてくれる予感がします。どうなるかな。
さすが、起業家、なんかそれっぽい風にまとめてくれました。
さて、ブレストも長引いてきたので、そろそろまとめに入りたいところです。これらをまとめるのも、ChatGPTにお願いしちゃいましょう。
MarkDown形式で、というと、割とシンプルにまとめてくれてわかりやすいときが多いのでオススメです。コードがわかる形にしつつ、社長に提出するからシンプルにも入れています。ChatGPT4では、現時点では長過ぎるとネットワークエラーがでるので、分割してもらうようにもお願いしています。
で、出た答えがこれです。
2023-03-16
- ブレインストーミング参加者
- 議事録マスター
社会人にとって魅力的な文房具のアイデアを独創的な観点から検討
1. 香り付きインクのボールペン
2. セルフシャープニング鉛筆
3. モチベーションブースタースティッキーノート
4. 環境にやさしい再生紙ノート
5. ネットワーキング機能付き名刺入れ
- ストレス軽減やリラックス効果
- 個性的な文房具
- コストが高い可能性
- 香りに対する個人差やアレルギー問題
- 常に鋭い先で書くことができる
- 鉛筆削りの手間を省く
- コストが高い可能性
- 自動削り機構の故障やメンテナンスコスト
- 励ましやポジティブな言葉によりモチベーション向上
- 社員間のコミュニケーション促進
- 印刷コストが高い
- 効果に個人差がある
- エコ意識の向上
- 環境負荷の低減
- 再生紙のコストが高い場合がある
- 品質や耐久性の検討が必要
- 人脈作りがスムーズになる
- SNSアカウントや連絡先が自動的に保存される
- 開発コストや維持費用がかかる
- 個人情報保護の観点から懸念が生じる可能性
1. アイデア4: 環境にやさしい再生紙ノート
2. アイデア2: セルフシャープニング鉛筆
3. アイデア1: 香り付きインクのボールペン
4. アイデア3: モチベーションブースタースティッキーノート
5. アイデア5: ネットワーキング機能付き名刺入れ
10分そこらでやったブレストにしては、それなりにアイデアの元ネタになりかねない感じでまとまりました。つまりは、1時間で、こういう会議を5〜6回できてしまうというわけです。
というわけで
こんな感じのことを、好き勝手、ひたすらできるというのがChatGPTの凄みであり、一つの活用法かなと思っています。
ブレストのときは、とにかくいろいろな角度から意見があったほうがいいので、例えばこの議事録までまとまった段階で
などと聞いても
とかえしてくれます。精神性や環境との調和が大事だよね、だからそれはいいよね、みたいな感じになります。
別に仏教徒じゃなくてもいいんですが、要は資本主義から遠い立場の人であれば、また違った角度の意見になるよね、ということができます。
ここに対して、さらにギャルの意見をいれるとかもできます。
↓
どうしても、社会人や立場がある人が中心になると、環境問題大事だよね、そこがいいよね、という方向にいきがちですが、消費者の立場などから考えると、そういうのが欲しいとは限りません。
ギャルの観点いれると「オシャレなのがいいわ」とか「使うだけで楽しくなるようなアイテムがいい」みたいな本質的なことをいってくれたりします。
というわけで、これ、続けると無限にできるので、最後にめちゃくちゃにしてもらいましょう。
↓
そこはイェーイ!じゃなくてロッケンロールって言えよ!
というわけで、参考になれば!
では!